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津波、沖合で高精度予測…7年以内の実用化目標(27.10.26)



太平洋側地震津波観測網


新しい津波予測の手法

 文部科学省と防災科学技術研究所(茨城県つくば市)は、太平洋の日本海溝沿いや南海トラフ沿いで発生する恐れのある巨大地震に備え、津波予測システムを高度化する研究に来年度から取り組む。

 沖合に設置した観測網でいち早く津波をとらえて、沿岸での津波の高さや、収まるまでの継続時間などを高精度に予測する。7年以内に精度の検証など実用化のめどをつけ、津波警報に反映することを目指す。

 国は現在、地震の規模と震源の位置の二つから津波の高さと到達時間を推定し、約3分以内に最初の警報を発表する。だが、マグニチュード8を超えた地震は、正確な規模をすぐには把握できず、津波の予測が難しい。東日本大震災では、予測が過小評価になり、住民避難の遅れを招く一因になったと指摘された。
ーーー読売新聞(27.10.26)





阿蘇山噴火、60キロ離れた福岡県筑後市で降灰(27.9.14)

14日午前9時43分、熊本県の阿蘇山・中岳(1506メートル)の第1火口で噴火が発生した。
阿蘇山の中岳第1火口から上がる噴煙。奥は阿蘇市街地(14日午後1時45分、読売機から)=林陽一撮影
阿蘇山の中岳第1火口から上がる噴煙。奥は阿蘇市街地(14日午後1時45分、読売機から

 気象庁は噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げ、同県阿蘇市などは、最大で火口から約4・5キロの範囲を立ち入り禁止とした。噴煙は火口から上空2000メートルに達し、約60キロ離れた福岡県筑後市でも降灰があった。阿蘇市によると、当時3キロ内にいた約200人は避難して無事だった。
---読売新聞(27.9.14)




桜島、爆発的噴火700回 観測史上3番目の早さ(27.9.5)

噴火警戒レベルが4(避難準備)から3(入山規制)に引き下げられた桜島(鹿児島市)の昭和火口で4日午後11時43分までに6回の爆発的噴火があり、今年の爆発的噴火は計703回となった。鹿児島地方気象台によると、700回到達は1955年の観測開始以来3番目の早さ。噴煙は高さ約600~1600メートルに達した。

 桜島では今年に入って爆発的噴火が頻発し、5月30日には観測史上最も早く600回に達した。その後、ペースが落ち、噴火警戒レベルが4に引き上げられた8月15日以降はしばらく停止していたが、今月1日のレベル3引き下げの後、2日から爆発的噴火が再び起きていた。
ーーー朝日新聞(27.9.5)




阿蘇山:中岳第1火口で小規模噴火(27.9.3)

3日午後2時10分ごろ、熊本県・阿蘇山の中岳第1火口で小規模な噴火があった。福岡管区気象台によると、噴火は8月8日以来、約1カ月ぶり。阿蘇署によると、けが人の情報はない。

 気象台によると、噴煙は上空約200メートルまで上がった。火山活動の指標となる孤立型微動や火山性地震も継続して発生していることから、気象台は今後の噴火で大きな噴石が飛ぶ可能性があるとして注意を呼び掛けている。

 気象庁は昨年8月30日以降、中岳第1火口の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げており、火口周辺は立ち入り禁止となっている。(共同)
ーーー毎日新聞(27.9.3)





桜島、ごく小規模噴火…レベル引き上げ後2回目(27.8.21)

 噴火警戒レベル4(避難準備)が続く鹿児島市の桜島(1117メートル)の昭和火口で21日午後1時59分、ごく小規模な噴火が発生した。
ごく小規模な噴火が起き、噴煙を上げる桜島(21日午後1時59分、鹿児島県垂水市で)
ごく小規模な噴火が起き、噴煙を上げる桜島(21日午後1時59分、鹿児島県垂水市で)

 噴煙は火口から400メートル以上の高さまで上がり、噴火に伴う空気振動(空振)も観測された。15日のレベル引き上げ後、噴火の発生は2回目で、いずれもごく小規模。火山性地震は減少傾向にあり、21日は午後10時までに8回となっている。

 避難生活を送る51世帯77人について、鹿児島市は21日、台風15号の接近に備えた一時帰宅を23日に実施すると決めた。
ーーー読売新聞(27.8.21)





桜島、マグマ上昇で176万立方メートル膨張(27.8.19)

国土地理院は19日、噴火警戒レベルが「4(避難準備)」に引き上げられた桜島(鹿児島市)の昭和火口の地下1~2キロ・メートルの範囲が、マグマなどの上昇で176万立方メートル膨張していたと発表した。
噴火警戒レベル「4」が続く桜島(19日午後1時45分)=鹿児島地方気象台提供
噴火警戒レベル「4」が続く桜島(19日午後1時45分)=鹿児島地方気象台提供 記事へ

 地球観測衛星「だいち2号」などが観測した地殻変動のデータから、マグマなどの量を推定した。

 気象庁は「マグマなどの量は、ふだん桜島で起きている爆発的噴火よりやや大きい程度だが、いつ噴火してもおかしくない状況には変わりはない」と説明している。
ーーー読売新聞(27.8.19)




桜島の噴火警戒レベル引き上げ 避難準備が必要な4に(27.8.15)

 気象庁は15日、火山性地震が増加している桜島(鹿児島県)について、噴火警戒レベルを3(入山規制)から4(避難準備)に引き上げると発表した。桜島の昭和火口と南岳山頂火口から3キロ以内にある鹿児島市有村町と古里町では、大きな噴石の飛散や火砕流が発生する恐れがあるとして、避難の準備をするよう呼びかけている。一部住民は自主避難を始めた。
写真・図版

噴火警戒レベル4に引き上げられた桜島。山頂部には雲がかかっていた=15日午前11時56分、鹿児島市、鎌田悠撮影

 2007年に噴火警戒レベルの運用が始まって以来、桜島でレベル4になるのは初めて。記者会見した気象庁の北川貞之・火山課長によると、1986年に古里町のホテルに大きな噴石が落下し、6人が負傷した時と同規模の噴火の可能性があるが、「(溶岩が大量に流出した)大正噴火のような大規模なものは想定していない」としている。

 桜島では同日午前7時以降、昭和火口や南岳山頂直下付近を震源とする振幅の小さな火山性地震が急増し、午前10時すぎから震度1と2の有感地震も2回観測された。傾斜計などで山の急激な膨張も確認されており、火口付近にマグマが上昇した可能性が高いとして、火口から3キロ以内に重大な影響を及ぼす噴火が切迫しているとしている。

 気象庁によると、桜島は今年に入って1154回噴火し、爆発的噴火も691回を記録するなど、活発な火山活動が続いている。

 鹿児島地方気象台によると、桜島を震源とする火山性地震は15日午前7時ごろから多発し始め、「数えられないほど多い」という。予想される噴火の規模は「今後の状況次第だが、現状では(死者・行方不明者58人を出した1914年の)大正噴火規模になるとは考えていない」と話している。

 鹿児島県は15日、噴火警戒レベル引き上げを受けて災害対策本部を設置した。昭和火口及び南岳山頂火口から3キロ以内にある鹿児島市有村町、同市古里町に、噴石と火砕流に警戒するように呼びかけている。

 桜島では、今年初めから活発な活動が続いていた。3~5月には毎月100回を超す爆発的噴火を観測。6月の回数は64回、7月は14回と落ち着きを見せたが、福岡管区気象台は地下のマグマ上昇による「山体膨張(さんたいぼうちょう)」とみられる現象が続いていることから、噴煙が上空5千メートルに達した2013年8月の噴火と同程度か、それ以上の規模の噴火が起きる可能性があるとして注意を呼びかけていた。
ーーー朝日新聞(27.8.15)



大涌谷をドローンで撮影、火口で湯だまり確認(27.8.2)

神奈川県は31日、噴火警戒が続く大涌谷の半径200メートル内の火口や土砂がたまった沢の映像を公表した。

ドローンで撮影した大涌谷の半径200メートル区域内にできた沢(7月29日午前、県提供)   
ドローンで撮影した大涌谷の半径200メートル区域内にできた沢(7月29日午前、県提供)  

 7月29日に小型無人機「ドローン」を飛行させた際に撮影した映像で、初めて火口での湯だまりの発生が確認された。

 ドローンでの調査は2回目。6月20日の調査では、温泉関連施設の整備方法などを調べる目的だったが、今回は火口状況や泥流の発生源を確認するために実施された。県は今後、火山活動を観測するセンサーを半径200メートル内に設置するため、ロボット開発を進める。

 また県は、箱根町で8月16日まで行われる祭事やイベントに対し、600万円の財政支援を決めた。火山活動の影響で資金が不足しているため。黒岩知事はこの日の定例記者会見で、「多くの観光客の皆さんにこれまでと変わらない箱根を楽しんでほしい」と話した。
ーーー読売新聞(27.8.2)





諏訪之瀬島:御岳が連続的噴火 噴煙1000mに

 気象庁は30日、鹿児島県・トカラ列島の諏訪之瀬(すわのせ)島=十島(としま)村=の御岳(おたけ)(約796メートル)が連続的に噴火し、午後9時50分に噴煙が火口から高さ1000メートルに達したと発表した。福岡管区気象台などによると、1000メートルに達したのは4月25日以来。集落(33世帯72人)に被害は確認されていない。【平川昌範】
諏訪之瀬島の御岳=鹿児島県十島村で2002年、飯ケ浜誠司撮影
© 毎日新聞
諏訪之瀬島の御岳=鹿児島県十島村で2002年、飯ケ浜誠司撮影

ーーー毎日新聞(27.7.31)



火山噴火、5分以内に速報…携帯・防災無線に(27.7.28)

 気象庁は8月から、24時間体制で監視している47火山を対象に、噴火を即時に伝える「噴火速報」を開始することを決めた。

 火口が見えない場所にいる登山者や観光客らに避難を促し、噴石や火砕流などに襲われる危険を減らすのが狙い。登山者らがもつ携帯電話や山中の防災無線スピーカーへ、噴火から5分以内の情報伝達を目指す。

 噴火速報は、昨年9月に63人の死者・行方不明者が出た御嶽山(長野・岐阜県境)の噴火災害を受け、専門家を集めた気象庁の検討会で創設を提言していた。同庁は、爆発の衝撃波を検知する空振計、監視カメラなどで噴火を捉えると、自治体や報道機関、民間の気象情報会社などに速報を送る。登山者らの携帯電話へは、気象会社から配信される。山中には、携帯電話が通じない場所も少なくないため、自治体の防災無線で放送も行う。
ーーー読売新聞(27.7.28)



大涌谷の火口から噴煙…「一連の噴火の一環」(27.7.21)

気象庁は21日正午ごろ、箱根山(神奈川・静岡県境)の大涌谷おおわくだにの火口で、火山灰が混じった噴煙が上がったと発表した。

 同庁職員が現地で確認したもので、火口から噴き出す白色の噴煙に混じって、灰色の噴煙が約10秒間、約50メートルの高さまで噴き上がった。

 箱根山では6月末~7月上旬にごく小規模の噴火を繰り返している。金子隆之・東京大地震研究所助教(火山学)は「一連の噴火活動の一環だ」と話している。

 気象庁は噴火警戒レベル「3(入山規制)」を維持し、周辺約1キロで大きな噴石の飛散を警戒するよう呼びかけている。
ーーー読売新聞(27.7.21)





大涌谷上空に漂う硫黄臭…水蒸気や黒い泥水噴出(27.7.10)

火山活動が続く箱根山(神奈川・静岡県)大涌谷おおわくだにの上空を10日、本社ヘリで飛んだ。
先月末の噴火で新たにできた火口から勢いよく出る噴煙(10日午後2時21分、神奈川県箱根町で、読売ヘリから)=秋月正樹撮影
先月末の噴火で新たにできた火口から勢いよく出る噴煙(10日午後2時21分、神奈川県箱根町で、読売ヘリから)=秋月正樹撮影

 6月29~30日の噴火でできた火口や噴気孔からは水蒸気が激しく噴き出し、時折、水蒸気に混じって黒い泥水が噴き上がっていた。
先月末の噴火で新たにできた直径20メートルほどの火口から、泥水や蒸気が勢いよく噴き出ていた(10日午後2時14分、神奈川県箱根町で、読売ヘリから)=秋月正樹撮影
先月末の噴火で新たにできた直径20メートルほどの火口から、泥水や蒸気が勢いよく噴き出ていた(10日午後2時14分、神奈川県箱根町で、読売ヘリから)=秋月正樹撮影

 新しい火口の大きさは直径20メートルほど。縁には火山灰が積もり、周囲に直径数十センチ~1メートルほどの岩が転がっている。また、小さな噴気孔は硫黄が付着して黄色くなり、上空には卵が腐ったようなにおいが漂う。

 ヘリに同乗した東京大地震研究所の金子隆之助教(火山学)は「活発な火山活動が依然、続いている。地下深くのマグマが上昇してきている兆候はないが、今後もごく小規模な水蒸気爆発が起きる可能性はある」と話した。

 箱根山では7月1日にもごく小規模な噴火が発生。火山性地震はその後、日によって増減し、10日は午後3時までに1回と少なかった。ただ、気象庁は「地震回数が減ったからと言って火山活動が終息したとは言えない。しばらく様子を見る必要がある」と指摘、引き続き、噴火警戒レベル3(入山規制)を保って注意を呼びかけている。(科学部 前村尚)
ーーー読売新聞(27.7.10)





箱根山、新たに三つの噴気孔を確認 噴火は確認されず(27.7.3)

ごく小規模な噴火があった箱根山(神奈川県)の大涌谷(おおわくだに)の新噴気孔近くで、気象庁は2日、新たに三つの噴気孔を確認したと発表した。噴火は確認していないが、大涌谷の火口域では火山活動が活発な状態が続いているとして、警戒を呼びかけている。
写真・図版
箱根山の大涌谷で、新たに確認された噴気孔(右側の三つの点線円)。中央下の点線円は温泉供給施設=気象庁提供

 気象庁によると、新たな噴気孔は、6月30日に噴火が確認された新噴気孔から北西に約100メートルの付近にあり、1日にあった2回目の噴火以降にできたとみられる。白色の噴気が勢いよく上がっており、マグマの活動で地下の熱水活動が高まったためにできた可能性があるという。

 箱根山では1日早朝の噴火以降、空振計で噴火を示すような振動は捉えていない。火山性地震は1日は48回だったが、2日は午後3時までに4回に減った。(鈴木逸弘)
ーーー朝日新聞(27.7.3)



箱根山「小規模な噴火が発生」 噴火警戒レベル3に引き上げ(27.6.30)

蒸気を噴き出す大涌谷 =30日午前、神奈川県箱根町(川口良介撮影) 蒸気を噴き出す大涌谷 =30日午前、神奈川県箱根町(川口良介撮影)

 気象庁は30日、噴火警戒レベルを3(入山規制)に引き上げた箱根山(神奈川、静岡県)について、「大涌谷(おおわくだに)でごく小規模な噴火が発生したものとみられる」と発表した。

灰のようなものが、うっすらと積もった早雲山駅周辺 =30日午前、神奈川県箱根町(川口良介撮影)
灰のようなものが、うっすらと積もった早雲山駅周辺 =30日午前、神奈川県箱根町(川口良介撮影)

 気象庁は「大涌谷周辺の想定火口域から700メートル程度の範囲まで影響を及ぼす噴火が発生する可能性がある」として、噴火に伴い弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒するよう呼びかけている。

 神奈川県温泉地学研究所と気象庁は30日に現地調査を実施。大涌谷で29日に確認した新たな噴気孔の周囲で、29日の調査では確認できなかった火山灰などの噴出物の堆積による盛り上がりを確認したという。また、ロープウエー大涌谷駅付近で降灰を確認した。

 これらのことから、気象庁は大涌谷でごく小規模な噴火が発生したと判断、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げた。
ーーー産経新聞(27.6.30)



「水蒸気爆発」で地表を吹き飛ばした可能性(27.6.30)

箱根山の大涌谷おおわくだにで発生したとみられる小規模噴火について、専門家は、地下の火山ガスによって熱せられた地下水が水蒸気となって地表を吹き飛ばす「水蒸気爆発」が起きたと見ている。

 箱根山の地下8~10キロには、二酸化炭素などの火山ガスが溶けた「マグマだまり」があると考えられている。マグマだまりから出た高温の火山ガスが地下水を熱して大量の水蒸気を発生させており、水蒸気の一部は地表に噴出し、地下の浅い部分にもたまっている。

 噴火には、水蒸気爆発のほか、マグマが直接地下水に触れて生じる「マグマ水蒸気爆発」やマグマそのものが噴き出す「マグマ噴火」がある。今回の噴火について、静岡大学の小山真人教授(火山学)は「地殻変動などのデータから、マグマの上昇を示す証拠がない」と話し、水蒸気爆発の可能性が高いとの見方を示した。

 一方、噴火の規模について、金子隆之・東京大助教(火山地質学)は「一連の火山活動から考えると、噴火は小規模にとどまっている」と見る。しかし「今後はより規模の大きな噴火が起きる可能性もあり、注意が必要だ」と警告する。

 箱根山は約40万年前に活動を始めた。これまでの地質調査から、約6万6000年前には、火砕流が約60キロ離れた横浜市西部にも到達するほどの大規模な噴火を起こしている。約3000年前の水蒸気爆発では、山が崩れてその一部が川をせき止め、芦ノ湖ができた。最後の噴火は鎌倉時代の12~13世紀という。
ーーー読売新聞(27.6.30)




箱根山で初の火山性微動を観測…降下物は土砂か(27.6.29)

気象庁は29日、火山活動が続く箱根山(神奈川・静岡県境)の大涌谷おおわくだに周辺で火山性微動が観測されたと発表した。
同庁が常時観測を始めた2010年11月以降で火山性微動が確認されたのは初めて。同庁は噴火警戒レベル「2(火口周辺規制)」を維持し、引き続き警戒を呼び掛けている。

 同庁によると、箱根山では29日午前7時30分過ぎから約5分間、火山性微動を観測した。火山性地震の回数も、27~28日の2日間で7回だったが、29日は午後8時までに140回を記録。神奈川県箱根町で震度1を観測する有感地震も同日午後10時までに3回発生した。

 大涌谷周辺では同日午後、白っぽい降下物が確認された。現地調査の結果、地すべりによる土砂が大涌谷の蒸気で噴き上げられたものとみられ、噴火による噴出物ではないという。
ーーー読売新聞(27.6.29)




浅間山の噴煙、高温ガスで赤く…火映現象観測(27.6.17)

ごく小規模な噴火が16日朝に起きた浅間山(群馬・長野県境)について、気象庁は17日、火口付近の噴煙や雲が高温のガスなどで赤く照らされる「火映かえい現象」が16~17日に観測されたと発表した。

 火山活動の高まりの表れだとみられるが、同庁は「ただちに大きな噴火が起きる兆候はない」としている。

 同庁によると、火映は16日夜から17日早朝にかけて、高感度カメラで観測された。火山ガスの熱によるとみられる。また、16日の火山性地震も143回に達した。1日の地震回数が100回を超えたのは、2010年1月以来。ただ、大きな地殻変動などは確認されておらず、同庁は「今後の噴火も小規模なものと見込まれる」としている。
ーーー読売新聞(27.6.17)






小規模噴火 繰り返す恐れ 浅間山(27.6.17)

 気象庁は十六日午後、浅間山(群馬、長野県)で同日午前九時半に、ごく小規模な噴火が起きたことを確認したと発表した。マグマの上昇は確認されていないが、火山性の地震が続くなど活動は高まったまま。今後は地殻変動など新たな動きに注意が必要だという。 

小規模な噴火が発生した浅間山の火口付近=16日午後0時46分、長野・群馬県境で、本社ヘリ「あさづる」から(平野皓士朗撮影)

 浅間山では、東京大地震研究所が独自に地震計やカメラなどを置いて観測研究を続けている。地震研によると、空気の振動を観測する空振計が火口近くにあり午前八時五十分、弱い振動を記録した。

 振動は午前十一時半ごろまで断続的に続いた。同時に赤外線カメラで、高温の物質が繰り返し噴き出るのが確認できたという。

 武尾実・東大地震研教授(火山地震学)は「空気の振動はごく小さく、爆発的な噴火ではない。高温のガスと火山灰の噴出が、だらだらと続いた」と推測。「火山灰を詳しく分析する必要があるが、マグマを含まない水蒸気噴火ではないか」とみる。

 浅間山のマグマだまりは火口から西へ七キロほど離れた地点の地下四~十キロにあると推定されている。

 武尾教授は「今後、ごく小規模の噴火を何回か繰り返す可能性が高い。マグマの移動を示す地殻変動が観測されれば、より規模が大きい噴火も想定しなければならない」と話している。 (榊原智康)
ーーー東京新聞(27.6.17)





蔵王山、警報解除検討…御嶽山はレベル下げ議論(27.6.15)

気象庁火山噴火予知連絡会(会長=藤井敏嗣・東京大学名誉教授)は15日、今年4月に活動が活発化した蔵王山(宮城・山形県境)について「一時期ほど活動性が高い状態ではない」との見解をまとめた。

 昨年9月に水蒸気爆発した御嶽山(長野・岐阜県境)は噴火の警戒範囲を、現在の「火口から2キロ・メートル(一部2・5キロ)」から「火口周辺」に縮小する案を示した。

 これを受け、気象庁は二つの火山の地元自治体の防災態勢が十分かどうか見極めたうえで現状の警戒体制を見直す。噴火警戒レベルが導入されていない蔵王山は現行の「火口周辺警報」の解除を検討する。蔵王山は今年5月下旬から地震が減少している。

 御嶽山は噴火警戒レベルを現行の「3」(入山規制)から「2」(火口周辺規制)への引き下げを議論する。御嶽山では、マグマや熱水の活発な動きを示す火山性微動が昨年12月以降、観測されていない。
ーーー読売新聞(27.6.15)





富士山、噴火避難4ルート 山梨県が設定(27.6.11)

富士山の突発的な噴火に備え、山梨県は4日、山梨側の登山者らの避難の方向や経路を示す「避難ルートマップ」の素案をまとめ、県防災会議富士山火山部会に提示した。富士山有料道路(富士スバルライン)と、5合目から麓に至る滝沢林道、吉田口登山道を主要な避難路に位置づけ、徒歩を前提に四つの避難パターンを設定した。昨秋の御嶽山の突発的噴火を機に富士山での対策に着手したもので、県はマップを軸に避難対策を強化する方針。一方で専門家からは、土地勘のない登山者が現在地を把握する対策や事前周知など、避難の実効性を高める上での課題が指摘された。〈古守彩、青柳秀弥〉
富士山、噴火避難4ルート 山梨県が設定
マップは、2006年に作製した富士山火山防災避難マップ(ハザードマップ)を基に作製。過去の噴火データを踏まえ、火口のできる位置に応じた4パターンで、それぞれ溶岩流や火砕流、噴石、降灰が及ぶ範囲を示している。
 パターンごとに、溶岩流の流下により富士スバルラインなどの避難路が寸断されることを想定。噴火時の登山者らの居場所によっては、麓側へ向かうだけでなく、山側へ避難することも求めている。
---山梨日日新聞(27.6.12)危険な火山情報


富士山噴火 そのときは 初の避難地図 山梨県が策定(26.6.11)

山梨県は十一日、富士山の突発的な噴火を想定した避難ルートマップを初めて策定し、ホームページで公開する。千~千七百年前に発生した噴火を基に、山梨側で予想される四パターンに分け、それぞれのケースで逃げるべき方向を矢印で示した。県によると、登山者や観光客向けに避難路を示したマップは全国の火山でも珍しいという。

 夏山シーズンには近年、三十万人前後が富士登山に訪れ、そのうちの六割が山梨側の吉田口から登る。五合目付近を散策する観光客も多く、万一の場合には混乱も予想される。県は入山者にマップの持参を呼び掛け、安全に避難するための目安にしてもらいたい考えだ。十一日に県のホームページで公表した。

 富士山は噴火する可能性がある場所が複数あり、予知や防災が難しいとされる。マップでは避難路のほか、火口の場所に応じて噴石や火山灰が到達する可能性がある範囲も示した。既存路を下山するケースのほか、複数の火口が連なる火口列や溶岩流が道を分断した場合、いったん山頂方向へ登るケースもある。

 噴火パターンは(1)山頂西側に火口ができ、西方向に流れた溶岩流が富士スバルラインを分断(2)火口列が同ラインを分断し、溶岩流が北西方向に流れる(3)火口列が同ラインを分断し、溶岩流が北北西と北北東方向に流れる(4)火口が吉田口登山ルート付近にでき、北東方面に流れた溶岩流が林道滝沢線を分断-の四通り。

 山梨県はこれまで麓の住民向けに噴火時のハザードマップを作成していたが、昨年九月の御嶽山(おんたけさん)噴火をきっかけに入山者の安全確保策を検討。徒歩で避難できる登山道や林道の現地調査を進めていた。

写真
ーーー東京新聞(27.6.11)危険な火山情報




浅間山、小規模噴火の恐れ…警戒レベル引き上げ(27.6.12)

浅間山(群馬・長野県境)で小規模な噴火の可能性が高まったとして、気象庁は11日、噴火の危険度を5段階で示す噴火警戒レベルを「1(活火山であることに留意)」から「2(火口周辺規制)」に引き上げた。

 地元の群馬県嬬恋村と長野県小諸市は、火口から半径500メートルだった立ち入り禁止区域を約2キロに拡大し、警戒を呼び掛けている。

 浅間山の警戒レベルが2になるのは2010年以来5年ぶり。約2キロ圏内には住宅や観光施設はない。地元自治体のうち、長野県軽井沢町は一部を除き、既に半径4キロを立ち入り禁止としている。

 浅間山では火口真下の浅い場所を震源とする火山性地震が4月以降増加し、5月の地震回数は計986回に達した。火山ガスの放出量も、5月までは1日あたり推計100トン程度だったが、今月8日に同500トンに、11日は同1700トンまで急増したという。

 浅間山はこの約100年間で50回以上の噴火を繰り返しており、直近では09年5月に噴火している。同庁は「生活圏に影響するほどの大規模な噴火の可能性は低い」としている。
---読売新聞(27.6.12)




箱根山・大涌谷「蒸気やや弱まっている」気象庁(27.6.5)

火山活動が高まっている箱根山(神奈川・静岡県境)について、気象庁は5日、大涌谷おおわくだにでは「蒸気の勢いがやや弱まっている」と発表した。

 ただ火山活動に伴う地殻変動は続いており、小規模な水蒸気爆発が起きる可能性はあるとして、注意を呼びかけている。

 発表は、気象庁が4日に大涌谷周辺で蒸気の状態などを観測した結果に基づいたもの。蒸気の勢いや音などが、前回調べた5月21日に比べ、やや弱まっていたという。火山性地震の発生回数も5月中旬には1日当たり最大400回を超えたが、下旬以降は50回を下回る日が続いている。やや弱いとの評価は、5月6日に噴火警戒レベルを「2」に引き上げて以降、初めて。

 ただ、気象庁は火山活動そのものは落ち着いていないとして、「警戒レベルの引き下げには至らない」と話している。
ーーー読売新聞(27.6.5)



口永良部、噴火「マグマ水蒸気爆発」、避難「年単位も」(27.5.30)

鹿児島県屋久島町・口永良部くちのえらぶ島の新岳しんだけ(626メートル)の噴火について、気象庁の火山噴火予知連絡会(会長=藤井敏嗣としつぐ・東京大名誉教授)は30日、火山学者らによる拡大幹事会を開き、マグマが地下水に直接触れて起きる「マグマ水蒸気爆発」との見解をまとめた。

 地下のマグマの一部しかまだ噴出していないと推定。委員の井口正人・京都大教授は記者会見で、避難が長期化する可能性について「年単位も考えなければならない」と述べた。

 幹事会では、地殻変動の観測データから、同島の地下には噴火直前に約400万立方メートルのマグマがたまっていたと推定した。分析した火山灰に含まれるマグマ物質は少なく、噴出したマグマ量を100万立方メートル未満と見積もった。このため、藤井会長は「今回より大きい噴火が起きる可能性が十分にある」と説明した。

 同島の火山活動を監視してきた井口教授は「(死者8人が出た)1931~34年の活動に似ている。火砕流や、噴石が弾道を描いて吹き飛ぶような大きな噴火が考えられる」と指摘。住民の帰還については「地震や火山ガスの噴出などが減らないと帰島は難しい。1週間で帰るのはあり得ない。最悪の場合、年単位も考えなければならない」と説明した。

 気象庁はこの日、地震が激減したことなどから、「連続噴火が停止した模様」と発表した。しかし、藤井会長は「小康状態だと思ってほしい。噴火が終わったわけではない」と注意を呼びかけた。予知連は今後、観測装置の増強などを行う。
ーーー読売新聞(27.5.30)






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