放射線汚染は、放出量は平成23年9月から半減して毎時約1億ベクレルとなり、事故時の約800万分の1に減少した。、健康に害がないと言う見解が報道され、いつの間にか放射線に慣れてしまった。 拡散した放射物質は、風雨で表土に落ち、条件によりホットスポットを思いがけないところに作る。河に流れた放射線汚染は河口に蓄積され、プランクトン、小魚、魚から人間へと、食物連鎖で汚染サイクルができる。 得たいの知れない汚染がじわじわと拡散している様だ。 腹を据えて、除染や対策を確実に実行するか、チェルノブイリのように永久に規制するか決断の時がきている。


平成24年5月12日

 天然ナマズで基準超放射性セシウム


埼玉県吉川市の川で採取された天然のナマズから、国の新しい基準を上回る放射性セシウムが検出され、埼玉県は天然のナマズを捕ったり食べたりしないよう呼びかけています。

ナマズ 高濃度セシウム汚染 埼玉県 中川

埼玉県は今月1日、吉川市の中川の新川橋の近くで採取した天然のナマズから、国の新しい基準の1キログラム当たり100ベクレルを上回る130ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表しました。
埼玉県によりますと、この流域では漁業者によるナマズ漁は行われておらず、市場には流通していないということです。
埼玉県は埼玉東部漁業協同組合や吉川市などを通じて、釣りをする人などに対して周辺でナマズを捕ったり食べたりしないよう呼びかけています。
一方、埼玉県が吉川市など合わせて3か所で池で養殖されているナマズを調べたところ、いずれも国の基準を下回ったということです。
埼玉県は今後、中川の流域で重点的にナマズの調査を行い、放射性セシウムの値を確認することにしています。
--NHK(24.5.12)





平成24年5月10日

ツバメの巣から140万ベクレル 離れれば「影響なし」


環境省は23日、東京電力福島第1原発から約3キロ離れた福島県大熊町にある建物の壁で採取したツバメの巣から、1キログラム当たり約140万ベクレルの放射性セシウム(セシウム134と137の合計)を検出したと発表した。

つばめの巣に高濃度放射線

 環境省によると、巣はセシウム濃度が高い付近の田んぼの泥や枯れ草を集めて作ったとみられる。千葉市の放射線医学総合研究所(放医研)に運び、巣表面の放射線量を測定すると毎時2・6マイクロシーベルトだったが、約50センチ離れると同0・08マイクロシーベルトに下がったことから、同省は「近づかなければ巣による人への影響は無視できると考えられる」としている。

 調査は、事故による生態系への影響を調べようと放医研などと連携。昨年11月から、原発20キロの警戒区域内外で、放射線の影響を受けやすいとされる動植物を中心に選定、調査した。
---産経新聞(3.23)


原発事故でツバメに影響? 野鳥の会が全国調査


日本野鳥の会は9日、生息数の減少が指摘されているツバメに、東京電力福島第1原発事故で放出された放射性物質の影響が出ていないかをみる全国調査を10日から始めると発表した。市民の参加を呼びかけている。

 旧ソ連のチェルノブイリ原発事故後、ツバメの尾の変形や体の色素の異常が多くなったほか、産卵数やふ化率の減少も目立つようになったとの報告がある。第1原発近くのツバメの巣から高濃度の放射性セシウムも検出されており、国内でも影響が出ていないか調べる。調査は3年間の予定で、今年7~8月ごろに中間結果を公表する。

 同会のウェブサイトに10日から開設される特設ページから回答する。

 俳優で同会会長の柳生博さんは記者会見で「ツバメは里山のシンボルだが、減っているとの声が多い。多くの情報をもらい、人と自然との関わり方を考え直すことにつなげたい」と話した。
---産経新聞(24.5.9)



福島第1原発事故 放射線の被害は? ツバメの巣で影響調査−−山階鳥類研究所

東京電力福島第1原発事故で放出された放射性物質の鳥類への影響を調べるため、「山階鳥類研究所」(千葉県我孫子市)が日本各地で今年できたツバメの巣の収集を始めた。チェルノブイリ原発事故ではツバメで奇形の発生などが報告されているが、放射線が野生動物へ及ぼす影響の研究は進んでおらず、「調査で影響解明の手掛かりをつかみたい」という。

ツバメの巣から140万ベクレル
燕の巣、泥でできたツバメの巣は放射性物質による汚染が懸念されている、岩手県陸前高田市(2011年4月16日

 鳥類は食物連鎖の頂点の一つに位置しており、餌を通して濃縮された放射性物質を口にし内部被ばくする可能性がある。特にツバメは放射性物質の集まりやすい水たまりの泥で巣を作るため、ヒナに大きな被害を及ぼすと懸念されている。

 同研究所はツバメの巣に含まれる放射性物質を測定することで、ツバメの汚染状況を推定し、生態系への影響を知る手掛かりにする。福島県を中心に全国の野鳥の会の会員らに呼びかけ、巣があった場所や周辺の環境などの記録を巣と一緒に送ってもらう。集めた巣は国立環境研究所で測定し、各地点の汚染度合いを調べる。

 86年のチェルノブイリ原発事故では、周辺に生息するツバメで白血球の減少や脳の容積の縮小、個体数の減少などが報告され、25年たった今も影響が出ているという。
---毎日新聞(23.12.26)




平成24年5月9日

 中禅寺湖のニジマスなど新基準超のセシウム(24.3.9)

県は8日、中禅寺湖のニジマスや鹿沼市のヤマメなどから、4月から施行される国の新基準(1キロあたり100ベクレル)を超す放射性セシウムが検出されたと発表した。県は関係する5漁業団体に釣りや漁の解禁延期を要請した。
 県生産振興課によると、中禅寺湖(日光市)のニジマス、ブラウントラウト、ヒメマスから168・9~280ベクレル、思川(鹿沼市)のウグイから102・9ベクレル、ヤマメは男鹿川(日光市)で115・8ベクレル、荒井川(鹿沼市)で133・7ベクレルがそれぞれ検出された。県は荒井川漁協、おじか・きぬ漁協、湯西川漁協、中禅寺湖漁協、粕尾漁協にこれらの魚の捕獲自粛や漁の延期を要請した。
 この問題は同日の県議会農林環境委員会でも取り上げられ、神谷幸伸委員(とちぎ自民党議員会)は各地で漁の解禁が延期されている事態を踏まえ、「(釣った魚を川に戻す)キャッチアンドリリースを認めてほしい。釣り文化を守ってほしい」と県側に要望した。
--朝日新聞栃木版(24.3.9)

中禅寺湖 マス釣り セシウム汚染
24年5月1日中禅寺湖釣り解禁だが、人もまばら


 各地の渓流魚の放射能汚染調査・公表分を見やすく詳細情報


ヤマメ、イワナの渓流釣り解禁を直前に控えて、「渓流魚の放射能汚染を調べなさい」というお触れが出ていたらしい。2月後半から一斉に、各都県でヤマメ、イワナの放射性物質検査が行われている。その結果を調べて以下にまとめた。(フライの雑誌社)

ニジマス セシウム汚染 日光
ニジマス

4/25 公表分まとめ(PDF)
思川 栃木市 アユ <20ベクレル/kg 4/24 
黒川 那須町 ウグイ 400ベクレル/kg 4/24 採捕自粛要請
大芦川 鹿沼市 ウグイ 142.3ベクレル/kg 4/24 採捕自粛要請
中禅寺湖 日光市 ヒメマス 169.8ベクレル/kg 4/20
中禅寺湖 日光市 ニジマス 147.2ベクレル/kg 4/20
中禅寺湖 日光市 ブラウントラウト 156.4ベクレル/kg 4/20
小百川 日光市 イワナ 41.9ベクレル/kg 4/20
小百川 日光市 イワナ 105.3ベクレル/kg 3/28
思川 鹿沼市 ウグイ 68.3ベクレル/kg 3/27 自粛要請解除  
粟野川 鹿沼市 ヤマメ 67.8ベクレル/kg 3/27 解禁延期解除 
鬼怒川 日光市(鬼怒川温泉滝) ヤマメ 396ベクレル/kg 3/26
渡良瀬川 日光市 ヤマメ 90.4ベクレル/kg 3/23 解禁延期解除
箒川 那須塩原市(金沢) ヤマメ 284ベクレル/kg 3/16
男鹿川 日光市川治温泉 ヤマメ 223.8ベクレル/kg 3/12
男鹿川 日光市 ヤマメ 94.2ベクレル/kg 3/12
箒川 那須塩原市 ヤマメ 10.8ベクレル/kg 3/9
荒川 塩谷町 ヤマメ 12.9ベクレル/kg 3/6
中禅寺湖 日光市 ヒメマス 195.7ベクレル/kg 3/2
中禅寺湖 日光市 ニジマス 168.9ベクレル/kg 3/2
粟野川 鹿沼市 ヤマメ 61.1ベクレル/kg 3/2
渡良瀬川 日光市 ヤマメ 95.5ベクレル/kg 3/1
箒川 那須塩原市 ニジマス ND 2/28
中禅寺湖 日光市 ブラウントラウト 280.0ベクレル/kg 2/24
男鹿川 日光市 ヤマメ 115.8ベクレル/kg 2/24
男鹿川 日光市 ニジマス 24.3ベクレル/kg 2/24
箒川 那須塩原市 ヤマメ 155.7ベクレル/kg 2/24
那珂川 那須塩原市 ヤマメ 202.7ベクレル/kg 2/21
荒井川 鹿沼市 ヤマメ 133.7ベクレル/kg 2/21
荒川 塩谷町 ヤマメ 224.9ベクレル/kg 2/20
小百川 日光市 イワナ 269ベクレル/kg 2/20
小百川 日光市 ヤマメ 215.7ベクレル/kg 2/20
粟野川 鹿沼市 ヤマメ 248ベクレル/kg 2/17
養殖 塩谷町/鹿沼市 ヤマメ ND 3/2
養殖 ヤシオマス ND 3/5


マス セシウム汚染
セシウム汚染のマス

※放射性物質検査結果を「作物別」及び「市町村別」掲載に変更。淡水魚は9種。魚種ごと、地域ごとでのきめ細かい対応へつながってほしい
栃木県の釣りへの対応
※新基準値(100Bq/Kg)超の汚染魚が出た釣り場では「解禁延期ならびに採捕自粛を漁協へ要請」
※「渓流魚等の解禁延期を要請した河川・湖沼において、一定の条件のもと区域を限定した渓流魚等のキャッチ&リリースを試行することとしました」3/16
※放射能汚染で渓流解禁延期。「どんな条件なら釣りができるのか」、栃木県に取材した 3/21
※渓流魚解禁延期の要請を解除する区域 3/30
(1)那珂川本支流(大田原市矢組堰より上流の区域)
(2)鬼怒川本支流(茨城県境より上流日光市佐貫頭首工までの区域)
(3)大谷川(日光市国道122号線細尾大橋より上流華厳滝滝壺までの区域)
(4)粟野川及び南摩川
※中禅寺湖漁協から2012年解禁延期のお知らせ 4/6
「苦渋の決断と致しまして解禁延期要請を受け入れる事となりました。今後、皆様の要望等を踏まえつつ、行政、各関係機関と連携を図り、マス釣りの聖地・中禅寺湖の一日も早い解禁復活を目指して全力を尽くして参りますので、皆様のご理解を賜りますようお願い申し上げます。 今後につきましても、ご指導、ご助力を重ねてお願い申し上げます。尚、今後の方針では魚類検査を定期的に行い、放射性物質基準値以下になった場合や行政、各関係機関の協議の結果等しだいにより速やかに解禁したいと思いますので、ご理解申し上げます。」
※「荒井川本支流」における渓流魚(ヤマメ及びニジマス)の解禁延期要請を解除 4/10
2月21日 133.7 → 3月21日 58.9 → 3月27日 33.3 → 4月5日 68.8 → 4/10解除
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群馬県 4/27
養殖場 藤岡市 ヤマメ 4.9ベクレル/kg 4/18
四万川 中之条町 イワナ 440ベクレル/kg 3/19
上沢渡川 中之条町 ヤマメ 131ベクレル/kg 3/18
泉沢川 東吾妻町 ヤマメ 65ベクレル/kg 3/16
赤城白川 前橋市 ヤマメ 350ベクレル/kg 3/12
三波川 藤岡市 ヤマメ 13.6ベクレル/kg 3/12
養殖場 川場村 ニジマス 5.1ベクレル/kg 3/12
釣り堀 川場村 ニジマス 2.0ベクレル/kg 3/12
金井川 東吾妻町 ヤマメ 125ベクレル/kg 3/12
桜川 ヤマメ 299ベクレル/kg 2/27
沼尾川 伊香保町 ヤマメ 336ベクレル/kg 2/27
烏川 イワナ 166ベクレル/kg 2/27
薄根川 ヤマメ 257ベクレル/kg 2/27


ヤマメ セシウム汚染
ヤマメ・渓流釣り

※群馬県の釣りへの対応:新基準値(100Bq/Kg)超の汚染魚が出た釣り場では「釣獲魚(ヤマメ・イワナ)を全て再放流し、食用としないことの徹底を漁協へ確認」。
※9河川・湖沼へ渓流釣り自粛要請 水産物の採捕自粛および再放流について 3/26
※群馬県内ヤマメ・イワナ・ウグイの採捕自粛および再放流の要請水域マップ 3/27
※放射性物質未調査のため、以下の河川では再放流を要請
利根川(烏川合流から藤原ダム下流端までの本流および藤原ダム下流端から上流の本支流)
吾妻川{利根川合流から中之条町竜ヶ鼻橋までの本流および中之条町竜ヶ鼻橋から上流の本支流(熊川と大沢川を除く)}
渡良瀬川(高津戸ダム下流端から栃木県境までの本流)
※ヤマメ(養殖を除く)に関する出荷制限 4/27
吾妻川(支流を含む。ただし、岩島橋から東京電力株式会社佐久発電所吾妻川ダムまでの区間に限る。)/薄根川(支流を含む。)/小中川(支流を含む。)/桃ノ木川(支流を含む。)
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岩手県 4/27発表
砂鉄川水系 一関市 イワナ 130ベクレル/kg 4/27
磐井川水系 一関市 ヤマメ 48ベクレル/kg 4/27
広瀬川水系 奥州市 ウグイ 180ベクレル/kg 4/27
盛川 大船渡市 ヤマメ 45ベクレル/kg 4/9 
気仙川 住田町 ウグイ 151ベクレル/kg 3/26
衣川 奥州市 ヤマメ 178ベクレル/kg 3/24
磐井川 一関市 イワナ 171ベクレル/kg 3/24
磐井川 一関市 ヤマメ 101ベクレル/kg 3/24
砂鉄川 一関市 イワナ 139ベクレル/kg 3/24
大川 一関市 ウグイ 189ベクレル/kg 3/24
平出川 雫石町 イワナ 6.4ベクレル/kg 3/15
小烏瀬川 遠野市 イワナ 58ベクレル/kg 3/15
小烏瀬川 遠野市 ヤマメ ND 3/15
和賀川 北上市 ヤマメ 12ベクレル/kg 3/15
和山川 釜石市 イワナ 96ベクレル/kg 3/14
平出川 雫石町 ヤマメ 8.5ベクレル/kg 3/14
砂鉄川 一関市 ウグイ 240ベクレル/kg 2/27
矢作川 陸前高田市 ウグイ  225ベクレル/kg 2/27
矢作川 陸前高田市 イワナ 155ベクレル/kg 2/27
砂鉄川 一関市 ヤマメ 113ベクレル/kg 2/27
矢作川 陸前高田市 ヤマメ 88ベクレル/kg 2/27


イワナ

※気仙川水系のウグイ、胆沢川水系のウグイ、衣川水系のヤマメ、磐井川水系のイワナとヤマメ、砂鉄川水系のイワナとウグイ、大川水系のウグイについて、4月1日から釣り自粛を要請。 3/29
※胆江河川漁業協同組合に対し、新たに広瀬川水系のウグイの採捕自粛を要請しました。4/27
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宮城県 4/19
雉子尾川(丸森町佐野) ヤマメ 271ベクレル/kg 4/19
横川(仙台市青葉区) イワナ 198ベクレル/kg 4/19
阿武隈川(丸森町金山) ウグイ 407ベクレル/kg 4/19 
澄川(蔵王町) イワナ 50ベクレル/kg 4/13
雉子尾川(丸森町) ヤマメ 85ベクレル/kg 4/13
雉子尾川(丸森町) ヤマメ 172ベクレル/kg 4/6
五福谷川(丸森町) ヤマメ 91ベクレル/kg 3/30
雉子尾川(丸森町) ヤマメ 130ベクレル/kg 3/30
澄川(蔵王町) イワナ 69ベクレル/kg 3/30 
阿武隈川水系 内川(丸森町) ヤマメ 82ベクレル/kg 3/30
澄川支流小阿寺沢(蔵王町) イワナ 110ベクレル/kg 3/16 
阿武隈川水系 内川(丸森町) ヤマメ 120ベクレル/kg 3/9
阿武隈川水系 内川(丸森町) ヤマメ 110ベクレル/kg 2/29
阿武隈川水系 湯川(白石市) ヤマメ 89ベクレル/kg 2/29


ヤマメ

※仙台市青葉区大倉(横川)のイワナ(天然),丸森町佐野(雉子尾川)のヤマメ(天然)及び丸森町金山(阿武隈川)のウグイ(天然)について,国の定める基準値を超える放射性セシウムが検出されたため,関係者に採捕自粛を要請しています。 4/19

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福島県 4/19
長瀬川支流達沢川 猪苗代町 247ベクレル/kg 4/4
小川 福島市 ヤマメ 320ベクレル/kg 4/4
産ヶ沢川 桑折町 ヤマメ 810ベクレル/kg 4/4
産ヶ沢川 桑折町 イワナ 840ベクレル/kg 4/4
阿武隈川 西郷村 イワナ 300ベクレル/kg 4/4
野尻川(阿賀川水系) 昭和村 イワナ 350ベクレル/kg 3/27
摺上川(阿武隈川水系) 福島市 イワナ 350ベクレル/kg 3/27
桧原湖 北塩原村 ウグイ 570ベクレル/kg 3/27 
新田川 飯舘村 ヤマメ 18,700ベクレル/kg 3/18採捕
※18,700ベクレルは海を含めてこれまでの魚からの検出値で最高。昨年4月のコウナゴ14,400ベクレルをヤマメが超えた。
太田川 南相馬市 ヤマメ 2,070ベクレル/kg 3/23採捕
大石川(阿武隈川水系) 伊達市 ヤマメ 1130ベクレル/kg
産ケ沢川(阿武隈川水系) 桑折町 ヤマメ 760ベクレル/kg
杉田川(阿武隈川水系) 大玉村 ヤマメ 360ベクレル/kg
白子川(久慈川水系) 棚倉町 ヤマメ 290ベクレル/kg
安達太良川(阿武隈川水系) 大玉村 ヤマメ 250ベクレル/kg
四時川(鮫川水系) いわき市 ヤマメ 60ベクレル/kg
大石川(阿武隈川水系) 桑折町 イワナ 360ベクレル/kg
五百川(阿武隈川水系) 郡山市 イワナ 106ベクレル/kg
野尻川(阿賀川水系)  金山町 イワナ 66ベクレル/kg
福島市 イワナ(養殖) <16.5ベクレル/kg

※福島県の釣りへの対応 4/19
※猪苗代湖及び猪苗代湖に流入する河川(長瀬川は酸川との合流点から下流の部分に限る)の「ヤマメ(養殖により生産されたものを除く)」、「ウグイ」及び大塩川(支流を含む)の「イワナ(養殖により生産されたものを除く)」について、採捕を差し控えるよう要請しました。 4/18

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茨城県 4/6発表
花園川水沼ダム上流 北茨城市 ヤマメ 240ベクレル/kg 4/6
花園川水沼ダム上流 北茨城市 イワナ 330ベクレル/kg 4/6
花園川 ヤマメ 200ベクレル/kg 3/18
花園川 イワナ 330ベクレル/kg 3/18
霞ヶ浦 ウナギ 104ベクレル/kg 3/16
久慈川水系 八溝川(大子町) ヤマメ 54ベクレル/kg 3/2

※茨城県の釣りへの対応 3/30

「渓流魚の放射能汚染を調べなさい」というお触れが出ていたらしい。2月後半から一斉に、各都県でヤマメ、イワナの放射性物質検査が行われている。その結果を調べて以下にまとめた。_ 

千葉県 4/19
養殖 佐倉市 アユ 16ベクレル/kg 4/6 
手賀沼 コイ 330ベクレル/kg 4/6
手賀沼 モツゴ 110ベクレル/kg 4/6
手賀沼 フナ 400ベクレル/kg 3/19

アユ

※千葉県の対応「手賀沼漁協及び我孫子手賀沼漁協に対し、フナの出荷を自粛するよう要請しました。」 3/19
※手賀沼漁協「調べたのはマブナ。手賀沼での釣りは禁止していない。釣り人にはモツゴと同様、フナを食べないようにお願いしている。ヘラブナを食べる人はいない。」 3/21
※手賀沼で漁獲されるモツゴ・フナ・コイについては、基準値の放射性セシウム100ベクレル/kgを超えているため、県ではモツゴ・フナ・コイについて出荷の自粛を要請しており、地元漁協では全ての魚種の出荷を自粛しています。手賀沼で釣りをされる方は、釣ったモツゴ・フナ・コイを食べることを控えて下さい。また、釣り上げたものはできる限りその場で放すよう、また、持ち帰る場合は他の河川等に放流しないようお願いいたします。 4/13

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東京都 3/1発表まで
多摩川水系秋川 あきる野市 ヤマメ 81ベクレル/kg
多摩川水系峰谷川 奥多摩町 ヤマメ 17.4ベクレル/kg
多摩川水系浅川 八王子市 ヤマメ 33ベクレル/kg
多摩川水系日原川 奥多摩町 ヤマメ 29ベクレル/kg
多摩川水系日原川 奥多摩町 イワナ 28ベクレル/kg
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神奈川県 2/21発表
相模川水系本谷川 清川村 ヤマメ 33ベクレル/kg
酒匂川水系狩川 南足柄市 ヤマメ 27ベクレル/kg
酒匂川水系皆瀬川 山北町 ヤマメ 37ベクレル/kg
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埼玉県 2/23発表
中津川 秩父市 ヤマメ ND(20Bq未満) 
有間川 飯能市 ヤマメ ND(20Bq未満) 
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山梨県 2/23発表
桂川 ニジマス ND(3〜8Bq未満)
小菅川 イワナ ND(3〜8Bq未満)
須玉川 アマゴ ND(3〜8Bq未満)
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---フライの雑誌社(24.5.1)


霞ヶ浦近辺・備前川の泥土、9550ベクレル 霞ヶ浦まで1.65キロ  


 霞ヶ浦の水質浄化に取り組むNPO法人「アサザ基金」(飯島博代表)は30日、霞ヶ浦に流れ込む5本の河川の泥土について、土浦市内などの下流域で測定した放射性セシウムの濃度を発表した。飯島代表は「放置できない高い濃度で、数十万人の水源地が汚染される前に対策を」と訴えている。
 アサザ基金は今月8日以降、霞ヶ浦に注ぐ34河川について、9市町村の42力所で川底から泥土のサンプルを採取。測定が終わった5河川、5ヵ所について、乾燥重量1キロ当たりのセシウム濃度を発表した。
 最も高かったのは、土浦市街地の備前川で、霞ヶ浦まで1・65キロの小松橋付近の9550ベクレルだった。この数値は、焼却灰の埋め立て処理に際し国が問題ないとしている8千ベクレルを超える。
次いで高かったのは、河□まで3キロの美浦村・勝橋の清明川で、6250ベクレルだった。
一方、昨年10月の環境省の調査で5500ベクレルあった土浦・神天橋の新川では1260ベクレルと低くなっていたが、「セシウムが湖に流れ込んだと考えられる」と飯島代表。1級河川の桜川は土浦橋で162ベクレルと低かったことについても、「川が大きくて流れが速い分、より早く湖へ移動した」とみている。
 飯島代表は「セシウムが湖に入ったら除染は不可能。凝固剤などでセシウムを吸着したり、ネットを張ったりして流入を阻止する必要がある。逆水門を極力開放するなどの対策も急がれる」と話している。
---朝日新聞(24.3.31)


ワカサギ汚染マップ・更新



ワカサギの汚染マップ(24.1)
ワカサギの汚染マップ 24.1


ワカサギ釣り 持ち出し禁止
ワカサギ釣り・赤城山

ワカサギ セシウム汚染
釣れたワカサギは持ち出せない。

桧原湖のワカサギ、秋元湖のワカサギ、秋元湖のイワナ・ヤマメの放射性セシウム濃度
ワカサギセシウム汚染状態
ーーーコンタンのブログ(24.4.20)




平成24年5月7日

2・3号機取水口濃度変化なし


東京電力福島第一原子力発電所の2号機と3号機の取水口付近で、5日に採取された海水に含まれる放射性物質の濃度は、前の日から大きな変化はありませんでした。

福島第一原発の周辺では、東京電力が、去年4月と5月に高い濃度で放射性物質が検出された2号機と3号機の取水口付近などで、海水の測定を行っています。
5日に2号機の取水口付近で採取した海水に含まれる放射性物質の濃度は、1cc当たりセシウム134が国の基準の0.47倍の0.028ベクレル、セシウム137が基準の0.46倍の0.041ベクレルでした。
また、3号機の取水口付近では、セシウム134が国の基準の1.8倍の0.11ベクレル、セシウム137が基準の1.8倍の0.16ベクレルでした。
2号機、3号機付近ともに、前の日から大きな変化はありませんでした。
一方、福島第一原発周辺の沿岸での調査は、5日は悪天候のため中止になりました。
--NHK(24.5.7)

3号機取水口 放射線 0.11ベクレル 24.5.5
3号機取水口

2号機取水口 放射線 0.028ベクレル 24.5.5
2号機取水口

2.3号機取水口 位置図
2・3号機取水口 断面位置図




平成24年5月2日



セシウム 9県52品目100ベクレル超 新基準1カ月


食品中の放射性セシウムの新基準値が適用されて一日で一カ月。一般食品で新基準値(一キログラム当たり一〇〇ベクレル)を超えたのは、岩手、宮城、山形、福島、茨城、栃木、群馬、千葉、神奈川の九県の五十二品目・三百四十二件に上ることが四月二十七日時点の本紙の集計で分かった。検査数は一万三千五百七十三件で、新基準値超えは約2・5%だった。

食品のセシウム新基準 52品目 100ベクレル超過

 一〇〇ベクレル超えの食品のうち、三月までの暫定規制値(同五〇〇ベクレル)を超えたのは、岩手、宮城、福島、茨城、栃木、千葉の六県の十九品目・六十七件。

 新基準値になったことで、出荷停止の対象となる品目や地域が増えたことになる。

 一〇〇ベクレル超えの内訳は、水産物が三十七品目・百五十七件▽農産物が十一品目・百六十九件▽畜産物が一品目・二件▽加工品が三品目・十四件。

 新基準値の影響が最も表れたのは水産物で、暫定規制値では出荷停止の対象とならない魚種が相次いで一〇〇ベクレルを超えた。多くは福島の魚で、メイタガレイやサクラマス、アイナメなど。福島沿岸での漁は全面自粛になっている。

 茨城ではシロメバルやヒラメ、ギンブナなど六魚種が新基準値で出荷停止に。宮城はスズキやヤマメなど三魚種、群馬はヤマメが出荷停止になった。栃木、千葉の一部の淡水魚も超えた。

 農産物は原木シイタケやタケノコ、コゴミなどキノコや山菜が多い。露地栽培の原木シイタケの出荷停止は、岩手、宮城、福島、茨城、千葉、栃木の八十市町村に及んでいる。

 畜産物で超えたのは山形のツキノワグマ。加工品は茨城の乾燥シイタケや宮城のヤーコン茶などだった。

 新基準値の適用により、水産物は品目・地域とも出荷停止の対象が拡大。農産物は出荷停止の品目は限られるが地域的な広がりが見られた。

 県別では、福島が三十七品目・百四十二件と最多。次いで茨城が十四品目・五十件、栃木が十一品目・六十一件、宮城が十品目・三十六件。千葉は三品目・十三件、群馬は二品目・二件、神奈川は一品目・一件だった。
---東京新聞(24.5.1)



川の沖合離れるほど高濃度セシウム


東京電力が福島第一原子力発電所の周辺の海底の土に含まれる放射性物質の濃度を調べた結果、大熊町の川の沖合で、沖に離れるほどセシウムの濃度が高くなる傾向がみられました。

東京電力は、福島第一原発の周辺の海底、40か所余りで、去年7月から月に1、2度、土を採取し、中に含まれる放射性物質の濃度を調べています。
26日の調査の結果、原発の地元、大熊町を流れる熊川の沖合では、セシウム137の濃度が土1キログラム当たりで、10キロで21ベクレル、15キロで67ベクレル、20キロで120ベクレルと、沖に離れるほど濃度が高くなる傾向がみられました。
熊川の沖合では、先月下旬から調査が行われていて、先月も同じ傾向がみられたということです。

大熊町 川の沖合ほど高濃度セシウム
またほかの調査地点で、川の流れの影響を受けにくいと思われる場所では、沖に離れるほど濃度は低くなっているということです。
さらに熊川の沖合では、場所によって、セシウムの濃度が先月より26日のほうが高くなっている場所もあり、東京電力が原因を調べています。
東京電力は「熊川の流れが放射性物質を沖合いまで運び、その結果、『海のホットスポット』のようなものを作っている可能性がある」と説明しています。
---NHK(24.4.30)





平成24年4月23日

放射線量20年間の推移予測マップを政府が公表


現在平成24年3月の空中放射線量マップ
平成24年3月末空中放射線量・実態

5年後放射線量マップ
5年後放射線量・予想(政府公表24.4.22)

10年後放射線量マップ
10年後後放射線量・予想(政府公表24.4.22)
20年後 平成44年3月放射線量予測マップ
20年後後放射線量・予想(政府公表24.4.22)


放射性物質:高線量域20年後も 政府、初の予測地図公表


政府は22日、東京電力福島第1原発事故で福島県内に放出された放射性物質を巡り、20年後までの年間空間線量率の予測図を発表した。昨年11月の航空機モニタリング結果を基に▽12年3月末▽1年後▽2年後▽5年後▽10年後▽20年後−−の6枚を公表。平野達男復興相は「理論値に基づいた予測図であり、除染の要素は加味していない」と説明した。

20年後も甲放射線量域 政府公表

 政府が長期にわたる将来予測図を示したのは初めて。各自治体が住民の帰還計画などを作る際の判断材料にしてもらうため、第1原発から北西方向に延びる高汚染地帯を中心に作成した。それによると、原発が立地する大熊町と双葉町の境界付近では20年後でも居住が原則制限される帰還困難区域(年間被ばく線量50ミリシーベルト超)が、両町に加えて浪江町、葛尾村では居住制限区域(同50ミリシーベルト以下20ミリシーベルト超)が残る。

 予測図は福島市内でこの日開かれた原発周辺の8町村長との意見交換会で示した。帰還困難区域は賠償が長期にわたるため、細野豪志原発事故担当相は「しっかり検討する地域だと認識している」と述べた。
---毎日新聞(24.4.23)

7市町村、5年後も20ミリSv超 「除染なし」想定


東京電力福島第一原発の周辺で、帰還できない年間放射線量20ミリシーベルト以上の地域は、除染をしなければ5年後も7市町村に残ることがわかった。野田政権が22日、福島県双葉郡との意見交換会で初めて予測図を公表。今後、避難者の意向調査を踏まえ、帰還に向けた支援策を具体化させる方針だ。
年間放射線量の変化

 今回の予測図は、避難住民や自治体が将来の帰還計画を判断する材料になる。昨年11月の航空機によるモニタリング調査結果をもとに除染を実施しない場合を想定。立ち入りが制限されている原発から3キロ圏内を除き、2032年3月末までの年間放射線量の予測値を示した。

 5年後の2017年3月末の時点で20ミリシーベルト以上の地域は南相馬市や飯舘村など7市町村で、10年後も6市町村にわたる。一方、年間50ミリシーベルト以上の地域は、5年後で原発が立地する双葉町と大熊町を含む4町村。10年後には、双葉・大熊両町の一部境界などに限られる。
---朝日新聞(24.4.23)


スズキから基準超のセシウム


福島県の沿岸で東京電力が行った魚介類の調査で、スズキから食品の基準の16倍の放射性セシウムが検出されました。
専門家は「汚染の全体状況を明らかにするため、サンプル数を増やして定期的に調べるべきだ」と指摘しています。

東京電力は、福島第一原発に近い警戒区域にある、木戸川の河口から沖合2キロと5キロの2か所で、今月7日に魚介類を採取し、放射性セシウムの濃度を測定しました。その結果、採取した延べ13種類合わせて30匹のうち、スズキやヒラメ、マコガレイなど延べ7種類で、今月から適用されている食品の基準を上回りました。
このうち沖合2キロでは、いずれも1キログラム当たりで、スズキから基準の16倍の1610ベクレル、メバルの仲間のムラソイから基準の8倍の830ベクレル検出されました。
一方、底魚のヒラメはいずれの調査ポイントでも採取され、沖合5キロのものが300ベクレルだったのに対し、沖合2キロのほうが177ベクレルと低くなっていました。
これについて、放射性物質の魚への影響に詳しい東京海洋大学の神田穣太教授は「検出された放射性セシウムは、底にたまった泥からゴカイなど餌となる生き物を通じて魚などに移行したと考えられる。同じ種類の魚でも場所によって濃度にばらつきが生じるので、汚染の全体状況を明らかにするため、サンプル数を増やして定期的に調べるべきだ」と指摘しています。
---NHK(24.4.21)



平成24年4月13日



福島県沖 20キロ圏内魚介調査の結果は? --新基準を下回る


東京電力福島第一原子力発電所から20キロ圏内の福島県沖で初めて本格的に行われた魚介類の調査結果が公表され、シラウオやコウナゴから放射性セシウムが検出されましたが、いずれも食品の新しい基準の値を下回りました。

福島20km近海魚介類調査 結果

調査は、福島第一原発から20キロ圏内の福島県沖で先月29日に行われ、12日、結果が公表されました。
それによりますと、いずれも1キログラム当たりで、木戸川から2キロの沖合で採取したイシカワシラウオから23ベクレル、コウナゴから12.9ベクレルの放射性セシウムが検出されました。
これは、「食品」に含まれる放射性セシウムの新しい基準、1キログラム当たり100ベクレルを下回っています。
一方、木戸川から5キロの沖合で採取されたコウナゴに含まれる放射性セシウムは、検出できる値よりも低いとみられ、検出されませんでした。
今回の調査は、これまでほとんど調べられていなかった警戒区域内の魚介類について、地元の漁業者の協力を得て東京電力が行うもので、生態系への影響を調べたり漁の再開を検討したりする情報を提供するのが目的です。
東京電力は、「まだ調査を始めたばかりで、評価はできない。ことし6月まで調査を続け影響を評価したい」と話しています。
---NHK(24.4.13)



茨城 タケノコなどで新たに基準超


今月から基準が厳しくなった放射性セシウムの食品検査で、茨城県内の8つの市と町のタケノコと原木シイタケから基準値を超える放射性セシウムが検出され、茨城県はこれらの自治体に出荷と販売の自粛を要請しました。

一般の食品に含まれる放射性セシウムの基準値は、今月から1キログラム当たり100ベクレルへと大幅に引き下げられました。
茨城県によりますと、11日に行った検査で、県内の6つの市と町で生産されたタケノコから基準を超える放射性セシウムが検出され、このうち守谷市では1キログラム当たり203ベクレル、利根町では139ベクレルだったのをはじめ、石岡市、茨城町、龍ケ崎市、取手市で放射性セシウムの値が基準値を超えました。
また、原木を使って育てた露地栽培のシイタケでは、ひたちなか市で1キログラム当たり810ベクレル、那珂市で450ベクレルの基準を超える放射性セシウムが検出されました。
茨城県は基準値を超えたタケノコと原木シイタケの産地の8つの市と町に対して、出荷と販売の自粛を要請しました。
---NHK(24.4.13)



宮城・栃木のシイタケと千葉のタケノコ、出荷停止を拡大


政府は11日、宮城県と栃木県の原木シイタケ(露地栽培)、千葉県のタケノコについて、出荷停止地域の拡大を各県に指示した。新基準(1キロあたり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された。

 新たな対象地域は、原木シイタケが宮城県の気仙沼市と南三陸町、栃木県の日光市、大田原市、益子町。タケノコは千葉県の柏市、八千代市、白井市。
---朝日新聞(24.4.12)




平成24年4月6日



茨城 タケノコなど新基準値超


茨城県内の5つの市で生産されたタケノコや原木シイタケから国の新しい基準を超える放射性セシウムが検出され、県は、農家に出荷や販売の自粛を要請しました。
今月、新しい基準が導入されたあとの検査で、茨城県内で基準を超える食品が出たのは初めてです。

i茨城 タケノコ セシウム

茨城県によりますと、4日に行った検査で、潮来市で生産されたタケノコから、新しい基準の1キログラム当たり100ベクレルを超える240ベクレル、小美玉市で生産されたタケノコから168ベクレル、つくばみらい市で生産されたタケノコから137ベクレルの放射性セシウムがそれぞれ検出されました。
また、つくばみらい市と常陸大宮市、守谷市の3つの市で原木を使って育てた露地栽培のシイタケからは、1キログラム当たり158ベクレルから960ベクレルの放射性セシウムが検出されました。茨城県は、これらのタケノコと露地栽培の原木シイタケについて、5つの市を通じて出荷と販売を自粛するよう農家に要請しました。国も6日、茨城県に出荷停止を指示する方針です。
茨城県内では、すでに先月末、タケノコや原木シイタケで新しい基準を超える放射性セシウムが検出され、県が関係する市と町に出荷と販売の自粛を要請していますが、今月、新しい基準が導入されたあとの検査で基準を超える食品が出たのは、茨城県内では初めてです。
---NHK(24.4.6)



幼稚園給食から放射性セシウム


愛知県岡崎市の幼稚園で、先月、給食として出された乾燥しいたけから厳しくなる前の暫定基準値の3倍近い1キロ当たり1400ベクレルの放射性セシウムが愛知県などの検査で検出されました。

幼稚線 給食 セシウム
乾燥しいたけは茨城県から出荷され、およそ30キロが流通していますが、愛知県は直ちに健康に影響するおそれはないとしています。

愛知県などによりますと、先月21日、岡崎市の幼稚園の園児と教職員およそ530人分の給食で、うどんの具として出された乾燥しいたけを保健所で検査したところ、暫定基準値の3倍近い1キロ当たり1400ベクレルの放射性セシウムが検出されたということです。これは、今月から食品に適用された新しい基準にすると14倍になります。
幼稚園では2キログラムが給食として出されましたが、愛知県は、1人が摂取する放射性物質の量にすると少なく、直ちに健康に影響するおそれはないとしています。これまでの調査で、乾燥しいたけは茨城県から出荷され、愛知県豊川市の加工業者が仕入れ業者を通じて仕入れて、1袋500グラムに分けて販売し、合わせて30キロが岡崎市などで流通しているとみられています。
愛知県などは乾燥しいたけを回収するよう販売業者に求めるとともに流通のいきさつについて調べています。
---NHK(24.4.6)




平成24年4月5日



大熊町全域を「帰還困難区域」に…政府検討


政府は東京電力福島第一原子力発電所がある福島県大熊町について、町全域を長期間にわたって生活できない「帰還困難区域」に設定する方向で検討に入った。

 同町は、全町民が町外に避難しており、政府に対し、町全域を帰還困難区域とするよう要請していた。

大熊町帰還困難区域指定 検討

 政府は、現在の同原発周辺の「警戒区域」と「計画的避難区域」の2区域を、〈1〉除染後に避難指示を解除する「避難指示解除準備区域」(年間被曝(ひばく)線量20ミリ・シーベルト以下)〈2〉一時帰宅が可能な「居住制限区域」(同20ミリ・シーベルト超~50ミリ・シーベルト以下)〈3〉「帰還困難区域」(同50ミリ・シーベルト超)――の3区域に再編する。先月30日には、第1弾として福島県南相馬市、田村市、川内村の3自治体について、新たな区域分けを決めた。

 ただ、帰還困難区域は、放射線量が高く、除染の効果が薄いとみられる。大熊町内には、比較的線量が低い地域もあるが、人口のほぼ9割が居住していた地域で放射線量が非常に高く、「町の一部地域のみ帰還を認められても、町として復興できない」との指摘が出ていた。

---読売新聞(24.4.5)

大熊町 帰還困難区域を検討
大熊町全域を「帰還困難区域」に…政府検討14ケ所水漏れ発生 凍結か 詳細記事を読む

帰還困難区域になる可能性の高い7市町村
帰還困難区域になる可能性のある7市町村





平成24年3月31日



東京湾 周辺河川の放射性物質


原発事故を受けて、東京湾などに流入する河川の放射性物質についての調査結果がまとまり、水からは放射性物質は検出されませんでしたが、河口に近い地点の川底の泥や砂からは1キログラム当たり数十ベクレルから数千ベクレルの放射性セシウムが検出されました。
環境省は付近で生活しても健康への影響が出るとは考えられないとしたうえで、今後も調査を続ける方針です。

横浜 学校の貯水槽でセシウム

この調査は、原発事故によって首都圏などにも広がった放射性物質が、東京湾や周辺の水系にどの程度流れ込んでいるか調べるために環境省が行いました。
それによりますと、東京湾の河口に比較的近い8つの地点では、川底の泥などに含まれる放射性セシウムの濃度は1キロ当たり59ベクレルから4700ベクレルでした。
このうち、都内を流れる隅田川の両国橋付近では580ベクレル、荒川の葛西橋付近で700ベクレル、東京と千葉県の間を流れる旧江戸川の浦安橋で380ベクレル、千葉市を流れる印旛放水路の新花見川橋で1770ベクレル、千葉県市川市を流れる真間川の三戸前橋では4700ベクレルなどとなっています。
一方、川の水自体からは、いずれも放射性セシウムは検出されませんでした。
このほか、関東地方の湖や沼では、霞ヶ浦が250から1300ベクレル、手賀沼が1090から7400ベクレル、印旛沼が440から1250ベクレルなどでした。
結果について、環境省は、大気中の放射線量自体が比較的高い場所や上流から放射性物質が移動してくる下流付近で、濃度が高い傾向があると分析しています。
そのうえで、環境省は「水による放射性物質の遮蔽効果もあり、付近で生活するうえで健康影響が出るとは考えられないが、大雨などによって下流にさらに放射性物質が移動する可能性もあり、自治体などと協力しながら調査を続けていきたい」としています。
調査結果は、環境省のホームページで公開されます。
---NHK(24.3.31)

東京湾 河川放射線物質
環境省泥測定:荒川・隅田川・江戸川 セシウム濃度35~4700ベクレル 

東京湾 河川 放射線汚染

東京湾に流れ込む隅田川と荒川の河口付近で、環境省が17日から、川の水や川底の泥について放射性物質の濃度を調べることがわかった。
文部科学省も4月以降、湾内の海水や海底の泥、生き物の調査を行う。「江戸前の魚を食べても大丈夫か」「子どもを水辺で遊ばせたいが不安」といった住民からの相談が増えていることもあり、実態把握に乗り出す。
環境省が調べるのは、隅田川の両国橋と荒川の葛西橋付近で、3月末までに最初の調査結果を公表する。文科省は東京湾に流れ込む主な河川の河口周辺や沿岸、湾の中央部分で、表層部分の水や海底土を採取し、濃度を調べる。湾内の海洋生物についても地元自治体と協力して調べる方針。
環境省などによると、福島第一原発事故で放出された放射性物質は風に乗って運ばれ、雨とともに関東平野に降下し、河川に入る。専門家は河川を通じて閉鎖性の高い同湾に入った放射性物質が海底で濃縮する可能性があると指摘している。

--読売新聞(24.2.16)



政府20年間の放射線推移マップ公表
近畿大・山崎教授の測定マップ





平成24年3月30日



学校の貯水槽から放射性物質


横浜市立の18の小中学校で、雨水を再利用するため地下の貯水槽に沈殿した砂から国の基準を超える放射性セシウムが検出され、横浜市教育委員会は、同じタイプの貯水槽がある44の学校で雨水の利用を取りやめる措置を取りました。

横浜 学校の超水層から放射性物質 24.3.30横浜市教育委員会は、学校の地下にある雨水をためる貯水槽の放射性物質を調べるよう汚泥処理業者から依頼があったことを受けて、貯水槽に沈殿した砂の調査を行いました。
その結果、横浜市鶴見区の末吉小学校の貯水槽に沈殿した砂から、1キログラム当たり1万6800ベクレルの放射性セシウムが検出されたのをはじめ、合わせて18の学校で、国の基準で埋め立て処理ができない1キログラム当たり8000ベクレルを超える放射性セシウムが検出されました。
これらの貯水槽は学校の地下にあり、雨水をためてポンプで屋上のタンクにくみ上げたあと各階にある水洗トイレ用の水として利用していました。
横浜市教育委員会は、児童や生徒が地下の施設に近づくおそれがないうえ、調査の結果、貯水槽からくみ上げた水洗トイレの水の放射性セシウムは検出の限界値を下回り、トイレの中の放射線量も問題のない値だったとして、児童や生徒への健康の影響はないとみています。
その一方で、放射性セシウムを含む貯水槽の砂を取り出しても保管する場所がなく、貯水槽に保管するしかないとして、同じタイプの貯水槽がある市立の44の学校のすべての貯水槽で雨水の再利用をやめる措置を取りました。
この間、トイレの水には上水道の水を使い、貯水槽を今後どうするか対応を検討するということです。
---NHK(24.3.30)

学校の雨水貯水槽から放射性物質 24.3.30





平成24年3月22日



放射線量測定、半年間で30%低減…東日本


東京電力福島第一原子力発電所事故による放射線の影響を調べている文部科学省は21日、車を走らせて放射線量を測定した結果を発表した。

 測定範囲は、航空機による測定で、線量が比較的高かった東日本の地域(毎時0・2マイクロ・シーベルト以上)の道路約3万9000キロ・メートル。全体の傾向はおおむね航空機の結果と一致した。

 測定は昨年12月で、福島市から群馬県桐生市にかけて空間の線量が同0・5~1マイクロ・シーベルトと比較的高めの地域が帯状に確認された。水戸市から東京都東部でも、同0・2~0・5マイクロ・シーベルトの地域が広がっていた。

 同省で昨年6月の結果と今回を約7万5000地点で比べたところ、半年間で線量は30%近く低減していた。このうち約20%は、車の往来や降雨などの影響によると考えられるという。

 各地の測定結果は、ホームページ(http://ramap.jaea.go.jp/map/)で確認できる。
---読売新聞(24.3.22)


放射線量マップ(24.3.21)・風島県1
放射線量葬祭マップ・空間放射線量・福島県一部・海岸側(文部科学省24.3.231)
最新放射線量まっぷ 福島県 24.3.21
最新放射線量マップ福島県 24.3.231

放射線量マップ(24.3.21)・福島県2
放射線量葬祭マップ・空間放射線量・福島県一部・内陸岸側(文部科学省24.3.231)
放射線量マップ 福島県2




放射線量マップ(24.3.21)・東京都1
放射線量葬祭マップ・空間放射線量・東京都1部・海岸(東)側(文部科学省24.3.231)
最新放射線マップ東京24.3.21
最新放射線量マップ 東京都 24.3.21

放射線量マップ(24.3.21)東京都2
放射線量葬祭マップ・空間放射線量・東京都1部・内陸(西)側(文部科学省24.3.231)




放射線量マップ(24.3.21)愛知県・名古屋
放射線量葬祭マップ・空間放射線量・名古屋1部・東側(文部科学省24.3.231)
最新放射線量マップ名古屋24.3.21


放射線量マップ(24.3.21)滋賀県・琵琶湖近辺
放射線量葬祭マップ・空間放射線量・滋賀県・琵琶湖1部・東側(文部科学省24.3.231)
最新放射線量間マップ 滋賀 琵琶湖 24.3.2
この下の放射線マップは現在ありません。

放射線量マップ(24.3.21)志摩半島
放射線量葬祭マップ・空間放射線量・志摩半島1部・東側(文部科学省24.3.231)


放射線量マップ(24.3.21)福井・小浜近辺
放射線量葬祭マップ・空間放射線量・福井県1部・小浜(文部科学省24.3.231)


放射線量マップ(24.3.21)京都府・舞鶴近辺
放射線量葬祭マップ・空間放射線量・京都府1部・舞鶴(文部科学省24.3.231)
1最新放射線寮マップ 京都府 舞鶴 24.3.21
【註】 現在放射線量マップの最西部はここまでで、大阪等のマップは公表されていません。






平成24年3月2日



3号機取水口 濃度やや上昇(24.3.2)


東京電力福島第一原子力発電所の2号機と3号機の取水口付近で、29日に採取された海水に含まれる放射性物質の濃度は、3号機付近でやや上昇しました。

福島第一原発の周辺では、東京電力が去年4月と5月に海水から高い濃度で放射性物質が検出された2号機と3号機の取水口付近などで海水の測定を行っています。
29日に2号機の取水口付近の海水から検出された放射性物質は、1cc当たりでセシウム134が0.046ベクレル、セシウム137が0.064ベクレルで、ともに国の基準を下回りました。また、3号機の取水口付近では、セシウム134が基準の3.3倍の0.2ベクレル、セシウム137が3.2倍の0.29ベクレル検出されました。2号機付近は前の日とほぼ同じでしたが、3号機付近でやや上昇しました。
一方、29日と28日に福島第一原発周辺の沿岸と沖合、合わせて16か所で行った調査では、沿岸の1か所で放射性セシウムが検出されましたが、基準を大幅に下回りました。
---NHK(24.3.2)


平成24年2月28日



放射性物質放出、1月の7分の1に減 福島第一原発


政府と東京電力の福島第一原発の廃炉に向けた中長期対策会議が27日、開かれ、原子炉建屋からの放射性物質放出は先月の7分の1に減ったことなど、作業の進捗(しんちょく)状況を明らかにした。放射能汚染水を海に放出できるぐらいにまで浄化できる設備を9月までに新たに設置。3月上旬に工業用内視鏡による2号機格納容器内の2度目の調査をするという。

 炉心溶融事故を起こした1~3号機の原子炉建屋からの新たな放射性物質の大気への放出量は毎時約1千万ベクレルで、先月の7分の1に減った放出源のほとんどが、爆発で原子炉建屋が激しく破損した状態がそのままになっている3号機からの放出だった。津波で破損した大物搬入口を塞いだことなどが理由としている。

 対策会議では、東電が東芝製浄化装置の多核種除去設備「アルプス」の基礎試験結果を公表。現在の浄化装置はセシウムの除去が主だが、セシウム以外の核種も取り除くことができるという。試験ではガンマ核種45種類で、法的に海に放出できる限度以下に減らすことができた.
---朝日新聞(24.2.28)




平成24年2月25日



新の放射線量を公表警、警戒区域など20KM内(平成24年2月24日)


文部科学省などは24日、東京電力福島第一原子力発電所から20キロ・メートル以内の警戒区域などで航空機から測定した放射線量の最新値を公表した。

最新の放射線量発表 文部科学省 24.2.25

警戒区域及び計画的避難区域における航空機モニタリングの測定結果について
平成24年2月24日
内閣府原子力被災者生活支援チーム、文部科学省原子力災害対策支援本部、国 土 交 通 省


2.当該モニタリングの詳細
○測定実施日:2 月6 日~2 月10 日 ○航空機 :民間ヘリコプター(BELL430)


警戒区域及び計画的避難区域における航空機モニタリングの結果
(警戒区域及び計画的避難区域における地表面から1m高さの空間線量率)

最新放射線量 セシウム134、137、警戒区域
最新放射線情報 24.2.25.


警戒区域及び計画的避難区域における航空機モニタリングの結果
(警戒区域及び計画的避難区域における地表面へのセシウム134、137の沈着量の合計)




警戒区域及び計画的避難区域における航空機モニタリングの結果
(警戒区域及び計画的避難区域上空(対地高度300m程度)における空間線量率)








平成24年2月13日



放射線汚染拡がる; 切干大根(福島)、ストーブの灰(福島)、沖縄ソバ(沖縄)


切り干し大根からセシウム、自主回収要請…福島

福島県は12日、福島市で収穫された大根を使った切り干し大根から、国の暫定規制値(1キロ・グラムあたり500ベクレル)の6倍にあたる3000ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。
すでに、JA新ふくしまが経営する同市内の農産物直売所5か所で計102袋(1袋50グラム入り)が販売されており、県は同JAに対し、自主回収と出荷自粛を要請した。


切干大根、イメージ画像

 商品名は「干し大根」。福島市の「ここら吾妻店」「ここら黒岩店」「ここら清水店」「ここら大森店」「ここら矢野目店」で販売された。
---読売新聞(24.2.13)



薪ストーブの灰、宮城も5万9千ベクレル 環境省検査

 福島県の民家で使われていた薪(まき)ストーブの灰から高濃度の放射性セシウムが検出された問題で、環境省は10日、福島県境に近い宮城県南部の仙南地区(白石市など9市町)の薪ストーブの灰からも、1キロあたり最大で5万9千ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。

薪、イメージ画像

 同省が1月下旬、9市町の一般家庭の薪ストーブの灰を検査した。最小値は角田市の1180ベクレルで、最大値5万9千ベクレルは丸森町で検出された。この民家の薪は地元の森で伐採され、屋外に置かれていたという。

 5万9千ベクレルは、通常のゴミと同様に埋め立てられる環境省基準(8千ベクレル以下)の7倍を超すレベル。木材は焼却時の濃縮率が高く、灰に含まれる放射性セシウムの濃度が高くなったとみられる。
----朝日新聞(24.2.11



沖縄そばからセシウム 福島産まきの灰で水ろ過

沖縄県内の飲食店で製造された沖縄そばから、1キロ当たり258ベクレルの放射性セシウムが検出されていたことが分かった。製麺時に、福島県産のまきを燃やした灰でろ過した水を使ったのが原因とみられる。林野庁は10日、福島など17都県で東日本大震災以降に伐採、生産された調理用のまきや木炭の灰は、まきや木炭自体が国の定めた指標値(まき1キロ当たり40ベクレル、木炭同280ベクレル)以下でも、調理用に使用しないよう都道府県に通知した。

沖縄ソバ、イメージ画像

 同庁によると、そばからのセシウム検出は今月7日、沖縄県の検査で判明。同じルートで流通したまきの一部から、同468ベクレルのセシウムが検出された。

 国は昨年11月2日、まきや木炭を燃やしてセシウムが濃縮しても処分場で埋め立てが可能な濃度(同8000ベクレル)を超えないよう指標値を設定。ただ、検査法を定めたのは同18日で、問題のまきは同7日に出荷された。

 林野庁は「(指標値の設定時は)灰が食品加工の際に使用されると想定していなかった」と説明。灰は製麺のほか、こんにゃくや山菜のあく抜きに使われる場合があるという。
---毎日新聞(24.2.11)




平成24年2月9日



放射能汚染砕石【続編】:経産省・国交省、流通ルートを追跡調査


 福島第1原発事故の計画的避難区域にある福島県浪江町の砕石場の石材を用いた新築マンションで高い放射線量が測定された問題で、経済産業省や国土交通省などの関係機関は16日までに、生コンクリートや建設などの関係事業者を対象に、汚染石材の流通ルートの調査に乗りだした。
放射能汚染砕石絵流通経路・その後

出荷した砕石業者は、砕石場が計画的避難区域に指定された昨年4月22日まで操業を継続し、生コン業者2社、建設業者17社の県内計19社に約5200トンの石を出荷したという。
 経産、国交両省は協力して汚染石材の流通先を調査することなどを確認。最終的に建設現場で使用されたケースが今後増えることも予想されるため、緊密に連携して対応を検討していく方針だ。藤村修官房長官は16日の記者会見で、「計測された放射線量は避難指示の目安である年間20ミリシーベルトには達しないが、他にどのような案件があるかも含め、計画的避難区域の砕石場を対象に調査を進めたい」と述べた。


--建設工業新聞(24.1.17
---【註】その後2月9日現在経産省・国交省より流通ルートの調査結果は公開されていない。---

二本松の民間工事38カ所で高線量 汚染砕石問題
 
浪江町産で放射性物質に汚染された可能性のある砕石がマンションなどに使われていた問題で二
本松市は1日、2建設関係団体が震災以降に同町産の砕石を使った市内の民間工事
計307カ所の調査結果を発表。表面付近の放射線量が周辺よりも高いケースが38カ所あり、
表面付近の最高値は毎時1.78マイクロシーベルト、
その周辺の環境線量は同1.25~1.34マイクロシーベルトだった。
同市は国や県に結果を報告し、38カ所の詳細調査を依頼した。

放射線汚染採石 続編
 
調査は安達太良建設協会が267カ所、二本松管工事組合が40カ所で行い、
砕石やコンクリートから1センチ離して測定した。
市は「測定値は周辺環境や砕石の使用量・使用状況による影響も考えられるため、
砕石が原因と断定するには、より詳細な調査が必要」とした。


--福島民友ニュース(2012年2月2日)

 

 汚染コンクリ、線量高め38カ所・二本松市

東京電力福島第一原発事故に伴う放射性物質に汚染されたコンクリートがマンション工事に使われていた問題で、二本松市は1日、民間業者に依頼した市内の新築住宅など民間工事現場の放射線量の調査結果をとりまとめ、発表した。

 昨年3月11日以降に市内で着工した工事のうち、コンクリートや砕石を使った全てが対象。調査は市が安達太良建設協会(38社)と二本松菅工事組合(7社)に依頼した。

●307カ所調査で

 1月30日までに寄せられた報告をまとめた結果、対象工事は全部で307カ所あった。そのうち現在の地表1センチの放射線量が1メートルの線量より高かった場所は38カ所。

 最も高かったのは、神社の犬走り部分で毎時1・78マイクロシーベルト(1メートルでは同1・34マイクロシーベルト)。続いて住宅の擁壁部分の同1・50マイクローベルト(同1・29マイクロシーベルト)、別の住宅の基礎部分の同1・49マイクロシーベルト(同1・21マイクロシーベルト)だった。

 ただ、38カ所ほとんどで、差は0・1~0・4マイクロシーベルトの範囲内だった。
ーーー朝日新聞((2012年02月02日)


]

平成24年2月4日


内部被曝検査1万人突破 福島・南相馬市立病院

東京電力福島第1原発事故を受け、ホールボディーカウンターと呼ばれる装置を使って住民の内部被曝検査を独自に実施している福島県南相馬市の市立総合病院で、検査を受けた住民が延べ1万人を超えたことが4日、病院への取材で分かった。

 今年1月に測定した子供386人では、9割以上が体内の放射性物質が検出限界以下だったことも判明。病院は「現在のところ小児では食べ物による内部被ばくは、ほぼないと推測される」としている。

 金沢幸夫院長は「これまで検査した1万人で、緊急に治療が必要な人はいない。今後も食品からの内部被曝がないかを含め、継続して調査することが重要だ」と話している。

 病院は昨年7月から検査を開始。南相馬市民を中心に、比較的放射線量が高い同県伊達市などの住民も含めて、現在は1日当たり約120人のペースで検査している。
--産経新聞(24.2.4)

内部被曝検査 1万人
内部被曝検査



コメ 福島12市町村100ベクレル超

福島県は3日、県内29市町村151地区の2万3240戸の農家を対象にした11年産米の全戸検査を終え、福島市など12市町村65地区の一部農家のコメから4月適用予定の新基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムを検出したと発表した。県は100ベクレル以下の86地区については出荷の見合わせを解除する。農林水産省と県は各市町村と協議し、2月中にも具体的な12年産米の作付け制限計画をまとめる方針だ。
コメの汚染

 暫定規制値(同500ベクレル)超を検出したのは福島、伊達、二本松の3市9地区で既に公表済み。新たに公表された「100ベクレル超500ベクレル以下」は3市に加え、本宮、田村、白河、相馬、川俣、桑折、国見、大玉、西郷の12市町村の56地区だった。

 全戸調査は、昨年11月の検査で福島市大波地区(旧小国村)のコメから暫定規制値を超えるセシウムを検出したのを機に実施。産出米から少しでも放射性セシウムが検出された151地区を対象とし、この間はこの地区の産出米の出荷見合わせを求めていた。

 対象は同県の全農家の約4割に当たり、結果の内訳は「検出せず(検出限界値未満)」が84・3%、「100ベクレル以下」が13・2%、「100ベクレル超500ベクレル以下」は545戸で2・3%、「500ベクレル超」は38戸で0・2%。県はこの日、100ベクレル超の地区のコメについては国が示した「買い上げ」制度を利用し流通させない方針を示した。

コメ 汚染12市 100ベクレル超
福島県と他見:予備調査と本調査との検出値を合わせて市町村ごとの最大値、最小値、平均値を計算結果表

 今春の作付けについて、政府は100ベクレル超500ベクレル以下のコメが出た地区では制限を検討する必要があるとの考えを示している。これに対し、JA福島中央会は一部地区では除染を徹底した上で作付けを行う方針だが、12年産米で基準値を超えるものが流通すれば消費者の信頼を失いかねないため、ぎりぎりの判断を求められることになる。

 JAグループは県の調査終了を受け「検出限界以下」など安全が確認されたコメの販売促進を目指す。しかし風評被害で11年産の福島米の集荷量に対する契約率は2割強にとどまっている。先月30日には卸業者に対する相対取引価格の約1割値下げに踏み切った。
--毎日新聞(24.2.4)

放射線汚染広がる:干し大根、薪、ソバ


栃木産シイタケに基準超すセシウム 都内スーパーで販売

厚生労働省は3日、東京都内のスーパーで売られていた栃木県産の原木シイタケから暫定基準(1キロ当たり500ベクレル)を上回る放射性セシウム600ベクレルが検出されたと発表した。国立医薬品食品衛生研究所が2日に購入して検査したもの。

 流通食品の買い上げ調査で暫定基準値を超えたのは、昨年9月の茶葉に次いで2品目
--朝日新聞(24.2.4)






平成24年2月3日


干しシイタケからセシウム 長野・愛知・群馬で販売

長野県は2日、県内の業者が販売した干しシイタケから国の暫定基準値を超える1キロあたり最大2080ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。昨年9月から県内のほか、愛知、群馬両県で、計3875袋を販売したという。

 阿南町の「フルタヤ椎茸(しいたけ)」の製造で、商品名は「厚肉椎茸」。県によると、茨城、岩手両県産のシイタケを仕入れ、袋に詰めて販売。このうち茨城県産が野菜の暫定基準値500ベクレルを超えた。同社は自主回収に着手。県は流通経路の調査を始めている。
--朝日新聞(2.3)


干ししいたけセシウム汚染
セシウムが検出された干しシイタケ

2・3号機付近 濃度変化なし

東京電力福島第一原子力発電所の2号機と3号機の取水口付近で、1日に採取された海水に含まれる放射性物質の濃度は、前の日と比べ大きな変化はありませんでした。福島第一原発の周辺では、去年4月と5月に海水から高い濃度で放射性物質が検出された2号機と3号機の取水口付近などで、東京電力が海水を採取し、放射性物質の測定を行っています。1日に2号機の取水口付近で採取した海水からは、1ccあたり▽セシウム134が国の基準の1.6倍の0.093ベクレル、▽セシウム137が1.2倍の0.11ベクレル検出されました。また3号機の取水口付近では▽セシウム134が基準の2.8倍の0.17ベクレル、▽セシウム137が2.6倍の0.23ベクレル検出されました。いずれも前の日と比べ大きな変化はありませんでした。一方、1日と先月31日、福島第一原発の沿岸と沖合の13か所で行った調査では、5号機と6号機の放水口から北におよそ30メートル付近など4か所で放射性セシウムが検出されましたが、いずれも基準を大幅に下回りました。
--NHK(2.3)



平成24年2月2日


南相馬市の全域除染、400億円で発注 、福島で初

東京電力福島第一原発の事故に伴う除染で、福島県南相馬市は、市内の生活圏全域を400億円でゼネコンに一括して発注することを決めた。市は業者選定に向けた手続きに入っており、近く一つの共同企業体(JV)に決定し、2013年度までの約2年間の除染を発注する。県内の自治体のうち、個別地区ではなく全域を対象にした除染の発注手続きに至ったのは初めて。

 原発事故の警戒区域と計画的避難区域は国が直轄で除染する。それ以外の年間被曝(ひばく)線量が1ミリシーベルトを超える場所は市町村が行い、国が費用を負担する仕組みで、今回の発注はその地域が対象。戸建てや集合住宅、病院、工場、店舗など約4万6千棟の除染で、面積は1433ヘクタールにのぼる。総延長約1千キロの道路や、住宅や建物の奥20メートル分の森林も含む。

 国が示している除染の単価は、敷地面積400平方メートルの戸建て住宅で壁の洗浄をしない場合、60万円が目安で、それ以上の広さは1平方メートルあたり1500円で換算。道路は両側に側溝がある場合、長さ1キロあたり240万円としている。
--朝日新聞(24.2.2)






平成24年1月27日



福島原発事故による海水の汚染



福島事故で海のセシウム汚染跳ね上がる
1960年から2011年の海水のセシウム汚染推移表 2011年3.11の福島事故で汚染は跳ね上がった。


干ししいたけセシウム汚染
重要な内部被曝源であるCs-137は、1960年代の平均値が0.37Bq/kgに対して、2011年は42Bq/kgで、100倍以上に増加。陸上へのフォールアウトもどうやら福島の方が桁違いに多いようです(http://twitpic.com/4wy6hm)。「核実験時代と311のインパクトは同程度だから、大丈夫」という主張は、無理がある。


南相馬市 400億円で除染
20kmk圏内汚染実態(NHK)



県別セシウム汚染
日本・地域別海産生物セシウム汚染(水産庁資料)水産庁のサイト




海底・湖沼の汚染(NHK)


沿岸流による汚染の拡散(NHK)

海岸線の海の汚染(NHK)


資料:勝川コム、NHK





放射線の海・湖への影響;チェルノブイリのデータに基づく今後の影響と対策・除染方法



チェルノブイリセシウム汚染分布図
チェルノブイリ事故によるセシウム137の汚染マップ(1987、5..9地上の汚染)

放射線量推移表
チェルノブイリ事故によるセシウム137の大気汚染:日本とフィンランド比較推移表(日本は点、フィンランドは線で示す)




人間に与える放射線の影響
人間が放射線の影響を受ける経路:外部被曝(空中、雲、原子炉)と内部被曝(水、食料、ミルク、牛、魚、野菜等を飲食)

チェルノブイリ事故のミルク、牛肉汚染の推移
ミルクと牛肉の汚染減少推移表(赤;ロシア、緑;ベララス、青;ウクライナ)

チェルノブイリ淡水魚の汚染推移
キエフ貯水湖の魚(コイの1種、カワマス)の汚染推移表---7~8年要する。


チェルノブイリ湖の汚染状況
キエフ貯水湖の汚染状況(セシウム137):セシウムは粘土質にたまりやすく、深い湖底に堆積する性質がある。このため上流に溜まりやすい。キエフ貯水池の湖底堆積物の汚染度マップ


森の汚染の推移 土の種類による
森の土の種類毎の放射線セシウム137減少予測表:1,2保土、半保土、1,3;最初20年の木
2,4;当初80年の木---20年以上要する。


ミルクのセシウム汚染推移
ミルクの汚染推移表(黒四角は個人酪農、白丸は集団酪農)個人の場合8年を要した。


土の汚染推移 土、泥、アスファルト毎
地面の汚染(土、泥、アスファルト)の汚染推移表--2~3年要す。

瓦による屋根の汚染推移
瓦の種類毎の屋根の汚染推移
欧風瓦(crrugated eternit):上


赤土の瓦:中間


スレート瓦(silicon eternit):下



屋根(瓦による)汚染推移表:2年要す。


魚(海水)の汚染推移
魚(海水にいる)の汚染推移表---1.5~2年要す。


セシウム汚染世界マップ
セシウム汚染世界マップ:チェルノブイリ後

各県別海水セシウム汚染
日本・福島原発事故後地域別海産生物セシウム汚染(水産庁資料)


魚介類の汚染推移表
核実験時代、チェルノブイリ事故を含む魚介類の汚染推移表



1960~2010年 ヒラメ、かれいのセシウム汚染推移



チェルノブイリ事故の教訓から学ぶ除染作業

1986年から89年にかけて都市と農村における大規模な除染作業が主に軍関係者の手で行われた(p73)。現在までの経験による費用対効果に基づいて以下の除染ガイドラインを推奨する(p74)。

  • 5-10cmの表土除去(幅は汚染深度による)を、住居の庭、公共建築物、学校、幼稚園・保育園、集落導入路の路肩に対して実施する。除去した汚染土は住居または集落に作られた特別な穴に埋めねばならない。その特別な穴から取り出した綺麗な土を除染地域に戻す。
  • 果樹園は深く耕すか5-10cmの表土除去。現在までに野菜畑は何度も耕されて汚染は20-30cmの深さまで均等になった。
  • 庭などの除染場所は綺麗な砂か可能ならば砂利を使って覆い、居住環境への放射能の影響を弱める。
  • 屋根は清掃または交換する。

この除染手順は個人の家や庭にも集落全体にもどちらにも適用できる。後者の方が効果はより大きい。達成可能な除染度合を表4.4に示す。
DRRFでみると、窓を洗って10倍、壁をサンドブラストで磨いて10-100倍、屋根は放水するかサンドブラストして1-100倍、庭は掘って6倍、表土を除去すれば4-10倍、木は抜くか刈り込んで10倍以下、街路は清掃により1-50倍、アスファルトは敷き直しによって100倍以上の効果。
(日本の表現では10分の1、1~100分の1、--)

結論として、除染すれば汚染の程度は大幅に削減できる。但士取り除いた汚染土などを放射線がでないようにしかるべき場所で保管せねばならない。

除染による効果表
除染の効果対象別・一覧表(訳)

対象 方法 効果
洗う 10分の1
ヤスリでブラッシング 10~100分の1
屋根 ホース、ヤスリで落とす 10~100分の1
表土を除く 4~10分の1
掘る 6分の1
木 藪 切り落とす ~10分の1
掃いて掃除機で掃除 1~50分の1
道・アスファルト 上にアスファルトを貼り付け ~100分の1以内



資料:ニューメリカルテクノロジーズ株式会社:http://www.numtech.co.jp/images/column/20110520/FIG_5_1.jpg


放射性廃棄物処理・核実験後の廃棄物


ラニットドーム・ビキニ

ビキニで核実験後核廃棄物の保管にラニットドームを建設


分厚いコンクリートのドームの中は汚染土

ドームの上の少年


海から見たドーム



ユッカマウンテンプルジェクト・ネバダ州

ユッカマウンテンプルジェクトの削岩機
米ネバダ州のラスベガスの北西の砂漠地帯のユッカマウンテンに原子力発電所から出る核の廃棄物(使用済み燃料)を埋設する計画



計画図1


計画全体像


核実験の後の状況・ネバダ







平成24年1月24日



建屋内作業で?福島第一、放射性物質放出が微増



東京電力は23日、福島第一原子力発電所1~3号機から放出される放射性物質について、毎時約7000万ベクレルという最新値を発表した。

11、12月の同6000万ベクレルより増えた。東電は、2号機の格納容器内を内視鏡で観察する作業などに伴い、原子炉建屋内の放射性物質が舞い上げられたのが原因と見ている。

 号機別では、建屋にカバーを設置している1号機が毎時200万ベクレル。2号機と3号機が同約1000万ベクレルずつ増え、それぞれ同2000万ベクレル、同5000万ベクレルだった。追加放出による敷地境界の被曝(ひばく)線量は年間0・12ミリ・シーベルトと推定している。
---読売新聞



註:MP1,MP2.ーーーはモニタリングポストを示しその位置は下記の図の通り。MP6は1~4号機の裏側の位置にある。




東日本大震災3.11から福島原発事故時の放射線の推移





平成24年1月21日



汚染石材判明・福島県・二本松--浪江砕石所(1.16~1.20)



28の採石・砕石場調査へ 福島県、資材汚染状況を特定

東京電力福島第一原発事故で出た放射性物質に汚染されたコンクリートが福島県二本松市の新築マンションに使われていた問題で、県は19日、避難区域内を中心とした28カ所の採石・砕石場や砂利の採取場で現地調査することを決めた。石のサンプル調査や放射線量の測定で汚染状況を特定し、汚染の可能性がある資材が使われた建物について線量を調べていく。

汚染石材 浪江

 一方、二本松市は19日、市内の建設会社が、福島市内で建てた住宅の線量を測定した結果、1階の室内で毎時0.85~0.80マイクロシーベルトを記録し、屋外の毎時0.2マイクロシーベルトより高かったとの連絡を受けたことを明らかにした。最初に高線量が分かったマンションと同じ会社のコンクリが使われていた。二本松市はまた、最初に発覚したマンションを、借り上げ型の市営住宅にすることを決めた。

 現地調査は、県と国が20日、二本松市のマンション工事に使われたコンクリの材料の石が搬出された浪江町の「双葉砕石工業」の砕石場で始める。敷地内の線量測定や採取した石や表土に含まれる放射性物質を分析し、高線量の石が搬出された時期の特定などを図る。
ーーー朝日新聞(24.1.20)


二本松・放射能汚染石材問題、2小学校で耐震工事に利用

 福島県二本松市のマンションで高い放射線量が計測された問題で、原因とみられる石材と同じ福島県浪江町の採石場から出荷された石材が、同市の2小学校の耐震補強工事などでも利用されていたことが18日分かった。経済産業省によると、県内1000カ所近くの工事現場で使われていた可能性があるが、業者に販売記録が残っていないケースも多く、流通経路の特定は難航している。
汚染石材 小学校  

 問題の石材が使われていたのは二本松市の旭小と小浜小。校舎前の通学路に使われた旭小では、放射線量は周辺とほぼ同じ毎時0.5マイクロシーベルト(地上1メートル)だった。
 同小は17日夜、保護者を集めて説明会を開いた。出席した母親(40)は「放射線量が高いわけではないと分かり安心したが、子どもが毎日通る場所なので、対策を講じてほしい」と話した。同小と小浜小では、耐震補強工事でも使用したことが分かっている。
---河北新聞(24.1.17)



汚染石材問題、道路100カ所超も調査 二本松市

福島県二本松市の新築マンション工事で放射性物質に汚染されたコンクリートが使われたとされる問題で、市は17日、同じ砕石場の石が使用された市発注の公共工事の場所で放射線量測定の調査を始めた。補修工事した道路を中心に100カ所以上が対象になる。
汚染石材 道路

 今回汚染が明らかになったのは、東京電力福島第一原発事故による計画的避難区域の同県浪江町にある「双葉砕石工業」の砕石場から搬出された石。二本松市は、大震災後に発注した工事のうち、この砕石場の石を使った箇所すべてを対象に調査する。

 この日は、市職員が2人1組で現場を回った。市立旭小学校手前の市道では、坂の上、途中、下の3カ所で地上1センチと1メートルの線量を測定。毎時0.43~0.63マイクロシーベルトで、周囲の空間線量と同じだった。
---朝日新聞(24.1.17)




汚染石材問題、17社対象に流通経路調査 経産省方針

福島県二本松市の新築マンション工事に放射性物質で汚染されたコンクリートが使われたとされる問題で、経済産業省は、東京電力福島第一原発事故に伴う計画的避難区域と、特定避難勧奨地点周辺にある同県内の採石・砕石会社17社から出された石を対象に流通経路を調べていく方針を固めた。

 一方、福島県は、東日本大震災後に県内で着工された新築の住宅を対象に屋内の放射線量測定を進めることを検討している。

 経産省によると、二本松市のマンションで使われたコンクリ材料の石は、計画的避難区域の同県浪江町にある「双葉砕石工業」の砕石場のもの。同区域内には業者がほかに飯舘村などの6社ある。経産省はこれらに加え、線量が高い特定避難勧奨地点周辺に位置する10社の石も調べる必要があると判断した。
---朝日新聞(24.1.17)




二本松の新築マンションで高線量 浪江で土台の材料採取

福島県二本松市の新築マンションの工事に、東京電力福島第一原発事故で出た放射性物質に汚染されたコンクリートが使われていたことがわかった。マンション1階の床からは屋外より高い放射線量が測定された。同市と国が15日発表した。

 コンクリの材料に、計画的避難区域内の砕石場の石が使われたのが原因とみられる。同じ材料が数百カ所の工事に使われたとみられ、国は石やコンクリの流通経路を調査している。

 発表によると、汚染されたコンクリが使われたのは、昨年7月に完成した二本松市若宮地区の鉄筋コンクリート3階建て賃貸マンションの土台部分。1階の室内の高さ1メートルの線量が毎時1.16~1.24マイクロシーベルトで、屋外の同0.7~1.0マイクロシーベルトより高かった。2、3階の室内は同0.10~0.38マイクロシーベルトという。

 コンクリの材料になった石は、計画的避難区域に入っている浪江町南津島の砕石場から搬出。コンクリ会社を通じ昨年4月11日、マンションの基礎工事に57.5立方メートルのコンクリが使われた。

 砕石場では原発事故前に採取した石を砕き、事故後も屋外に置いて避難区域に指定される同月22日まで出荷を続けたという。経済産業省などによると、この砕石会社は県内の19社に計5200トンを出荷。このうち、マンションにコンクリを納入した二本松市の会社からは県内の百数十社に販売され、数百カ所の工事に使われたとみられるという。

 二本松市は昨年9~11月、子どもなどの積算線量を計測。マンションに住む女子中学生の3カ月間の線量が1.62ミリシーベルトと比較的高かったため、市が調べた。マンションには12世帯が入居している。

 マンション1階の室内に24時間滞在する仮定で計算すると、年間の線量は10ミリシーベルト前後になる。
---朝日新聞




福島の食事、1日4ベクレル


福島の食事、1日4ベクレル 被曝、国基準の40分の1

 家庭で1日の食事に含まれる放射性セシウムの量について、福島、関東、西日本の53家族を対象に、朝日新聞社と京都大学・環境衛生研究室が共同で調査した。福島県では3食で4.01ベクレル、関東地方で0.35ベクレル、西日本でほとんど検出されないなど、東京電力福島第一原発からの距離で差があった。福島の水準の食事を1年間食べた場合、人体の内部被曝(ひばく)線量は、4月から適用される国の新基準で超えないよう定められた年間被曝線量の40分の1にとどまっていた。

福島の食事 1日4ベクレル

 調査は昨年12月4日、全国53家族から家族1人が1日に食べた食事や飲んだものをすべて提供してもらい行った。協力家族の居住地は、福島県が26、関東地方(群馬・栃木・茨城・千葉・埼玉・東京・神奈川)が16、中部(長野・愛知・岐阜・三重)、関西(大阪・京都)、九州(福岡)など西日本が11。普段通りの食材で料理してもらった。福島では、地元産の野菜などを使う人が多かった。

 1日の食事から取り込むセシウムの量は、福島県内に住む26家族で中央値は4.01ベクレルだった。この検査法で確認できる値(検出限界)以下の正確な値がわからないため、平均値ではなく、検出値を順に並べて真ん中に当たる中央値で分析した。

 この食事を毎日1年間、食べた場合の被曝線量は0.023ミリシーベルトで、国が4月から適用する食品の新基準で、超えないよう定めた1ミリシーベルトを大きく下回っていた。福島でもっとも多かったのは、1日あたり17.30ベクレル。この水準でも年間の推定被曝線量は0.1ミリシーベルトで、新基準の10分の1になる。原発事故前から食品には、放射性のカリウム40が含まれており、その自然放射線による年間被曝線量は0.2ミリシーベルト(日本人平均)ある。セシウムによる被曝線量はこれを下回った。

 調査した京都大医学研究科の小泉昭夫教授は「福島のセシウム量でも十分低く、健康影響を心配するほどのレベルではなかった」と話している。
---朝日新聞(24.1.19)











平成24年1月16日


知られざる放射能汚染, 東京湾の汚染と川の汚染

平成24年1月15日NHKでは”知られざる放射能汚染~海からの緊急報告”のテーマで、海と沼湖の汚染調査が進まず汚染の空白地帯となっていることを警告し、魚介類の汚染の現状とこの状況が短期には解消できない事を明らかにした。
NHKが近辺の漁業従事者の協力を得て、放射瀬線の汚染状況を調査したところ、深刻な汚染状況が判明した。
政府は文部科学省が発表する放射線量情報によるもので、その内容は下記のマップの通り、さほど深刻な放射線量を示していない上、対象は限定的で、漁業従事者や魚介衣類を食する人達の配慮が、不十分だ。
政府情報とNHK情報と、いずれが国民の立場で情報を収集開示しているか、ご覧の方々はすぐ判ることでしょう。


福島第一原発周辺の海底土の放射線濃度分布 (文部科学省資料24.1.13)


NHKスペシャル ”知られざる放射能汚染~海からの緊急報告”(21.1.15)


原発の港湾入口の海底土を調査した所、4520Bq/kgのセシウムが観測された。ここの海水の15000倍もの汚染し、原発近くが一番高く、南側に広がっており、セシウムの量が高い地点はまだらに広がっている。


福島第一原発の南東約20kmの漁場の調査で、海底土のセシウムが304Bq/kg、海底にいるゴカイが130Bq/kg、それを食べるナメタガレイが316Bq/kgというデータが得られ、底魚では、海底土とほぼ同じ程度のセシウムで汚染されていることが今回初めて判明した。






福島第一原発周辺の海水中の放射線濃度分布(文部科学省資料24.1.13)


宮城県沖の海水中の放射線濃度分布(文部科学省資料24.1.13)






河口から出た水は、地球の自転と密度差のために、南に流れていく傾向があり、沿岸では海底土の汚染も南に向かっていくのではないか、と推測された。
11月の特集において38Bq/kgだった銚子沖では、2ヶ月後に測定した今回は112Bq//kgと3倍近くに増加した。


高萩沖(原発から80km)の岩場の堅い地質の所では30Bq/kg前後で低かったが、南のひたちなか市(原発から120km)では、海底に泥がたまっているため、高い(380Bq/kg)濃度の海底土のセシウムが検出された。



東京湾の汚染と川の汚染

水深10m程度の泥を26ヶ所調査した所、多くの場所では100Bq/kg以下だが、江戸川と荒川の河口付近が非常に高く、872Bq/kgものセシウムが検出された。

江戸川と荒川の河口付近が非常に高く、872Bq/kgものセシウムが検出された。





2年後に汚染のピークが予想される。

NHK情報”知られざる放射能汚染”のまとめ
1.海底土の汚染の調査の結果、泥の動きに従って海底の汚染は移動することがわかってきた。これが陸上の汚染との大きな違いである。

2.これまであまり調査されていない湖沼の汚染も進んでいる。特に水の循環のあまりない湖沼では、一度汚染されるとその汚染が長期間続く可能性が高い。

3.東京湾も、江戸川下流からくる泥によって江戸川河口付近が汚染されている。シミュレーションによると、2年後くらいが汚染のピークで、その後も10年近く汚染は続く。


ーーTSOKDBAのブログ他資料(24.1.16)




平成24年1月13日






東京電力株式会社福島第一原子力発電所の20km以遠の積算線量結果(平成24年1月11日(水曜日)14時00分版、文部科学省資料)

24.1.17 放射線積算量

東京電力株式会社福島第一原子力発電所の20km以遠のモニタリング結果(平成24年1月11日(水曜日)14時00分版)(文部科学省資料)

20km以遠放射線モニタリング推移











平成23年12月16日

第4次航空機モニタリングの測定結果
今回発表するデータは、10月22日から11月5日にかけて、ヘリコプター2機
考察:
この期間における空間線量率の減少度合いをセシウム134、137の物理的減衰を考慮して計算すると、9.2%程度であることから、
空間線量率の減少要因として、全体として1.8%程度、放射性セシウムの物理的減衰以外の要因により、減少したものと考えられる
他方で、別紙6で示したように、全体的な傾向としては空間線量率が減少傾向であるものの
、一部において、空間線量率が増加している箇所や減少している箇所が確認された。

3次航空機モニタリングの空間線量率に対する第4次航空機モニタリングの間線量率の比較結果

○第3次航空機モニタリングの結果と第4次航空機モニタリングの結果を空間線量率において比較した結果、福島第一原子力発電所から80㎞圏内において、別紙6(参考1)のように、全体的に空間線量率の減少傾向が確認された。
モニタリング差の説明マップ
○また、別紙6(参考2)に見られるように、福島第一原子力発電所から80㎞圏内においては、7月2日から11月5日までで空間線量率が11%程度減少(4月29日から7月2日までで2割程度減少)していることが確認された。
4次モニタリングで3次より11%減少結果

○この期間における空間線量率の減少度合いをセシウム134、137の物理的減衰を考慮して計算すると、9.2%程度であることから、空間線量率の減少要因として、全体として1.8%程度、放射性セシウムの物理的減衰以外の要因により、減少したものと考えられる
○他方で、各地点における第3次航空機モニタリングの測定結果に対する第4次航空機モニタリングの測定結果の比率の分布状況(以下、「第4次/第3次比画像」と言う) (別紙6(参考3)参照)について確認したところ、全体的には、空間線量率は一定の減少傾向にあるものの、
一部の地域において、第4次航空機モニタリングの測定結果が第3次航空機モニタリングの測定結果に比べて、大きく減少した箇所や増加している箇所が確認された。
○そこで、これらの箇所における空間線量率の変化要因について検討を行った。
(文部科学省資料23.12.16)


4次モニタリングによる全国(1都22県)放射線汚染マップ(文部科学省資料12.16)
4次放射線汚染マップ 1都22県

4次モニタリングによる全国(1都22県)セシウム134,137汚染マップ(文部科学省資料12.16)
4次 セシウム134,137 汚染マップ




第4次航空機モニタリングにおける
福島県沿岸部の空間線量率の増加傾向について(その1)


 第3次空間線量率/第1次空間線量率
4次80km汚染マップ3次80km放射線汚染マップ3次4次汚染マップ比較


(第4次空間線量率/第1次空間線量率)

比較結果:空間線量率の増加傾向は増加





文部科学省による第4次航空機モニタリングの結果:放射線量
(福島第一原子力発電所から80km圏内の地表面から1m高さの空間線量率)(文部科学省資料23.12.16)
4次モニタリング80km汚染マップ


文部科学省による第4次航空機モニタリングの結果:セシウム134,137
(福島第一原子力発電所から80km圏内の地表面へのセシウム134、137の沈着量の合計)
4次モニタリング80kmセシウム134,137汚染マップ


別紙6図
モニタリング差の説明マップ

上記の図の説明:4次モニタリングの結果は発表されたが、従来PDFからコピーできていたものが、今回は印刷しかできない方式に変換されている。印刷を介して掲載するため、鮮明でないのが残念です。 何故こうした見難い方法をとるのか理解できません。又説明文を冒頭に掲載しました。理解できますか?当方は半分程度しかわかりません。こうした文でしっかり公表されたとは考えられません。せっかく増加部分も示しているのに、わかり難い文を良しとしているのは大いに疑問です。
下記の図は、従来通りコピーできたので見やすい画像が掲載できます。

第3次モニタリング結果(文部科学省23.12.16)3次モニタリングマップ




モニタリング結果比較  第4次航空機モニタリングにおける福島第一原子力発電所から60kmの境界付近の空間線量率の変化傾向について(その1):減少例
二本松、福島県、第1次もニタリング

二本松でのモニタリング比較1
 二本松、福島県 第4次モニタリング

比較結果:空間線量率の増加傾向は減少

変化傾向の状況について(その2):減少例
いわき市、北茨城市 1次モニタリング


同市 3次モニタリング
いわき市、北茨城市のモニタリング比較
比較結果:空間線量率の増加傾向は減少






平成23年12月10日


放射線量の一般説明(東電提供23.11.19)

動画の説明:下記の図面か説明文字をクリック下さい。動画にリンクします。



東電提供の福島第一原発の方は線測量方法の動画の前半部分の一部の動画を観る





平成23年12月9日


外部被曝、最高37ミリシーベルト 福島住民調査で推計

東京電力福島第一原発の事故による福島県民の外部被曝(ひばく)線量について、住民約1730人の推計値が最高37ミリシーベルト、平均1ミリシーベルト強だったことが県の解析でわかった。今回の対象は、飯舘村など比較的、空間線量が高い3町村の住民だが、約半数の住民が4カ月間で平常時の年間限度1ミリシーベルトを超える被曝をしていた。v

福島住民被爆 37ミリシーベルト

 住民の外部被曝の実態が判明するのは初めて。県は近く結果を公表し、本人に郵送で連絡する。
---朝日新聞(23.12.9)




平成23年12月8日



コメ基準値超え、二本松市旧渋川村地区でも

福島県は7日、二本松市の旧渋川村地区の農家1戸のコメから国の基準値(1キロあたり500ベクレル)を超える780ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。この農家のコメは流通していないという。県は、同地区で生産されたコメの出荷自粛を要請した。

二本松でも米汚染

 福島県内では、福島市と伊達市の計4地区のコメが基準値を超え、出荷停止となっている。これで、基準値を超えた地域は3市5地区に広がった。

 県によると、持ち込まれたこの農家のコメを二本松市が検査したところ、基準値を超えたため、県が分析した。このコメと同じ水田(19アール)で生産された35袋(約1トン)はすべて自宅などに保管しているという。

 県は、この農家に隣接した2戸の農家のコメも調べたが、最大で53ベクレルだったという。このため県は、栽培方法などに問題があった可能性もあるとして原因を調べる方針だ。
---朝日新聞(23.12.8)


福島市渡利地区の玄米からも規制値超セシウム

福島市大波地区や福島県伊達市で収穫された玄米から国の暫定規制値(1キロ・グラムあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが見つかった問題で、同県は2日、福島市渡利地区の稲作農家3戸が収穫した玄米からも、規制値を超えるセシウムが検出されたと発表した。

米汚染 渡利

 政府は週明けにも、渡利地区などのコメを出荷停止対象とする方針を固めた。

 県によると、渡利地区の47戸の稲作農家のうち、今回、25戸を調査。その結果、3戸が生産した3袋(90キロ・グラム)の玄米から、1キロ・グラムあたりそれぞれ510ベクレル、550ベクレル、590ベクレルのセシウムが検出された。農家3戸が生産した65袋分(約2トン)はいずれも自宅で保管されており、市場に流通していない。玄米は精米すると放射線量が半分から3分の1程度に下がるという。
---読売新聞(23.12.3)



福島・伊達産米も規制値超セシウム…一部販売

福島県は28日、同県伊達市小国地区の農家2戸と月舘地区の農家1戸の水田でとれた玄米から、国の暫定規制値(1キロ・グラムあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。
伊達でもセシウム米

 一部は直売所で販売され、販売先が確認できていない。政府は29日午後にも、両地区のコメを出荷停止対象とする方針を固めた。福島市大波地区の農家からも28日、新たに規制値超えの玄米が見つかり、コメの放射能汚染問題は広がりを見せている。

 県によると、伊達市の2地区で検出されたのは580~1050ベクレル。同市小国地区の2農家の生産量は1920キロで、うち18キロが直売所に出荷され、9キロが売れたという。この18キロ以外は自宅やJAなどに保管され、流通はしていないとみられる。月舘地区の農家については、全1500キロ分がJAなどに保管されていることが確認された。

 また、県は、福島市大波地区で新たに4農家の玄米から規制値を超えるセシウムが検出されたことを明らかにした。同地区の検出農家は10戸になった。県によると、伊達市小国地区は福島市大波地区と隣接しており、月舘地区も大波地区から近く、年間の積算線量が20ミリ・シーベルト超と推定されると国から指定を受ける特定避難勧奨地点がある。規制値を超える玄米が収穫された水田は、いずれも山間部にあるという。
---読売新聞(23.11.29)






平成23年12月1日



溶融燃料、格納容器の床を65センチ侵食 東電解析

福島第1原発の事故で、東京電力は30日、1~3号機の原子炉圧力容器から溶け落ちた燃料が、格納容器の底にあるコンクリート床を熱分解し、最大で12~65センチ侵食したとのシミュレーション結果を発表した。侵食は鋼鉄製の格納容器には達せず、内部にとどまるという。今後、廃炉に向けて原子炉から溶融した燃料を取り出す際に、作業が困難になる恐れがある。経済産業省原子力安全・保安院の専門家会議で報告した。同会議では、東電のほか原子力関係3事業者も解析を発表、今後妥当性が評価される。

 東電は炉心の状態を解析し、最大で1号機は100%、2号機は57%、3号機は63%の燃料が圧力容器から外側の格納容器内に溶け落ちたと推定した。格納容器の底には、落下物から容器を守るための高さ約2・6メートルのコンクリート製の床があるが、東電の解析では、溶け落ちた燃料が、格納容器の底のコンクリートを熱分解する「コア・コンクリート反応」を引き起こした。

1号機85%核燃料溶解 落下    妖怪燃料床を侵食  米の汚染 二本松も

 侵食されたコンクリートの深さは、最大で1号機は65センチ、2号機は12センチ、3号機は20センチだった。1号機では鋼鉄製の格納容器に最も近いところで、約37センチ手前まで侵食が進んでいた。

また、格納容器内の気体の解析などから、現在はコンクリートの侵食は止まっており、燃料の冷却もできているという。このため、東電は「工程表の冷温停止状態の判断には影響しない」としている。

 一方、財団法人エネルギー総合工学研究所の解析では、1号機の侵食の深さを2メートル未満とした。さらに、溶融した燃料で圧力容器を支える柱などが損傷し、「炉内構造物が損傷、倒壊した可能性も否定できない」と指摘した。

 これに対し、東電は圧力容器を支える柱などについて、「健全性は確保されている」とした。

---産経新聞


核燃料の大半が格納容器内に落下 福島第一原発1号機

東京電力は30日、福島第一原発1号機で原子炉圧力容器内の核燃料が溶けてほとんどが原子炉格納容器に落ちたとの解析結果を明らかにした。格納容器内に溶けた燃料はとどまっているが、コンクリートの床を一部溶かしたとしている。2、3号機では溶けた燃料のほとんどが圧力容器内に残ったと見ている。いずれも燃料は水につかった状態で冷やされているという。

核燃料 溶解原子炉 分解図原子炉 原型

 東電が格納容器の水位や温度などから解析した。東電は原子炉から溶けた燃料の一部が漏れていることは認めていたが、さらに厳しい状態であるとの認識を示した。1979年の米スリーマイル島原発事故でも炉心溶融が起こったが燃料は圧力容器内にとどまった。廃炉に向けた燃料の回収は極めて難しく、取り出す技術の開発を迫られる。

 解析では、事故を起こした1~3号機のうち、1号機は地震直後に冷却装置が止まり3時間後に燃料が露出。外から注水するまでに時間がかかった。燃料の露出までに2、3日あった2、3号機と比べて、圧力容器の破損が激しかった。

 今回、すべての燃料が圧力容器から格納容器に落ちたと解析。溶けた燃料がコンクリートの床にある升に入り込み、下に向かって最大65センチほどを溶かしたとした。ただし、鋼板製の格納容器の底まであと37センチほどあり、燃料は突き破ることなくとどまり、溶けた燃料が地面を突き抜ける現象「チャイナ・シンドローム」には至っていないとした。
---朝日新聞



平成23年11月29日


航空機モニタリングで測定された放射性セシウムの沈着量と地形の関係(各地域の拡大版);文部科学省資料


セシウム汚染と地形の関係 拡大図
【拡大】福島・山形県境(飯豊山地)

放射線量 一般説明 東電提供
【拡大】関東山地


 
【拡大】福島県中通り


地形と汚染の関係図
  【拡大】越後山脈南端



平成23年11月27日


文部科学省による愛知県、青森県、石川県、及び福井県の航空機モニタリングの測定結果
愛知県 放射線汚染マップ(文部科学省提供)

愛知県 放射線汚染マップ


愛知県 セシウム137134汚染マップ(文部科学省提供)
愛知県セシウム汚染マップ

青森県 放射線汚染マップ(文部科学省提供)
秋田県放射線汚染マップ

青森県 セシウム134,137汚染マップ(文部科学省提供)
秋田県セシウム汚染マップ


石川県 放射線汚染マップ(文部科学省提供)
石川県放射線汚染マップ

石川県セシウム134,137汚染マップ(文部科学省提供)
石川県セシウム汚染マップ

福井県 放射線汚染マップ(文部科学省提供)
富山県放射線汚染アップ

福井県 セシウム134,137汚染マップ(文部科学省提供)
福井県セシウム汚染マップ



文部科学省がこれまでに測定してきた範囲及び愛知県、青森県、石川県、及び福井県内における地表面から1m高さの空間線量率
東日本(1都22県)放射線汚染マップ

1都22県東北関東北陸中部 放射線汚染マップ


文部科学省がこれまでに測定してきた範囲及び愛知県、青森県、石川県、及び福井県内における地表面から1m高さの空間線量率
1都21県のセシウム134,137汚染マップ(文部科学省提供)

東北、関東、北陸、中部セシウム汚染マップ


航空機モニタリングで測定された放射性セシウムの沈着量と地形の関係
奥羽山脈、飯豊山脈、越後山脈、下野山地、関東山地等の地形に沿って、放射性セシウムが沈着している傾向が確認されている。(文部科学省提供)
地形による汚染の関係図地形と汚染の関係

平成23年11月22日
放射能汚染水、4千キロ東まで拡散 国内研究機関が推計

東京電力福島第一原発の事故で海に流れ出た放射能汚染水が約4千キロ東の日付変更線まで広がっている――。こんな推計結果を海洋研究開発機構が公表した。放射性セシウム137の濃度の推計で、飲料水の基準の2千分の1以下だが、事故前の10倍以上になるという。

 同機構の升本順夫・短期気候変動応用予測研究プログラムディレクターらが、第一原発近くの海で測定された放射能濃度をもとに海の対流などを考慮して広がり方を探った。
セシウム汚染 4000kmまで

 第一原発では事故後、取水口付近にある作業用ピット(穴)の壁の亀裂から高濃度の放射能汚染水などが漏れ出た。推計結果によると、汚染水は岸沿いにまず広がり、沖合へと徐々に広がった。黒潮と親潮との間の複雑な流れの中で拡散した後、さらに東へ流れ、事故から4、5カ月で日付変更線に達した。
---朝日新聞



セシウム、3500km沖まで…想定実験で判明

東京電力福島第一原子力発電所事故で海に流出した放射性セシウムが、原発から東に約3500キロ・メートル離れた海域まで達している可能性が高いことが、海洋研究開発機構の想定実験でわかった。

機構は「濃度は低いため、健康には影響のないレベル」としている。

 機構の升本順夫プログラムディレクターらが海水中の放射性物質濃度の測定値や、海水の流れ、風向きの変化などから、拡散状況を推定。その結果、11月1日時点で、放射性セシウム137は、解析範囲の東端に当たる原発東方の沖合約3500キロの日付変更線付近まで拡散していることがわかった。ほとんどは濃度が海水1リットル当たり0・01~0・5ベクレルだったが、一部には1~5ベクレルの場所もあった。

 事故前の平均的な濃度は0・001ベクレル程度。今回の推計値は、その10~5000倍に高まっているが、国が定めた飲料水の摂取制限の暫定規制値(1リットル当たり200ベクレル)は大きく下回っている。
---読売新聞



ASR 海水汚染 予測

アメリカのコンサルテイング会社ASRによるセシウムの海水汚染シュミレーション


【動画】ASR 海水汚染シュミレーション


東日本の放射線汚染、セシウム汚染マップページtopへ戻る




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