お気軽にお問合せ下さい。
mail:info-imart



     


関東の想定地震:プレート型と首都直下型・19ケース想定
 

首都直下のM7クラスの地震及び相模トラフ沿いのM8クラスの地震等の地震に関して、過去の大地震、プレートから発生する地震、活断層から発生する地震の3ケテゴリーから、地震動分布図19パターンを想定して、夫々のパターンの各種災害予測図:液状化、津波、浸水、建物全壊・半壊、焼失、携帯電話不通、ライフライン(電気、ガス、上下水道)被害率、避難者、帰宅困難者、その他の災害リスクを
大画面(画面をクリック)で掲載します。


南海トラフ地震 長周期 超高層ビル最上階の揺れ幅は2m~6m(27.12.17)


内閣府検討会が初の報告書

 内閣府の検討会は17日、南海トラフ巨大地震による長周期地震動が超高層ビル(高さ60メートル超)に与える影響を初めて報告書にまとめ、公表した。想定される最大クラスの地震では、特に東京、名古屋、大阪の3大都市圏で大きな影響が予想され、ビル最上階の揺れ幅は、揺れが伝わりやすい地盤の大阪市の埋め立て地で最大約6メートルとなったほか、震源から遠い東京23区や、名古屋市でも最大約3メートルに及ぶと指摘。ビル会社や住民らに防災対策を求めた。

 内閣府は東日本大震災を受け、2011年8月に南海トラフの巨大地震モデル検討会(座長・阿部勝征東大名誉教授)を設置。12年3月に震度分布などの推計を公表し、長周期地震動の検討を続けてきた。検討会は、過去に南海トラフ沿いで起きたマグニチュード(M)8級の5地震を基に、紀伊半島沖を震源とする最大クラス(M9級)の地震を想定し、この地震に伴う長周期地震動(揺れの周期2〜10秒)の影響を調べた。

 地表の揺れ(秒速5センチ以上)が続く時間は、軟らかい堆積(たいせき)層が厚く広がる3大都市圏の平野部で長く、特に大阪、神戸両市の一部で最大6分以上、千葉、愛知県などで最大5分以上となった。地表の揺れに応じて建物全体が揺れる速さは、3大都市圏の広い範囲でおおむね秒速150センチ以下。局地的に秒速250センチ程度もあったが、建物の強度には一定の余裕があり、長周期地震動を直接の原因とする倒壊はないと推定した。

 ただ、経年劣化し耐震性などが万全でない建物は、小さな揺れでも室内に危険が及ぶ可能性があり、検討会は建物ごとに安全性を調べ、必要に応じ改修などの措置を取るよう求めた。

 建物にはそれぞれ高さなどに応じて揺れやすい周期(固有周期)があり、地震動の周期がこれに近いほど共振が起きて揺れが激しくなる。また、揺れは上層階ほど大きい。現存するビルで最上階の最大の揺れ幅を推定すると、高さ200〜300メートルのビルで、大阪市住之江区約6メートル▽名古屋市中村区約2メートル▽東京23区2〜3メートル。高さ100〜200メートルでは、名古屋市中村区など約3メートル▽大阪市阿倍野区など約2メートル▽東京23区1〜2メートル。家具などが転倒する可能性があり、固定の推進を求めた。

 九州地方は地盤などから3大都市圏に比べ影響は小さいとみられ、今回の詳しい調査対象にはしなかったが、引き続き検討を進める。相模湾から房総半島の相模トラフ沿いを震源とする首都直下地震や、北海道や東北への影響が懸念される日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震についても順次、検討結果を公表する。【狩野智彦】

南海トラフ巨大地震

 駿河湾から九州沖に延びる深さ4000メートル級の溝「南海トラフ」沿いを震源とするM9級の巨大地震。付近では90〜150年間隔でM8級の地震が発生しており、今後30年以内にM8〜9級が起きる確率は70%程度とされる。国の被害想定では、最悪で死者32万3000人、建物倒壊・焼失約240万棟、経済被害220兆円。

長周期地震動

 揺れが1往復する周期が2秒以上と長い地震動。超高層ビルの上層階ほど影響を受けやすく、低い建物をガタガタと揺らす短周期と違ってゆっさゆっさと大きく揺らすのが特徴。地震の規模が大きく震源が浅いほど生じやすく、遠くまで伝わりやすい。堆積層の厚い平野部で増幅する。東日本大震災では、震源から遠い大阪市住之江区の大阪府咲洲(さきしま)庁舎も最大2.7メートル揺れた。

ーーー毎日新聞(27.12.17)




【概況】関東地方の地震想定の資料説明・地震の区分

今後、想定される地震の原因の3区分される地震
 
  ① 首都直下地震(東京湾北部地震(M7.3)等)
  ② 海溝型地震(元禄型関東地震(M8.2) 等)
  ③ 活断層で起こる地震(立川断層帯(M7.4)等)等が想定されます。
  東京都の地震動の例でみる。

プレート型



関東周辺のプレート境界 


プレート断面図

南関東地域で発生する地震の発生場所
① 地殻内(北米プレートまたはフィリピン海プレート)の浅い地震
② フィリピン海プレートと北米プレートの境界の地震
③ フィリピン海プレート内の地震
④ フィリピン海プレートと太平洋プレートの境界の地震
⑤ 太平洋プレート内の地震
⑥ フィリピン海プレート及び北米プレートと太平洋プレートの境界の地震

活断層型

首都圏およびその周辺の主要活断層の分布と地震予測の検討対象活断層
(上から)
関谷断層
関東平野北西縁断層帯
立川断層帯
北伊豆断層群
伊勢原断層
神縄・国府津-松田断層帯
三浦半島断層群主部
関東地域の地震動マップ(19通り)を見る。




東京都の地震動マップ(見直し後):6つのケース

東京都の表層地盤を反映させた地震動分布図;①東京直下型、②海溝型、③活断層型に大別され、6ケースの地震動図が発表されている。

表層地盤

表層地盤のゆれやすさ




①首都直下地震の度分布


東京湾北部地震 (M7.3)



多摩直下地震 (M7.3)



②海溝型地震の度分布


元禄型関東地震 (M8.2)



③活断層で発生する地震の度分布


立川断層帯地震 (M7.4)(破壊開始点が南側の場合)



立川断層帯地震 (M7.4)(破壊開始点が北側の場合)




白地図 自治体区画図
: 地震動分布図は場所の指定が明らかでないので、区画図を参照下さい。
:グーグルマップで詳細にみる。

東京湾北部地震(M7.3)及び(右図)多摩直下地震(M7.3)における伊豆大島~御蔵島の震度分布(これより以南の島々の震度は全て3以下となる。)


元禄型関東地震(M8.2)(これより以南の島々の震度は全て3以下となる。)
ーーー首都直下地震等による東京の被害想定―概要版・抜粋




関東地域の震度分布


首都直下のM7 クラスの地震の震度分布(19 地震のパターン)の1つの想定

首都直下型地震の震度分布マップ


東京湾直下地震の震度マップ



家屋の消失予想マップ 首都直下型地震 冬に発生を想定



家屋の消失予想マップ 東京湾北部地震 冬に発生を想定

:グーグルマップで詳細にみる

 その他の18パターンの地震動想定図を見る




19のパターンの地震想定の説明




首都直下モデル検討会において検討対象とした地震と想定地震19の位置図




東京湾、都心南部直下地震の場合の震度推定分布図 

関東で最も注意が払われている地震は、東京湾北部地震で、フィリピン海プレートと北米プレートとの境界で発生すると予測される地震です。



東京湾直下地震の震度マップ



都心南部直下地震震度分布図



都心南部直下地震の震源想定位置



都心南部直下地震 都区部拡大震度分布図




想定したM7クラスの19の地震を想定した位置図
、振動分布図(下図);左・都心南部直下地震、右・首都直下のM7クラスの地震の重ね合わせた震度分布図

その他の18パターンの地震動想定図を見る




東京都の液状化マップ


液状化危険度分布


東京湾北部地震(M7.3)





多摩直下地震(M7.3)



元禄型関東地震(M8.2)



立川断層帯地震(M7.4)



東京湾北部地震(M7.3)



多摩直下地震(M7.3)



元禄型関東地震(M8.2)



立川断層帯地震(M7.4)

 

白地図 自治体区画図:場所を詳細に知る為に参照下さい。
:グーグルマップで詳細にみる。




東京都の津波高及び津波浸水 の分布図


元禄型関東地震(M8.2)(行谷ほか(2011)モデル)
・水門閉鎖の場合




元禄型関東地震(M8.2)(行谷ほか(2011)モデル)
・水門開放の場合




東京湾北部地震(M7.3)・水門閉鎖の場合



東京湾北部地震(M7.3)・水門開放の場合





東京都の建物被害図・全壊、半壊

ゆれ・液状化・急傾斜地崩壊・人工造成地による建物被害


東京湾北部地震による全壊建物棟数の分布

単位   棟数 



多摩直下地震による全壊建物棟数の分布




元禄型関東地震による全壊建物棟数の分布



立川断層帯地震による全壊建物棟数の分布

 単位  棟数 

白地図 自治体区画図:場所を詳細に知る為に参照下さい。
:グーグルマップで詳細にみる。




東京湾北部地震による液状化半壊建物棟数の分布



多摩直下地震による液状化半壊建物棟数の分布



元禄型関東地震による液状化半壊建物棟数の分布



立川断層帯地震による液状化半壊建物棟数の分布

単位   棟数 




東京都の建物焼失予想図



焼失棟数(東京湾北部地震 冬18時 風速8m/s)



焼失棟数(東京湾北部地震 冬5時 風速8m/s)



焼失棟数(多摩直下地震 冬18時 風速8m/s)




焼失棟数(元禄型関東地震 冬18時 風速8m/s)



焼失棟数(立川断層帯地震 冬18時 風速8m/s)



白地図 自治体区画図:場所を詳細に知るために参照下さい。
:グーグルマップで詳細にみる。




細街路における閉塞の発生

細街路の閉塞とは、道路の幅員が13m 未満の狭い道路において、ゆれや液状化現象によって道路周辺の家屋等が倒壊することにより当該区間が通行できなくなる状態を示し、 通行できなくなる状態とは、道路の閉塞により、通行可能な道路幅員が3m以下になった状態を示す。


閉塞可能性があるエリア(東京湾北部地震) 図上の路線図は緊急輸送道路




閉塞可能性があるエリア(多摩直下地震) 図上の路線図は緊急輸送道路



閉塞可能性があるエリア(元禄型関東地震)



閉塞可能性があるエリア(立川断層帯地震)





携帯電話不通分布図



携帯電話不通分布(東京湾北部地震 冬18時 風速8m/s)




携帯電話不通分布(多摩直下地震 冬18時 風速8m/s)



携帯電話不通分布(元禄型関東地震 冬18時 風速8m/s)



携帯電話不通分布(立川断層帯地震 冬18時 風速8m/s)





東京都のライフライン被害率図、電力、通信等の被害予想

ライフライン被害率分布図
東京湾北部地震 冬18 時 風速8m/sの場合


電力、通信の被災


都市ガスの被災(最小ケース)

都市ガスの被災(最大ケース)


上下水道の被災(上;上水道)




避難者・帰宅困難者

避難者数は、東京湾北部地震冬の18時、風速8m/sにおいて最大となり約339万人と想定される。元禄型関東地震で約320万人、多摩直下地震で約276万人、立川断層帯地震で約101万人となる。
都内滞留者(約1,387 万人)のうち約471 万人の帰宅困難者が発生すると想定される。






その他の災害リスク


エレベーターに関する被害:最大の被害が発生するのは東京湾北部地震(冬18 時、風速8m/s)のときで、約7,500台が停止すると想定される。

災害時要援護者の被害:最大の被害が発生するのは東京湾北部地震(冬18 時・風速8m/s)で、死者は約4,900人となるものと想定される。

自力脱出困難者の発生:最大の被害が出るのは東京湾北部地震(朝5時)で、約6.1万人が自力脱出困難者となる。

主要な地下街の被災:死者35、負傷者793名

長周期地震動による影響:構想ビルの高層階の揺れによる被害


自然の災害対策は、個人が ”自分で、自分の命を守る” 姿勢が基本です。行政に頼らず、日ごろから情報を広げ、日ごろから、対策をすることが何より大切です。(編集部)





関東地域の家屋焼失予想図



都心南部直下地震による家屋焼失予想図


冬季における都心南部直下地震による家屋焼失予想図


大正の関東大震災再現の地震想定の家屋焼失予想図




東京都の危険度マップ

地域危険度測定調査は、東京都震災対策条例(当時は震災予防条例)に基づき、概ね5年ごとに行っており、7回目となる今回は、都内の市街化区域の5,133町丁目について、各地域における地震に関する危険性を、建物の倒壊及び火災について測定しました。

 本調査では、地震の揺れによる以下の危険性を町丁目ごとに測定しています。

●建物倒壊危険度 (建物倒壊の危険性)
●火災危険度 (火災の発生による延焼の危険性)
●総合危険度 (建物倒壊や延焼の危険性)
●「災害時活動困難度」を考慮した危険度【新規】
 (災害時の避難や消火・救助等の活動のしやすさ(困難さ)を考慮した危険性)ーーー防災委員会(27.1.25)

 なお、地域危険度はそれぞれの危険度について、町丁目ごとの危険性の度合いを5つのランクに分けて、以下ように相対的に評価しています。




総合危険度ランクマップ

:グーグルマップで詳細にみる。




液状化予想図(関東地域,東京都、0地帯)




関東地域の液状化可能性(都心南部直下地震)



液状化可能性(大正関東地震タイプの地震)

:グーグルマップで詳細にみる







東京都 低地の液状化予想図、24年度改訂版












確率的地震動予想図・首都圏(地震予知研究推進本部)



確率的地震動予想図・首都圏    大画面を見る

「今後30年以内に70%程度」という予測は、首都圏に住む人が知らねばならない地震情報。
地震予知研究推進本部の全国地震動予測地図(2010年版)




地震動予測図・首都圏(朝日新聞)




全国の地震動マップ;震度5以上と6以上の確率マップ
 全国地震動マップ拡大図を見る。



関東北部地震の震度推定分布図・災害マップ



東京都総合危険度ランクマップ    大画面で危険度マップを見る。

白地図 自治体区画図
:グーグルマップで詳細にみる。




関東地域の19パターンの地震動想定図

首都直下のM7 クラスの地震の震度分布(19 地震)
①都心南部直下地震(Mw7.3)
②都心東部直下地震(Mw7.3)
③都心西部直下地震(Mw7.3)
④千葉市直下地震(Mw7.3)
⑤市原市直下地震(Mw7.3)
⑥立川市直下地震(Mw7.3)
⑦川崎市直下地震(Mw7.3)
⑧東京湾直下地震(Mw7.3)【要注意エリア】
⑨羽田空港直下地震(Mw7.3)
⑩成田空港直下地震(Mw7.3)
⑪さいたま市直下地震(Mw6.8)
⑫横浜市直下地震(Mw6.8)
⑬茨城県南部地震(Mw7.3)【要注意エリア】
⑭茨城・埼玉県境地震(Mw7.3)
⑮関東平野北西縁断層帯の地震
⑯立川断層帯の地震(Mw7.1)
⑰三浦半島断層群主部の地震(Mw7.0 )
⑱伊勢原断層帯の地震(Mw6.8)
⑲西相模灘の地震(Mw7.3)

【要注意エリア】としては、特に「東京湾北部」「多摩」「茨城県南部」が研究者にて指摘されている。


想定したM7クラスの19の地震を想定した位置図、振動分布図(下図);左・都心南部直下地震、右・首都直下のM7クラスの地震の重ね合わせた震度分布図(余り意味がない。一度に起こらないので参考まで。)

震度表示説明

①都心南部直下地震(Mw7.3)

都心南部直下地震


②都心東部直下地震(Mw7.3)

都心東部直下地震


③都心西部直下地震(Mw7.3)

都心西部直下地震


④千葉市直下地震(Mw7.3)

千葉市直下地震


⑤市原市直下地震(Mw7.3)

市原市直下地震


⑥立川市直下地震(Mw7.3)

立川市直下地震


⑦川崎市直下地震(Mw7.3)

川崎市直下地震


⑧東京湾直下地震(Mw7.3)

東京湾直下地震


⑨羽田空港直下地震(Mw7.3)

羽田空港直下地震


⑩成田空港直下地震(Mw7.3)

成田空港直下地震


⑪さいたま市直下地震(Mw6.8)

さいたま市直下地震


⑫横浜市直下地震(Mw6.8)

横浜市直下地震


⑬茨城県南部地震(Mw7.3)

茨城県南部地震


⑭茨城・埼玉県境地震(Mw7.3)

茨城・埼玉県境地震



⑮関東平野北西縁断層帯の地震

関東平野北西縁断層帯の地震


⑯立川断層帯の地震(Mw7.1)

立川断層帯の地震


⑰三浦半島断層群主部の地震(Mw7.0 )

三浦半島断層群主部の地震


⑱伊勢原断層帯の地震(Mw6.8)

伊勢原断層帯の地震


⑲西相模灘の地震(Mw7.3)

西相模灘の地震





〈参考:比較自治体区画地図;地震動地図だけでは、場所が指定できないので、区画地図をご利用下さい。〉

首都圏地図


関東地図
:グーグルマップで詳細にみる







東京のハザードマップ(概要)

標高マップで標高の低い地帯が、豪雨・大雨で浸水しやすいリスクがあることを理解しよう。

標高地の凡例:青色部分は浸水のリスクがある地域

標高マップによる浸水リスク



東京都区部
 もっと大画像を見る


東京都断面図
(幅18kmX 高さ40M)下町から山の手間の断面線



東京都0地帯



谷底の渋谷駅周辺;
3m程度の標高しかない。

ーーー国土地理学院(27.9.25)





資料の説明

icon 上記に掲載された引用記事及び引用画像は、記事 又は画像の末尾に、資料先、提供先、月日を( )内に表記しています。

その他資料先は、google,yahooo,you tube、東京都防災会議資料、朝日新聞、読売新聞、産経新聞、毎日新聞、及び弊社アーカイブ等の資料を編集の上掲載。
弊社は著作権には十分注意を払い、掲載していますが、不明点、ご質問は問い合わせ下さい。
 お問い合わせ