福島第一原発の現状・最新情報


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敷地境界の線量、基準値満たすよう規制委が要請(26.1.31)

福島第一原子力発電所の汚染水タンクから出るエックス線により敷地境界の放射線量が国の基準値を大幅に超えている問題で、原子力規制委員会は31日、国が「年1ミリ・シーベルト未満」と定めた基準値を、2016年3月末までに満たすよう東京電力に求めた。
 規制委はこの日の専門家会合で、敷地境界の線量について、まず15年3月末までに年2ミリ・シーベルト未満、16年3月末までに年1ミリ・シーベルト未満と段階的に減らすよう東電に要請した。同時に、次回の会合で、線量の具体的な低減策を報告するよう東電に求めた。

 同原発では、敷地境界の線量が、昨年3月には最大年0・94ミリ・シーベルトと基準値を下回っていた。しかし、タンク不足で敷地の端まで汚染水の貯蔵タンクを増設したため、昨年12月には年約8ミリ・シーベルトに急上昇した。

--- 読売新聞(2014年1月31日 )





圧力抑制室の漏れ強まる=汚染水位を超音波で測定-2号機 (26.1.30)

東京電力は30日、福島第1原発2号機で原子炉格納容器下部の圧力抑制室内の水位を超音波で測定した結果、室外とほぼ同程度だったと発表した。抑制室の水位が判明したのは初めて。汚染水が漏れ出ている可能性が高まったが、漏えい箇所の特定にはなお時間がかかりそうだ。
 東電によると、14日から16日にかけて外側から抑制室の水位を測ったところ、底部から5.7~5.76メートルだった。本来水がないはずの外側の水位は1~3センチ程度高かったもののほぼ同じで、抑制室から漏えいしている可能性を示す結果となった。
 抑制室内外の水位差や圧力差を基にした東電の試算では、漏えい箇所の総面積は約8~10平方センチと見積もられた。ただ、漏えい箇所は依然不明で、1カ所か複数かも分かっていない。
---時事ドットコム(2014/01/30)




2号機の穴は9平方センチと推定 福島第1圧力抑制室(26.1.30)

東京電力は30日、福島第1原発2号機の圧力抑制室に開いている穴の大きさは8~9平方センチと推定されると発表した。

 今月14~16日、ロボットを使って2号機格納容器下部にあるドーナツ形の圧力抑制室内の水位を測定、圧力抑制室が収まるトーラス室の水位と連動していることが分かった。圧力抑制室に破損部分があり、水がトーラス室に漏れているとみていた。

 東電は水位差などから穴の面積を試算。破損部分をふさぐ工法の検討に役立てる。(共同)
ーーー東京新聞(26.1.30)

 






汚染水の流れ止める氷壁作り開始へ(26.1.29)

東京電力福島第一原子力発電所で汚染された地下水が海に流出している問題で、建屋の海側にある地下のトンネルにたまった汚染水を取り除くため、建屋からトンネルへの汚染水の流れを止める氷の壁を作る作業が29日から始まります。

福島第一原発では、メルトダウンした燃料を冷やした水が汚染水となって格納容器から漏れ出し、建屋とその海側にあるトレンチと呼ばれる地下のトンネルにたまっています。
東京電力はトレンチの汚染水がさらに周辺の地中に漏れ出して地下水と混ざり、海に流れ出ているとみています。
このため、2号機と3号機では、建屋からトレンチへの汚染水の流れを止めたうえで、トレンチにたまった汚染水を取り除く計画で、流れを止めるための氷の壁を作る作業が29日から始まります。
作業では、トレンチのタービン建屋に接する部分に地上から穴を開けて冷却用の液体を流すための凍結管を打ち込み、汚染水の一部を凍らせます。
しかし、内部にはケーブルを乗せる棚や配管など凍結管の打ち込みの妨げになる障害物があるうえに、汚染水がたまっていて、人が入ることができないため、カメラの映像を頼りに行う作業は困難が予想されます。
東京電力はことし3月下旬までに凍結管の設置を完了し、氷の壁ができる5月からトレンチにたまったおよそ1万1000トンの汚染水を取り除く作業を始めたいとしています。
汚染水を巡っては、トレンチのほか、建屋から直接漏れているおそれが指摘されていて、東京電力は調査用の井戸を増やすなどして調べています。
---NHK(26.1.29)








【現状】 配管貫通部から漏えいか 第1原発3号機の注水(26.1.27)

 東京電力福島第1原発3号機の原子炉建屋1階の床面で、汚染水の流れが見つかった。溶けた核燃料を冷却するため原子炉に注入した水が、格納容器の配管貫通部から漏れている可能性が高い。格納容器を水で満たして溶融燃料を取り出す工程を描く東電は、水漏れ箇所の特定と補修を急ぐが、現場の放射線量が高く容易ではない。


3号機注水と水漏れ

 水の流れが見つかったのは、格納容器内部への配管が通る「主蒸気隔離弁室」と呼ばれる部屋の近く。建屋地下につながる排水口に約30センチの幅で流れ込む様子が、遠隔操作のロボットで18日に確認された。

 放射性セシウムが1リットル当たり240万ベクレル、ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が2400万ベクレルと高濃度で検出され、燃料冷却後の水とみられている。

 主蒸気隔離弁室の配管貫通部は、事故後の格納容器圧力の異常上昇や水素爆発の影響で破損した可能性がある。東電は格納容器内の水位や配管の位置から水漏れ箇所の一つとみる。

 ただ、漏えい箇所を特定して漏れを止めるのは簡単ではない。現場周辺は毎時30ミリシーベルトと非常に高線量で、作業員が直接調べることは難しい。上の階から、室内にカメラをつり下げる調査方法を検討しているが「まだアイデア段階」(東電担当者)で、具体的な調査時期のめども立っていない。

 漏えい箇所はほかにもある。3号機の原子炉への注水量は毎時5・5トンだが、今回見つかった水漏れの流量は毎時1・5トンと推計され、残る4トン分は別の場所から漏れている計算だ。

 東電は1、2号機でも、原子炉建屋地下にある圧力抑制室の周囲に遠隔操作ロボットを入れ、水漏れの状況や水位の把握を進めているが、漏えい箇所の特定には至っていない。
ーーー共同通信(26.1.27)







新たに井戸掘り、地下水くみ上げへ…福島第一(26.1.27)

福島第一原子力発電所の護岸にある井戸の地下水から、放射性ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が過去最高の1リットル当たり310万ベクレル検出された問題で、東京電力は27日、検出された井戸の近くに深さ約5メートル、直径5センチの井戸を新たに掘って、地下水をくみ上げると発表した。
 29日から1日当たり最大1~2トンの地下水をくみ上げて、放射性物質を除去した後、敷地内のタンクに貯蔵する。東電は「護岸の汚染拡大を防ぎたい」としている。
ーーー読売新聞(2014年1月27日  )








1号機建屋も汚染源か=福島第1の放射能地下水-規制委作業部会(26.1.24)

東京電力福島第1原発で放射性物質に汚染された地下水が海に流出している問題で、汚染水対策を議論する原子力規制委員会の作業部会が24日開かれ、1号機タービン建屋地下にたまった高濃度汚染水が漏れ、地下水を汚している可能性を指摘する意見が相次いだ。



 東電はこれまで、事故直後に2、3号機のトレンチ(ケーブルなどの地下管路)に流れ込んだ高濃度汚染水が土壌にしみ出して地下水を汚した可能性があると説明。海への流出を防ぐため付近の地下水をくみ上げ、護岸近くの土壌を固めているが、建屋などからの漏えいは認めていない。1号機建屋から汚染水が漏れていれば、新たな対策が必要となる。
 作業部会に提出された資料によると、1号機タービン建屋海側で護岸から約45メートル離れた観測用井戸では、放射性物質トリチウムの濃度が昨年11月中旬は検出不能なほど低かったが、その後上昇。今月19日に採取した地下水では1リットル当たり5600ベクレルで、この井戸の最高値を更新した。
---時事ドットコム(2014/01/24)






福島第一の溶融燃料、立体透視…日米で技術開発(261.24)

東京電力福島第一原子力発電所の原子炉を素粒子の一種で透視し、炉内で固まった溶融燃料(デブリ)の位置や形を30センチ単位で立体的に把握できる技術を、東芝と米ロスアラモス国立研究所、東電の日米共同チームが開発した。

 小型の研究炉で実証試験に成功しており、来年にも同原発での調査を始める。デブリの位置の把握は、廃炉作業に欠かせないだけでなく、冷却の効率化につながり、汚染水の抑制が期待される。

 透視には、宇宙から降り注ぐ「ミュー粒子」が、燃料のウランに当たると進路を変える性質を利用する。原子炉の両側から挟むように検出器を2台置き、粒子が進む方向の変化を解析すると、燃料の形が内部の空洞まで分かる。粒子が原子炉を通り抜けたかどうかだけを観測する手法が他の機関で既に研究されていたが、今回の手法の方が精度が約10倍高く、東電は同原発の調査に最も有効だと判断した。放射線量の高い建屋内に検出器を設置する方法などを、今後検討する。

--- 読売新聞(2014年1月24日 )







宇宙線で原発内可視化に成功 福島廃炉へ活用期待 研究チーム(26.1.23)

高エネルギー加速器研究機構や筑波大などの研究チームは23日、地球に降り注ぎ物質を透過する能力が高い宇宙線の性質を利用、原発の使用済み核燃料プールに保管されている燃料などの様子を外部から可視化することに成功したと発表した。東京電力福島第1原発事故では1~3号機で原子炉内の状態は分かっていない。廃炉に向け、溶けた燃料がどのように散らばっているかを把握するのに役立つと期待される。

 チームの角野秀一首都大学東京准教授は「(宇宙線の)計測装置は比較的簡単に設置できる。東電の協力が得られれば使う準備はできている」としている。

 チームは宇宙線が大気と反応して生じる素粒子「ミュー粒子」が質量の大きい核燃料に当たると吸収されたり進行方向が変わったりする点に着目。日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)の原子炉建屋周辺に計測装置を設置、建屋を通過してくるミュー粒子を観測。その結果、核燃料が原子炉脇のプールに保管されている様子や、建屋の骨組みが浮かび上がった。
---産経新聞(26.1.23)




宇宙線で原発内可視化 福島廃炉へ活用期待 研究チーム成功

高エネルギー加速器研究機構や筑波大などの研究チームは23日、地球に降り注ぎ、物質を透過する能力が高い宇宙線の性質を利用し、原発の使用済み核燃料プールに保管されている燃料などの様子を外部から可視化することに成功したと発表した。


<ミュー粒子を利用して可視化した東海第2原発の原子炉建屋内部。中央が核燃料(矢印)でその周囲が使用済み燃料プールとみられる(角野秀一首都大学東京准教授提供)>

東京電力福島第1原発事故では1~3号機で原子炉内の燃料が溶け落ちたが、内部の状態は分かっていない。廃炉に向け、溶けた燃料がどのように散らばっているかを把握するのに役立つと期待される。チームの角野秀一首都大学東京准教授は「(宇宙線の)計測装置は比較的簡単に設置できる。東電の協力が得られれば、第1原発で使う準備はできている」と話している。チームは、宇宙線が大気と反応して生じる素粒子「ミュー粒子」が、質量の大きい核燃料に当たると吸収されたり進行方向が変わったりする点に着目。2012年2月~13年12月に、日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)の原子炉建屋周辺に計測装置を設置し、3地点で建屋を通過してくるミュー粒子を観測した。データを解析した結果、核燃料が原子炉の脇のプールに保管されている様子や、原子炉建屋の骨組みが浮かび上がった。日本原電によると、運転停止中の東海第2原発のプールには現在、1150体の燃料が保管されており、原子炉内に燃料は入っていない。 
ーーー産経新聞(26.1.23)







放射性物質が最高値…福島第一の観測用井戸(26.1.22)

東京電力は21日、前日に採取した福島第一原子力発電所の護岸にある観測用井戸の水から、放射性ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が、過去最高の1リットル当たり310万ベクレル検出されたと発表した。
この井戸で昨年9月に採取を始めた際の観測値は同40万ベクレル前後で、以降、上昇が続いている。

 この井戸から東に約15メートル離れた場所では、地下水のくみ上げが続いている。東電は、地下水の移動に伴い、地下に残った高濃度の汚染水が井戸に流れてきたのが原因と説明している。

--- 読売新聞(2014年1月22日 )




欠陥タンク 延命図る 福島第一 漏水不安のボルト締め型(26.1.22)


東京電力は、水漏れの不安を抱える福島第一原発のボルト締め型タンクに、漏水防止の延命策を施し、数年の間は使い続ける方針を決めた。漏水しにくく耐久性が高い溶接型タンクに早急に置き換えるとしていたが、増設が急速には進まず当初の方針から後退した。置き換えは来春以降にずれ込む見通しで、当面は弱点の底板の接ぎ目を止水材で補強し、だましだまし使い続ける。

 

 タンク内の水は、溶け落ちた原子炉内の核燃料を冷やした後の水。放射性セシウムはおおむね除去されているが、高濃度の放射性ストロンチウムなどが残る。昨年八月には、一基から三百トンの水漏れが発覚し、周辺の土壌や地下水、さらには排水溝を伝って外洋も汚染した。

 東電が調べたところ、五枚の鋼板をボルトでつなぎ合わせた底板の止水材がはがれたことが水漏れの原因と判明。東電は、国からの指示もあり、全てのボルト締め型を溶接型に置き換えることを決めた。

 ただ、溶接型の増設には一基当たり二カ月前後かかる上、増設用地も不足しているため、東電は場所をとる割に容量の少ない小型タンクを撤去し、そこに溶接型を増設していく方針。ボルト締め型タンクを置き換えるだけの容量の余力ができるのは、早くても来年四月半ばになる見込みだ。

 このため東電は、ボルト締め型タンクの弱点である底板を二つの手法を併用して補修し、延命させてしのぐことにした。一つはタンク天板に穴を開け、そこから止水材を塗った鋼材を入れ、底板の接ぎ目にかぶせる方法。もう一つは、底板の接ぎ目とコンクリート基礎のすき間に止水材を注入する方法だ。いずれもタンクに汚染水が入ったままでも作業できるというが、ボルト締め型の根本的な弱点がなくなったわけではない。鋼材をかぶせる手法では、事前に作業員が水中ポンプを使って接ぎ目周辺の沈殿物を掃除する必要がある。高濃度汚染水のすぐ近くでの作業だけに、細心の注意が必要になる。
---東京新聞(26.1.22)








福島第一原子力発電所2号機S/C(サプレッションチェンバ)内水位測定結果




「S/C内水位測定WG(主査:芝浦工大松日楽教授)」にて開発支援された水位測定装置を用いて、
トーラス室へ貫通しているRHR熱交換器(B)室の床穴から、水位測定装置をS/C外表面に吊り降ろし、
S/C内水位を測定する。
ーーー東電提供(26.1.21)








【現状】 「空冷式」に高いハードル 溶融燃料の冷却方法(26.1.20)

 汚染水問題が深刻化する東京電力福島第1原発で溶け落ちた核燃料の冷却方法を現在の「水冷式」から、空気で冷やす「空冷式」に代替できないか検討が進んでいる。汚染水や冷却水など水問題から解放されると期待は高いが、実現には高いハードルがある。

 事故当時運転していた1~3号機では、核分裂の連鎖反応が止まった後も溶融燃料が熱を出し続けるため、冷却を続けなければならない。

 東電によると、発熱量は事故翌日と比べて100分の1程度に低下したが、今も1基当たり1日約100トンの冷却水を原子炉内に注入している。

 冷却水は燃料に触れて高濃度の放射性物質を含んだ後、格納容器の損傷部分から漏れて地下などにたまる。そこへ原子炉建屋の外から地下水が流れ込んで混ざるため、毎日約400トンの汚染水が発生し続けており、状況悪化を懸念する一部の専門家から空冷式を勧める意見が相次いでいる。

 東電の試算によると、昨年11月時点での2号機の発熱量200キロワットの場合、冷却に必要な風量は毎時約8700立方メートル。2016年10月には発熱量は半分の100キロワットまで下がり、風量も半分で済むとみている。

 しかし実現には課題も多い。空冷式の場合、溶融燃料に直接空気を吹き付ける必要があるが、燃料の位置や形状は今も不明。ロボットの導入などでそれが特定できたとしても、既存の配管では送風しても燃料に届かない可能性が高く、新たな配管を取り付けなければならない。

 また、建屋内は既に放射性物質で汚染されているため、汚染水の発生を完全に抑えるには遮水壁などで建屋への地下水の流入を防ぐ必要もある。

 東電の 尾野昌之 (おの・まさゆき) 原子力・立地本部長代理は空冷式について「まだ現実的ではないが、時間がたって熱量が下がり、燃料についての情報も出てくれば可能性が増す」と説明している。
ーーー共同通信(26.1.20)






福島第一3号機 床の汚染水どこから 東電は格納容器損傷説(26.1.21)

東京電力福島第一原発3号機の原子炉建屋一階の床を、大量の汚染水が流れているのが見つかった。建屋の床で大量の汚染水流出が確認されたのは、事故後初めて。東電は二十日、格納容器から漏れた水との見方を示したが、濃度からは使用済み核燃料プールなども疑われ、漏出元ははっきりしない。

 建屋の床には本来、水がないはずで、これまで判明していない何らかの異常があることの証しだ。作業用ロボットが撮影した動画で確認された汚染水は、三十センチ幅で床を流れ、排水口から地下に流れ込んでいた。大浴場に注がれるお湯のような勢いだった。放射性セシウムの濃度は一リットル当たり二四〇万ベクレル。海への放出が認められる基準の一万六千倍だった。

 原因として考えられるのは、冷却水が格納容器内の核燃料にまで届かず、途中で漏れていること。雨が建屋に流れ込むことも考えられる。しかし、どちらの水だとしても、床を流れる汚染水ほどの放射性物質を含んでいない。最近は、まとまった雨も降っていない。

 使用済み核燃料プールの水は、セシウム濃度がほぼ一致する。問題は位置が離れていること。汚染水が見つかった場所からみると、プールは格納容器の向こう側になる。プールの水位にも大きな異常はない。

 ほかに可能性があるのは、溶け落ちた核燃料を冷やした後の高濃度汚染水が、格納容器の損傷部分から漏れていること。東電はこの見方を取っている。しかし、容器からの汚染水なら、もっと高濃度の放射性物質を含んでいるとみられる。しかも、水は隣接するタービン建屋側から格納容器に向かって流れている。格納容器からの漏出なら、流れは逆のはずだ。

 エネルギー総合工学研究所の内藤正則部長は「漏出元が格納容器と確認できれば、中の冷却水の水位が分かる可能性があり、今後の廃炉作業に役立つ」と述べる。

 現場近くは放射線量が高く、人が近寄れない。今後の調査は難航しそうだ。 
ーーー東京新聞(26.1.21)





格納容器の穴から水漏れか 福島第一3号機の汚染水(26.1.21)

東京電力福島第一原発3号機の建屋内で高濃度の汚染水が漏れているのが見つかった問題で、東電は20日、原子炉格納容器に配管を通すために開けられた穴から汚染水が漏れた可能性が高いと発表した。漏れた水は、溶けた燃料を冷やした後の水とみられる。

 汚染水が流れていた原子炉建屋1階近くには格納容器があり、その壁に穴が開いている。穴には原子炉で発生した蒸気をタービンに送る配管が通る。東電の推定では、格納容器にたまった水の水位は穴とほぼ同じ高さにあり、穴と配管の間にできた隙間から漏れた可能性が高いという。

 漏れた量や漏れ始めた時期はわかっていない。現場は放射線量が高く人が容易に近づけない。今回、ロボットが現場を撮影し、水漏れが見つかった。東電は「予断を持たずに調べたい」としている。
ーーー朝日新聞(25.1.21)





建屋1階の漏水は高濃度汚染水…福島原発3号機(26.1.19)

東京電力は19日、福島第一原子力発電所3号機の原子炉建屋の1階で18日に見つかった水は、分析の結果、高濃度の汚染水だったと発表した。
 原子炉内の核燃料を冷却した水が漏れ出した可能性が高い。

 これまで3号機の建屋地下では、汚染水がたまっていることが確認されているが、1階で見つかったのは初めて。1階では、廃炉に向けて、がれき撤去が進められているが、ロボットを使った遠隔作業のため、当面、障害になる恐れは小さいと説明している。

ーーー  読売新聞(2014年1月19日)






汚染水タンク月4万トン増設=福島第1、海上輸送を導入-東電(26.1.20)


東京電力は20日、福島第1原発で放射能汚染水を貯蔵するタンクについて、今年7月以降、月4万トン分のペースで増設する計画を明らかにした。従来の原発敷地内で組み立てる方法に加え、工場で完成させたタンクを海上輸送し、増設を早める。福島県楢葉町で開かれた政府と東電の廃炉・汚染水対策現地調整会議で示した。
---時事ドットコム(2014/01/20)






3号機原子炉建屋1階主蒸気隔離弁室近傍における水漏れについて(26.1.18)



3号機原子炉建屋主蒸気隔離弁室近傍における水漏れ



 動画3号機原子炉建屋主蒸気隔離弁室近傍における水漏れ(21秒)

<概要>
1月18日14時40分頃,3号機原子炉建屋瓦礫撤去用ロボットのカメラ画像を確認していた当社社員が,3号機原子炉建屋1階北東エリアの主蒸気隔離弁室の扉付近から,その近傍に設置されている床ドレン
ファンネル(排水口)に向かって水が流れていることを発見。
当該漏えい水は,原子炉建屋内の床ドレンファンネルへ流入しており,原子炉建屋外への流出のおそれはない。
なお,モニタリングポスト指示値の有意な変動,およびプラントパラメータの異常は確認されてない。

ーーー東電提供(26.1.18)





第1原発3号機建屋で漏水確認 冷却水の一部か(26.1.18)

東京電力は18日、福島第1原発3号機の原子炉建屋1階の床面を水が約30センチの幅で流れ、付近の排水口に落ち続けているのが見つかったと発表した。がれき撤去作業をするロボットに備え付けられたカメラの映像で確認した。


福島第1原発3号機の原子炉建屋1階で排水口に向かって流れる水=18日(東京電力提供)

 第1原発1~3号機では、溶け落ちた燃料を冷やすため原子炉内に冷却水の注入を続けているが、格納容器の損傷部分などから漏れているとみられている。東電は、今回見つかった水が、漏れた冷却水の一部の可能性があるとみて調べている。

 東電によると、水が見つかったのは、建屋1階の東側にある「主蒸気隔離弁室」と呼ばれる部屋の扉付近。
ーーー東京新聞(26.1.18)







3号機原子炉建屋に出所不明の水流入、ロボットで確認(26.1.18)

 東京電力は18日、福島第一原子力発電所3号機の原子炉建屋1階に、出所の分からない水が流入しているのを見つけたと発表した。
 午後2時40分頃、「主蒸気隔離弁室」と呼ばれる部屋の扉付近で、水が約30センチの幅で流れているのを遠隔操作のロボットのカメラで確認した。水の出所や放射性物質の濃度は分かっていないが、原子炉を冷却した後の汚染水が漏れ出ている可能性もある。

 現場は放射線量が毎時30ミリ・シーベルトと高く、作業員が近づけない。東電は、水は床の排水口から建屋地下へ入り、建屋外には流出していないとみている。

 同原発1~3号機では、事故で溶けた核燃料を冷やすため、現在でも原子炉内に冷却水を注入している。

ーーー 読売新聞(2014年1月18日 )







福島原発、際限なき廃炉作業 取材団ルポ(26.1.17)


山形新聞社が加盟する日本記者クラブ(東京)の取材団が15、16の両日、福島県の東京電力福島第1、第2の両原発に入った。作業終了の見通しが立たない中、被ばくの危険にさらされながら懸命に働く作業員に、黙々と業務をこなす東電社員。東日本大震災に伴う事故から間もなく3年になり、風化も指摘される中、廃炉に向けた作業は淡々と進んでいた。

【免震棟】福島第1原発の免震重要棟内の緊急時対策本部で作業する東電社員ら=15日(代表撮影)
【免震棟】福島第1原発の免震重要棟内の緊急時対策本部で作業する東電社員ら=15日(代表撮影)


 福島第1原発への入所は、詳細な身分確認や金属探知機の通過など厳重だ。原発内では、1日で3千~3500人の作業員ががれきの撤去、汚染水の海への流出防止に関わる作業に携わっている。

 敷地内の移動は基本的にバス。作業員は白のつなぎの防護服で身を固め、ガスマスクのような防護マスクを装着している。列を成して歩くそばを車両が通る。どれも泥で汚れていた。車窓から見る外の光景は日常とはかけ離れ、異様に見えた。

 ■「毎時630マイクロ・シーベルト」
 緊急時対策本部が置かれる免震重要棟には、通路や室内に千羽鶴とともに「頑張って」「日本の誇り」などと記された寄せ書きがところ狭しと張られている。机上で業務をこなす東電社員の表情は一様に硬い。すれ違う防護マスクを外した作業員の顔には、大粒の汗が浮かんでいた。

【カバー】使用済み燃料の搬出作業が続く福島第1原発4号機(代表撮影)
【カバー】使用済み燃料の搬出作業が続く福島第1原発4号機(代表撮影)
 敷地内、1~4号機が一望できる海抜35メートルの「展望台」と呼ばれる場所にバスが進む。水素爆発によって原子炉建屋の上部が吹き飛んだ1号機と4号機はカバーがかけられ、大破した事故当時の姿はない。同じく大破した3号機の上部には遠隔操作の重機が置かれ、建屋内のがれき撤去などを行っていた。

 敷地内で最も放射線量が高いのは3号機の東側だ。ネットに石を詰め込んだ臨時の防潮堤が続く中、海沿いを南側の4号機から1号機の順で進む。「毎時630マイクロシーベルトです」―。こうした数値が日常化しているのだろう、同乗した東電社員の言葉には何の抑揚もない。数値は県内平均値(0.04マイクロシーベルト前後)の1万5千倍を超えていた。入所時に持たされた放射線の蓄積量を測定する機器の警報音が何度か鳴る。そのたびにバス内は沈黙に包まれた。

 汚染水の海への流出防止も大きな課題だ。現在、関連の工事や試験が進んでいる。流出エリアとされる海は、波もなく穏やか。深刻さを忘れるほど海と空の青が際立っていた。

【防護服】福島第1原発の免震重要棟内で準備する作業員(代表撮影)
【防護服】福島第1原発の免震重要棟内で準備する作業員(代表撮影)
 ■「スピード優先」
 敷地内には津波によって流されて横転した車、がれき、破損した建物、倒壊した送電用の鉄塔など、被災の爪痕が今でもそのまま残る。福島第1原発の小野明所長(54)は「仕事が震災直後のまま、質より『スピード優先』になっている。30年、40年先を見据え、業務内容の改善を進めなくてはならない」と課題を口にした。汚染水対策をはじめ、やるべきことは山積している。

 福島第2原発では、原子炉建屋内で原子炉格納容器、使用済み燃料用プールなどを見た。大きな被害がなかったことから、敷地内の雰囲気はもちろん、働く人たちに第1原発ほどの硬さはなく、表情も大きく違って見えた。

【汚染水】現在も、鋼材をボルトでつなぎ合わせた「フランジ型」タンクに汚染水が保管されている(代表撮影)
【汚染水】現在も、鋼材をボルトでつなぎ合わせた「フランジ型」タンクに汚染水が保管されている(代表撮影)
 原発周辺では、野鳥の群れが夜空を旋回していた。草木が生い茂り静まり返った町は、原発から離れれば離れるほど店の明かりが増え、人が行き交うなど、生気を取り戻す。震災発生から3年近くが経過し、福島県内でさえ、事故の風化が問題視されているというが、終着点が見えない関係者の闘いは続いている。
ーーー山形新聞(26.1.17)





燃料取り出し続く4号機 第1原発の廃炉作業公開 (26.1.17)

 福島第1原発事故からまもなく3年を迎えるのを前に、東京電力は15、16の両日、廃炉へ向けた作業や汚染水対策を日本記者クラブ加盟の報道機関に公開した。


使用済み燃料の搬出作業が続く福島第1原発4号機=15日(代表撮影)


福島第1原発の全景=15日(代表撮影)



福島第1原発構内では、現在も、鋼材をボルトでつなぎ合わせた「フランジ型」タンクに汚染水が保管されている。(ガラスの反射の写り込みあり)=15日(代表撮影)


増設が進む「溶接型」の貯蔵タンク=15日(代表撮影)


多核種除去設備(ALPS)が入る建屋=15日(代表撮影)


福島第1原発4号機のタービン建屋前には、津波に遭った車両が残っていた=15日(代表撮影)


福島第1原発の免震重要棟内で準備する作業員=15日(代表撮影)

 昨年11月から始まった4号機の使用済み燃料プールからの燃料取り出し作業は、16日までに1533体のうち176体を近くの共用プールへ移送した。小野明所長は「廃炉は燃料を取り出すところから始まる。気を緩めずにしっかりやっていきたい」と話した。

 来年9月にもプールからの燃料取り出し開始を目指す3号機の周辺では放射線量が毎時600マイクロシーベルトを計測するなど高い場所があり、遠隔操作の大型クレーン2機で建屋上部の除染作業などが進んでいた。

 東電は増え続ける汚染水対策として、敷地内のタンク容量を80万トンに増やす計画で、4号機の南側では全面マスクと防護服に身を包んだ作業員たちが重機で増設作業にあたっていた。

 汚染水から放射性物質を取り除く多核種除去設備(ALPS)の建屋や、免震重要棟2階の緊急時対策本部も公開された。
---産経新聞(25.1.17)







G4タンクエリアの堰内水位の低下について(26.1.14)




G4南エリアタンク目地シール剥がれ状況について

ーーー東電提供(25.1.14)

編集コメント:相変わらず東電の情報公開は、おざなりで、つじつま合わせの印象が強い。上記のあまり意味のない画像は、原画で大きく、もっとよく見たい画像は、小さく加工直しをしている。本気で情報をよく知って欲しいと言うメッセージが伝わってこないのは、残念だ。何度も同じような経験を経て、もう黙って編集をして居られない。 これでは、いつまでたっても不信の溝は埋まらない。
公開画像にしても、何も新しいものはなく、本気で公開しているとはとても思えない。






放射性物質濃度240万ベクレルに=最悪更新、福島第1海側地下水(26.1.14)

東京電力は14日、福島第1原発2号機タービン建屋海側の観測用井戸で13日採取した地下水から、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり240万ベクレル検出されたと発表した。9日採取の同220万ベクレルを超え、過去最悪を更新した。
 東電によると、この井戸は護岸から約40メートルの位置にあり、昨秋から濃度が上昇傾向にある。
 井戸周辺では、汚染地下水を吸い上げたり、放射性物質の海への流出を防ぐため護岸の土壌を固めたりする工事が進んでいる。東電は「一連の工事が地下水の流れに影響を与えている可能性がある」と説明し、新たな汚染水漏えいではないとみている。
ーーー時事ドットコム(2014/01/14)






ALPS性能不良、本格稼働のメド立たず…福島第一(26.1.14)

東京電力が福島第一原子力発電所で試験運転中の新型浄化装置「ALPS(アルプス)」について、原子力規制庁は14日の記者会見で、目標通りの性能が出ておらず、いつ本格稼働できるか分からないことを明らかにした。
 汚染水に含まれる63種類の放射性物質のうち、62種類をほぼ完全に除去できるはずだったが、ヨウ素など一部の物質の除去性能が目標を下回り、改良を加えているという。

 同庁はまた、汚染水タンクから出るエックス線によって、敷地境界の放射線量が基準を大幅に超えている問題について、当面はタンクの設計変更などを求めずに増設を認める姿勢を示した。同庁の担当者は、設計変更の具体案がまだないとして、「(アルプスで汚染水中の)ストロンチウムなどを除去するのが一番」と説明した。

---読売新聞(2014年1月14日 )






タンクせきから水漏れ50トン=放射能は基準値未満-福島第1(26.1.12)

東京電力は12日、福島第1原発で放射能汚染水の貯蔵タンク群を囲むせき内にたまった水が漏れたと発表した。漏出量は推定50トン。たまり水は雨水とみられる。昨年末以降、複数のタンク群で、せきの継ぎ目部分の劣化などによるたまり水の漏出が相次いでいる。
 今回漏れたたまり水からはベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり62ベクレル検出された。ストロンチウム90は同5.9ベクレルで、東電の排水基準(同10ベクレル)を下回った。
---時事ドットコム(2014/01/12)







地下水汚染濃度、最悪更新=220万ベクレル、福島第1海側(26.1.11)

 東京電力福島第1原発で放射性物質に汚染された地下水が海へ流出している問題で、東電は11日までに、海側の観測用井戸で9日に採取した地下水からストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり220万ベクレル検出されたと発表した。これまでの最高値は昨年12月に測定された同210万ベクレルだった。
 東電によると、この井戸は第1原発2号機タービン建屋の海側、護岸から約40メートルの場所にある。セシウムは検出できないほど低い値だが、ベータ線を出す放射性物質の濃度は非常に高い。濃度は上昇傾向にあるが、原因は分かっていない。
ーーー時事ドットコム(2014/01/11)





現状】 汚染水トラブル続きの1年 国際的な懸念高まる(25.12.30) 

東京電力福島第1原発事故から3年目の今年、放射性物質を含む汚染水が地下に広がり、海へ流出し続けている深刻な状況が確認された。トラブルも相次ぎ国際的な懸念が高まる中、「東電任せ」だった国が前面に乗り出す事態に発展した第1原発の1年を振り返る。

 発端は1匹のネズミだった。3月中旬、停電が起き、大量の使用済み核燃料が入っている複数のプールの冷却システムが停止。全面復旧するまで約29時間もかかり不安が広がったが、仮設配電盤にネズミが侵入しショートしたのが原因だったと後に判明した。

 停電の公表が遅れたことも不信感を高め、東電の 広瀬直己 (ひろせ・なおみ) 社長は福島県庁を訪れ「あってはならないことが起きてしまった」と謝罪した。

 しかし、その後も地下貯水槽からの汚染水漏れが発覚するなどトラブルが頻発。国会事故調査委員会の 黒川清 (くろかわ・きよし) 元委員長は「事故は明らかにまだ収束していない」と語気を強めた。

 その言葉を裏付けるように5月以降、状況は悪化し続けた。観測用井戸の水や護岸付近の海水から放射性物質が相次ぎ検出。電源ケーブルなどが通るトレンチと呼ばれる地下道にたまっている極めて高濃度の汚染水が地下に拡散し、海洋に流出している懸念が浮上した。

 だが東電の対応は鈍かった。5月末に井戸水の数値の異常を把握したが、公表したのは6月中旬。原発港湾内の海水の放射性物質濃度も上昇傾向だったにもかかわらず、海洋流出を認めたのはさらに約1カ月後だった。政府は海に流出している汚染水が1日約300トンに上るとの試算を明らかにし、世間を驚かせた。

 8月中旬、今度は地上タンクから約300トンの汚染水漏れが発覚。ほかのタンクやタンク群を囲うせきからも次々と漏えいが見つかった。

 東電は海洋流出を防ぐため敷地海側の地盤を改良したり、耐久性の高いタンクへの切り替えを決めたりしたが、対応は常に後手に回り、批判は強まる一方だった。

 国際的な懸念が高まる中、五輪招致への影響を恐れた政府がようやく重い腰を上げた。9月初旬、地下水流入を防ぐ「凍土遮水壁」設置などに国費投入を発表。「東電任せ」にせず国が前面に出る姿勢をアピールした。

 直後の国際オリンピック委員会総会で安倍晋三首相は「状況はコントロールされている」と宣言。しかし、その後も港湾外の外洋で放射性セシウムが検出されるなど、汚染水問題の解決にはほど遠いのが現実だ。

 一方、11月には4号機のプールから使用済み核燃料の取り出しが始まり、12月には5、6号機の廃炉も決定。30~40年を要する廃炉工程は新たな段階に入り、今後、1~3号機プールの燃料取り出しや、最大の難関である溶融燃料の取り出し方法の検討を進める。

ーーー共同通信(25.12.30)







福島汚染水 境界線量、基準の8倍(26.1.10)

東京電力福島第1原発の汚染水問題で、東電は10日、敷地境界の年間被ばく線量が、周辺への影響を抑えるため廃炉計画で定められた基準「年間1ミリシーベルト未満」の8倍に当たる8ミリシーベルトを超えるとの試算を明らかにした。放射性物質を含む汚染水を入れた貯蔵タンクを敷地境界付近に設置したのが原因という。東電は昨年5月に基準を超えたことを把握したが、増え続ける汚染水の貯蔵場所の確保を優先し対策は後手に回った。原子力規制委員会は10日、今月中に東電に対策と基準まで低減できる時期の提示を求めた。

福島第1原発の構内図

 年間被ばく線量が上昇しているのは敷地南側。そばには、汚染水の入った貯蔵タンクがある。昨年4月に地下貯水槽(7基で計5万8000トン分)での汚染水漏れを受け、急場しのぎでこのタンクに移送した。その後も南側は空き地だったため、増え続ける汚染水を収容するため南側の敷地を中心に増設していた。

 この汚染水には、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が含まれている。ベータ線は、物体を通り抜ける力は弱いが、タンクの鉄に衝突すると透過力の高いエックス線が発生、放射線量が上昇しているという。この影響で、昨年3月末には基準を下回る年間0.94ミリシーベルトと見積もっていた試算は、同5月には年間7.8ミリシーベルト、同12月には年間8.04ミリシーベルトまで上昇した。

 規制委は昨年8月、東電が基準の1ミリシーベルトに戻すことを前提に計画を認可した。規制委の更田豊志(ふけた・とよし)委員は10日の会合で、「1ミリシーベルトに戻ることを前提に計画を認可した。野放図になっていることはよしとしない」と述べた。敷地境界付近の立ち入りは制限されているため、周辺に住民はいないが、有識者からは「将来の住民の帰還に向けて、(線量上昇に)歯止めをかけるべきだ」との意見も出た。一方で、「線量の低減だけにとらわれて、ほかの作業に影響が出ないよう考えるべきだ」などの慎重論も出された。東電の姉川尚史常務は「(原発の建屋から遠い敷地境界近くにタンクを置くことは)原発作業者にとっては、被ばく線量が下がるので有益だが、指示があった敷地境界の線量低減のスケジュールは示したい」と述べた。

汚染水は、壊れた原子炉建屋に地下水1日400トンが流入し、溶けた核燃料に接触して汚染され増加し、タンクに貯蔵されている総量は昨年末で40万トンを超えた。現在、東電は地下水の流入を防ぐために建屋周辺の地中を凍らせる「凍土遮水壁」の設置を計画しているが、前例がない大規模な工事で効果は不透明だ。汚染水を浄化する切り札と位置づけられている多核種除去装置「ALPS(アルプス)」は今月8日に不具合で停止。10日に運転を再開したものの、トラブルが続き安定した運用ができない。稼働してもトリチウム(三重水素)が残るなど課題は山積している。

ーーー毎日新聞(26.1.10)





原発境界15カ所で制限超=年8ミリシーベルト-福島第1(26.1.10)

原子力規制委員会と東京電力は10日、福島第1原発の敷地境界付近で、制限値として定められた年間被ばく放射線量1ミリシーベルト未満を達成できていない場所が100カ所中15カ所あることを明らかにした。最も高い敷地南側では同約8ミリシーベルトに達するという。
ーーー時事ドットコム(2014/01/10)






汚染水処理を再開=クレーンのモーター交換-福島第1原発(26.1.10)

東京電力は10日、福島第1原発で汚染水から放射性物質を減らす装置「ALPS(アルプス)」の運転を再開したと発表した。放射性物質を吸着させた廃棄物の保管容器を交換するクレーンで7日未明にトラブルがあり、8日午前から汚染水の処理を停止していた。
---時事ドットコム(2014/01/10)





汚染水タンクからX線、対策怠り基準の8倍超(26.1.9)

福島第一原子力発電所で、汚染水タンクから発生するエックス線の影響を東京電力が軽視し、対策を講じないままタンクを増設し続けていることが9日わかった。


福島第一原発の敷地の端近くまでぎっしりと設置された汚染水タンク群(昨年11月13日、読売ヘリから)

 国が昨年8月に認可した廃炉の実施計画では、原発敷地境界の線量を「年1ミリ・シーベルト未満にする」と定めているが、12月には一部で年8ミリ・シーベルトの水準を超えた。

 現在、周辺に人は住んでいないが、作業員の被曝(ひばく)量を増やす要因になっている可能性がある。原子力規制委員会は10日に東電を呼び、対策の検討に入る。

 タンク内の汚染水から出る放射線は主にベータ線で、物を通り抜ける力が弱い。しかし、ベータ線がタンクの鉄に当たると、通り抜ける力の強いエックス線が発生し、遠方まで達する。

 東電によると、様々な種類の放射線を合わせた敷地境界での線量は、昨年3月には最大で年0・94ミリ・シーベルトだったが、5月には同7・8ミリ・シーベルトに急上昇した。汚染水問題の深刻化でタンクが足りなくなり、敷地の端までタンクを増設したため、エックス線が増えたらしい。

--- 読売新聞(2014年1月9日 )







汚染水処理 クレーン故障で中断(26.1.8)

東京電力福島第一原子力発電所にある汚染水対策の要の設備で、取り除いた放射性物質の保管容器を運ぶクレーンが故障し、汚染水の処理が中断されました。
東京電力で原因を調べていますが、処理の再開までに時間がかかるおそれもあります。

福島第一原発では、汚染水からほとんどの放射性物質を取り除くことができるとされる新たな処理設備「ALPS」が、先月から3つの系統で試験運転を始めていて、汚染水対策の要と位置づけられています。
ところが、7日、この設備で取り除いた放射性物質を保管する、重さおよそ40トンの容器を建屋の外に運び出すクレーンが故障して動かなくなりました。
保管容器は、放射性物質の容量がいっぱいになるたびに交換が必要なことから、東京電力は、8日、この設備の3系統すべてで汚染水の処理を中断しました。
東京電力は、クレーンの故障の原因を調べていますが、部品の修理や交換が必要な場合には処理の再開までに時間がかかるおそれもあるということです。
東京電力は、処理設備を増設するなどして、来年3月までに福島第一原発のタンクの汚染水をすべて処理することを目指していて処理設備の着実な運転が課題になっています。
---NHK(26.1.8)







東電、ストロンチウム濃度公表せず…測定誤り?(26.1.8)

 東京電力は8日、福島第一原子力発電所の港湾や井戸で海水や地下水を採取して調べている放射性ストロンチウムの濃度について、「測定結果に誤りがある可能性があり、公表できない」と発表した。
 海水などは定期的に採取して汚染状況を監視することになっており、放射性セシウムなどは毎週、濃度を分析して公表している。しかし、汚染水に含まれる主要な放射性物質の一つであるストロンチウムは、毎月分析することになっているが、昨年6月に採取した海水などの分析結果を最後に、半年近くも公表していなかった。

 東電によると、昨年夏まで使っていた装置の分析結果にばらつきがあり、信頼性に乏しかった。同9月に新たな装置を導入し、信頼性が向上したが、「旧装置と異なる分析結果になった原因を詳しく解明してから、新たな装置による結果を公表したい」と説明している。

--- 読売新聞(2014年1月8日 )








トリチウム濃度10倍に=汚染水漏れタンク付近-福島第1(26.1.6)

東京電力は6日、福島第1原発で汚染水約300トンが漏れたタンク近くの観測用井戸で昨年12月29日に採取した水から、放射性物質のトリチウムが1リットル当たり34万ベクレル検出されたと発表した。前日採取分は同3万4000ベクレルで、10倍に急上昇した。
 同30日から1月4日に採取された水は同37万~45万ベクレルで推移しており、東電は上昇の原因について「地下水の影響が考えられる」と話している。
---時事ドットコム(2014/01/06-12:27)




福島第1 地下水トリチウムが再び上昇 37万ベクレルに

福島第1原発の地上タンクから放射能汚染水が漏れた問題で、東京電力は6日、タンク近くの観測用井戸の地下水から放射性トリチウムが1リットル当たり37万ベクレル(法定基準6万ベクレル)の濃度で検出されたと発表した。
 採取日は4日。同じ井戸水の過去最高値は昨年10月17日の79万ベクレルでその後、下降傾向を見せていたが、12月29日に33万ベクレルに再び急上昇し、以後、7日間連続で30万ベクレル以上の高い値で推移している。
 東電はタンクの約25メートル北側に穴を掘り、1日1トンずつ地下水をくみ上げて汚染拡大防止を図っていた。東電は「濃度急上昇の理由は分からない」と話した。
---河北新報社(26.1.7)






福島第1「空冷式」を検討 汚染水の発生抑制へ 政府・東電(26.1.6)

政府と東京電力が、福島第1原発で溶け落ちた燃料(デブリ)の冷却に水を利用している現在の方式を改め、空気で冷やす「空冷式」を検討していることが5日、明らかになった。水冷式は放射性物質に汚染された水を生み出す原因ともなっており、空冷式が採用されれば、汚染水問題の抜本的な解消にもつながる。(原子力取材班)

 東電によると、燃料は原発で使用後も熱(崩壊熱)を発し続けているが、この熱は当初の2千分の1以下にまで低減しているという。昨年12月現在では、1号機が150キロワット(蛍光灯1個分が30ワット)、2号機が200キロワット、3号機が190キロワットとの発熱量を測定。圧力容器下部温度は現在、20~30度で推移している。

 燃料溶融(メルトダウン)した福島第1原発の1~3号機では現在、デブリを冷やすため1日400トンの水を注水している。ただ、「発熱量に比べ注水量が多く、数分の1で足りる」との試算がある。政府の廃炉対策推進会議でも、専門家から水による冷却方式に疑問の声が出ていた。

 福島第1原発では、地下水が原子炉建屋に流入しているため、1日約400トンの汚染水を生んでいる。空冷式で燃料に触れる水量が少なくなれば、高濃度の汚染水を抑制することができる。地下水の流入を防ぐため、平成27年までには原発の周辺土壌を凍らす「凍土遮水壁」が完成予定で、空冷式が実現すれば、汚染水タンクの増量も防げる。

旧ソ連のチェルノブイリ事故(1986年)では、事故後の早い時期に燃料が空冷で固まり、汚染水に悩まされることがなかった。こうした事例を参考に、東電などはファンで側面から炉心に風を送る方策なども検討している。空冷でも周辺大気への影響は変わらないという。

 東京大の岡本孝司教授(原子炉工学)は「デブリの発熱量は十分低い。温度やガスサンプリングの情報を監視しつつ注水量を減らしていき、最終的には空冷にすべきだ」と指摘する。

 しかし、空冷式には課題もある。デブリの分布状況が特定できておらず、どこに空気を当てたらよいかの判断が難しいことだ。

 原子力規制委員会の田中俊一委員長は「汚染水を減らすという意味で、いずれは空冷にした方がいい。しかし、溶けた燃料がどんな状態にあるか分からないので、なかなか簡単ではないと思う」と話している。
---産経新聞(26.1.6)








【現状】 実証実験で活用へ  廃炉決定の5、6号機(25.12.24)


東京電力は、福島第1原発5、6号機を来年1月末で廃炉とすることを正式に国に届け出た。今後は、事故を起こした1~4号機の廃炉作業のために開発するロボットなどの実証実験施設として活用する。

 格納容器に溶け落ちた燃料を取り出して、汚染された原子炉を解体するという世界初の試み。格納容器内部を詳しく調査して、より安全で確実な方法を確立しなければならない。

 2011年の震災発生時に定期検査中だった5、6号機は、津波の被害を受けなかった6号機の非常用発電機を使って燃料冷却を続け、炉心溶融を免れた。

 5号機は1~4号機と同型の原子炉で、大きさや構造が近い。東電は、今後開発する装置や新技術の有効性を、5号機の原子炉を使って検証する方針だ。

 事故で炉心溶融を起こした1~3号機の廃炉作業は、高い放射線を遮るため、格納容器を水で満たした上で溶けた燃料を取り出すことになるが、実現にはさまざまな課題が立ちはだかる。

 格納容器は水素爆発などの影響で破損し、燃料冷却のために注入した水が地下に漏れている。まず漏えい箇所を特定し、補修する必要がある。溶けた燃料の詳しい状態も不明で、格納容器内の正確な調査が必須だ。

 燃料の取り出し開始は、最も早い想定で2020年度前半を見込む。東電は国際廃炉研究開発機構などとともに、格納容器内の極めて高い線量に耐えながら、遠隔操作できる燃料回収装置の開発を目指す。

 ただ5、6号機の原子炉建屋には計3246体の核燃料が残っており、東電は「まだ、すぐに何かを始められる状況ではない」としている。

ーーー共同通信(25.12.24)






地下水から210万ベクレル、過去最高 福島第一(25.12.28)

東京電力は27日、福島第一原発のタービン建屋東側の護岸の観測井戸で放射性ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が1リットルあたり210万ベクレル検出されたと発表した。過去最高値という。

 東電によると、検出されたのは1、2号機の取水口の間にある護岸の観測井戸で、26日に採取した地下水。これまでの最高値は19日に採取した190万ベクレルだった。この観測井戸では値の上昇傾向が続いているが、東電は「上昇の理由はよくわからない」としている。
---朝日新聞(25.12.28)





海洋放出など検討対象=トリチウム水処理で初会合(25.12.25)

東京電力福島第1原発の放射能汚染水問題で、最終的に残る放射性物質トリチウムを含む水の処分方法を議論する専門家検討会の初会合が25日、開かれた。検討会は、海洋放出のほか、トリチウムの分離、タンクによる貯蔵などを検討対象とし、技術的な実現可能性や危険性、環境への影響などを判断材料として示すことを決めた。来年3月ごろまでに、検討結果を取りまとめる。
 福島第1原発の放射能汚染水は、多核種除去装置(ALPS)で放射性セシウムなどが取り除かれるが、最終的にはトリチウムを含んだ約80万トンの水の処分が問題となる。
 国際原子力機関(IAEA)の調査団は今月4日、「基準値(1リットル当たり6万ベクレル)以下の放出を含め、あらゆる選択肢を検証すべきだ」と指摘。政府の汚染水処理対策委員会も10日、検討の必要性を報告書に盛り込み、この検討会を設置した。
---時事ドットコム(2013/12/25)



汚染水タンク囲むせき、コンクリートひび割れか(25.12.24)

 東京電力は24日、福島第一原子力発電所に24ある汚染水タンク群のうち「H4」と「H4東」の二つで、タンク群を囲むせき内にたまっていた雨水が漏れたと発表した。
この雨水には、放射性ストロンチウム(国の放出基準は1リットルあたり30ベクレル)が最大で同440ベクレル含まれている。水位はここ数日で大幅に下がっており、東電は最大約225トンが漏れたと推定。「タンクの下のコンクリートがひび割れした可能性がある」とみて原因を調べている。

 21、22日には別の二つのタンク群のせき4か所から水が漏れたが、東電はコンクリートの継ぎ目を塞ぐ材料のひび割れや、寒さでコンクリート自体のひびが広がったのが原因とみている。

---読売新聞(2013年12月24日 )






せき漏水、新たに3カ所=汚染水タンク、福島第1-東電(25.12.23)

東京電力は22日、福島第1原発で汚染水を貯蔵するタンク群を囲むせきのうち、新たに3カ所で漏水が見つかったと発表した。タンク群では21日にも1カ所で漏水が見つかったが、いずれも原因は不明という。


東京電力福島第1原発で、汚染水のタンク群を囲むせきから漏れた水=21日(東電提供)
 東電は今秋、台風などの大雨でせきにたまった水があふれたため、コンクリート製のせきのかさ上げを始めたが、今回大雨は降っておらず、せき自体に問題がある可能性が出てきた。
---時事ドットコム(2013/12/23)





セキの漏えいの様子


処置後の画像
ーーー東電提供(25.12.21)






タンク堰3カ所で新たな水漏れ 構造上の欠陥か(25.12.23)

東京電力福島第1原発の地上タンク群を囲む堰(せき)から堰内の水が漏えいした問題で、東電は22日、新たに堰3カ所から水が漏れたと発表した。
 コンクリート製の堰の接ぎ目や下部などから漏れ出し、堰外の地表に染み込んだとみられる。堰は汚染水や雨水の外部漏えいを防ぐ目的で設置しているが、構造上の欠陥を抱えている可能性が出てきた。
 堰からの水漏れは計4カ所。新たに水漏れが発覚した堰3カ所からの漏えい量について、東電は「現段階で不明」としており、詳しく調査する。
 3カ所のうち、1カ所は21日に最初の水漏れが発覚した堰で、漏えいが見つかったのは別の箇所。堰の接ぎ目から漏れていた。8月に汚染水約300トンが漏れたタンクから南西側の別のタンク群の周囲に設けてある。堰内の水からは、21日の分析でストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質は1リットル当たり570ベクレル検出されていた。
 残り2カ所は、漏えいタンクから南東にある堰で、堰の下部のほか、別の箇所のひび割れから漏れ出ていた。東電が堰内の水の放射性物質濃度を調べている。
ーーー福島民友ニュース(2013年12月23日 )







雨水漏れ新たに1・8トン…福島第一せき3か所(25.12.23)

 福島第一原子力発電所の汚染水を貯蔵するタンク群を囲むせきの側面の継ぎ目から、放射性物質を含む雨水1・6トンが漏れた問題で、東京電力は23日未明、新たに同じせきの別の継ぎ目1か所から1トン、別のタンク群のせき2か所から0・8トンの雨水がそれぞれ漏れ出たと明らかにした。

 東電はせきの周辺を土のうで囲み、水を回収している。

 東電によると、別のタンク群のせき2か所では、ひびが見つかり、そこから漏れ出たという。

---読売新聞(2013年12月23日  )





【現状】 遮蔽板で被ばく低減へ 4号機燃料取り出し(25.12.16)

 東京電力福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールからの燃料取り出しが始まって約1カ月。作業は来年末まで約1年間続く長丁場で、作業員の被ばく管理が重要となる。東電は少しでも被ばくを抑えるため、現場に放射線を 遮蔽 (しゃへい) する板を新たに設置する。

 東電によると、燃料の取り出し作業は1チーム6人ずつ、2時間交代で実施。全6チームあり、それぞれに燃料取り扱い専用のクレーンが操作できる作業員がいる。作業員らは全面マスクやゴム手袋を着けた状態でも作業に支障がでないように特別な訓練も受けた。

 作業が始まった11月18日から12月6日までの約20日間の被ばく量は平均で作業員1人当たり0・36ミリシーベルト。第1原発内で働く作業員全体の平均0・74ミリシーベルトの半分程度だ。

 4号機は事故当時、定期検査中で原子炉内に燃料が入っておらず、水素爆発で建屋が大破したものの、放射性物質による汚染の度合いはそれほど高くない。隣の3号機は水素爆発の上に、炉心溶融も起きたため放射線量が高く、ここから4号機への放射線の影響が大きい。

 東電は4号機でプールのあるフロアの3号機側や燃料取り扱い用クレーンに、放射線を遮るための板を設置することで、被ばくを現在の2分の1~3分の1まで減らせるとしている。

 厚生労働省が定める原発作業員の被ばく線量限度は「年間で50ミリシーベルトかつ5年間で100ミリシーベルト」。4号機の作業員はこのまま作業を続けても基準を超えないとみられるが、取り出し作業に習熟した作業員は限られるため、第1原発の 小野明 (おの・あきら) 所長は「長期間に及ぶ作業なので、工夫してできる限り線量を下げたい」としている。

ーーー共同通信(25.12.16)






東電、廃炉事業を社内分社化=汚染水漏れの対応強化(25.12.20)

東京電力は20日、事故が起きた福島第1原発の廃炉事業を原子力部門から分離し、2014年4月をめどに社内分社化すると発表した。深刻化する放射能汚染水漏れへの対応を強化し、廃炉作業の役割と責任を明確化するのが狙い。見直し作業を進める総合特別事業計画(再建計画)に盛り込む。
 東電の広瀬直己社長は記者会見し、社内分社化について「30~40年かかる廃炉作業に専念する。汚染水漏えいの反省を踏まえ組織を抜本的に見直し、現場の指揮命令を迅速化したい」と語った。
 新会社の名称は「廃炉カンパニー(仮称)」。政府の原子力災害対策本部などとも連携し、政府・東電が一丸となって原発事故収束に取り組む。新会社には、原発技術に詳しいエンジニアリング会社など外部からも役員を登用。地下水に詳しい土木部門やタンクの管理経験が豊富な火力発電部門から人材を投入する。
---時事ドットコム(2013/12/20)





第一原発、汚染雨水1・6トンが地中に漏出(25.12.22)

東京電力は21日、福島第一原子力発電所の汚染水を貯蔵するタンク群を囲むせきから、放射性物質を含む雨水1・6トンが漏れたと発表した。
近くには排水路や側溝がないことから、東電は「海への流出はない」と説明している。

 東電によると、同日午後4時頃、巡回中の作業員が敷地西側にあるせきの1か所で、側面の継ぎ目から雨水が地中に漏れているのを発見した。5時間前の巡回時には異常はなかったという。

 20日に降った雨はせきの内側にたまったが、もともとあった放射性物質に汚染され、21日の測定では放射性ストロンチウムが1リットルあたり98ベクレル検出された。東電が定める放射性ストロンチウムの排出基準は同10ベクレル未満。

--- 読売新聞(2013年12月22日 )






海側井戸で190万ベクレル=最高値を更新-福島第1(25.12.20)

東京電力福島第1原発で、放射性物質に汚染された地下水が海に流出している問題で、東電は20日、2号機海側の観測用井戸で19日に採取した地下水からストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり190万ベクレル検出され、最高値を更新したと発表した。
---時事ドットコム(2013/12/20)





福島第一原子力発電所の緊急安全対策進捗状況(25.12.11)

1-1 敷地内の除染計画

1-2 除染計画
敷地内全体の汚染源(フォールアウト汚染)やエリア毎の汚染源(汚染水漏えい箇所等の特徴を踏まえ、施設整備や実施計画に応じて表土除去やアスファルト敷設等の除染を進める。また、除染後の線量を確認して、さらなる線量低減のための追加対策を検討していく。

資機材の仮置きエリア(①)は確保できているが,その他エリアには瓦礫類が散乱している状況(②)。直ちに,フォールアウト汚染を除去(除染)することは厳しい。
現状,遮水壁敷設に応じた部分的な瓦礫撤去に加え,フェーシング作業を進めている。

1-4 【参考2】1~4号機周辺
車両・重機類の進入路や必要資機材の仮置きエリア(①)は確保できているが,その他エリアに水の
移送配管や電源ケーブル類の敷設が多い他、瓦礫類も散乱している状況(②)。直ちに,フォールア
ウト汚染を除去(除染)することは厳しい。現在,廃車両の撤去(撤去前:③,撤去後:④)や変圧
器の撤去を進めており,今後,その他瓦礫類の撤去,フェーシング作業を計画的に進めていく予定。

3-1 暫定事務棟の設置





4 大型休憩所の設置
5 フランジ型タンクへの水位計設置
フランジ型タンクへの水位計の設置を完了し、12/9以降順次監視運用中。今後、水位データを評価し、警報設定値などの改善を実施する予定

---東電提供(25.12.11)






東電が福島第1原発5、6号機の廃炉を決議 経産省に届け出(25.12.18)



<東京電力福島第1原発 =11月>

東京電力は18日、取締役会を開き、東日本大震災で炉心溶融(メルトダウン)などの過酷事故を起こした福島第1原発の5、6号機を廃炉とすることを決議し、経済産業省に届け出た。1~4号機は昨年4月に廃炉を届け出ており、これで6基すべての廃炉が決定した。広瀬直己社長が19日に福島県庁を訪れ、佐藤雄平知事に説明する。国内の商業用原発は48基に減少する。今後は福島第2原発の取り扱いに焦点が移る。東電はこれまで福島第2に関しては方針を明らかにしていないが、福島県は事故後一貫して廃炉を求めており、再稼働は極めて困難な状況にある。東電は原子力規制委員会の審査を受けている柏崎刈羽原発(新潟県)の早期再稼働を目指しながら、福島第2の対応について検討を急ぐ。
ーーー産経新聞(25.12.18) 





5・6号機含む全6基廃炉を正式決定…東電(25.12.18)

東京電力は18日の取締役会で、福島第一原子力発電所5、6号機(福島県双葉町・計188・4万キロ・ワット)の廃炉を正式に決めた。
同日、経済産業省に、1月31日に廃止することを届け出た。すでに1~4号機の廃炉は決まっており、1971年に運転を始めた福島第一原発は全6基が廃炉となる。これにより、国内の原発は50基から48基に減る。

 安倍首相は9月、東日本大震災で爆発事故などが起きた福島第一原発1~4号機の対応に集中できる体制を作るため、5、6号機の廃炉を東電に要請し、東電は年内に判断する考えを示していた。

 5、6号機は震災時に定期検査中で、大きな設備被害は受けなかった。東電は原子炉や建屋の解体を当面行わず、1~4号機の廃炉作業に役立てるための訓練や実験を行う施設として利用する方針だ。

--- 読売新聞(2013年12月18日 )




5、6号機の廃炉決定へ=福島第1原発-東電、事故処理に集中(25.12.18)

東京電力は18日の取締役会で、福島第1原発5、6号機の廃炉を決定する。東電は福島第1原発について、2011年3月の東日本大震災で放射能漏れ事故を起こした1~4号機の廃炉を既に決めており、全ての原子炉が廃止される。東電が、原発の稼働を完全に終了させるのは初めて。今後、1~4号機の廃炉や放射能汚染水問題などの事故対応に一段と重点を置く。
---時事ドットコム(2013/12/18)





河口部に高濃度地点/東京湾のセシウム/河川を通じて流れ込む(25.11.14)

 東京電力福島第1原発事故から1年半以上がたった2012年11月の段階でも、東京湾奥部の河口域の底泥から1キログラム当たり千ベクレルを超える放射性セシウムが検出されるなど、比較的高濃度の「ホットスポット」が存在していることが、近畿大の山崎秀夫(やまざき・ひでお)教授らの分析で13日、明らかになった。

 山崎教授は「事故に起因する放射性物質が今でも河川を通じて東京湾に流れ込んでいる。生物を含めた監視を続けることが重要だ」と指摘した。

 12年8~11月初めにかけて東京湾の延べ106地点で泥を採取、分析した結果、放射性セシウムの濃度は旧江戸川や荒川の河口域で高く、最高は荒川河口の1キログラム当たり1030ベクレルだった。

 また、江戸川中流の5匹のウナギのうち4匹が国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超えた。

 一方、沖合の中央防波堤周辺では同40~290ベクレルにとどまった。今年2月に千葉県が行った調査でも、東京湾中央部は同127ベクレルと山崎教授の沖合のデータに近い結果だった。

 海底の泥の放射性物質に関する基準はないが、事故前の東京湾中央部(同3・5~4ベクレル)と比べると依然として濃度は大幅に高い。

 荒川河口部の表面から深さ30センチまでの底泥中で放射性セシウムの総蓄積量を調べると、11年8月には1平方メートル当たり1万9400ベクレルだったが、12年4月には同2万9100ベクレル、11月には同5万5800ベクレルと急増していることが判明。河川の流域から東京湾に、原発事故の放射性物質の供給が続いたことが確認された。

ーーー共同通信(25.11.14)





地下水汚染、収束見えず=漏出箇所の特定困難-公表半年、流出続く(12.15)

東京電力が福島第1原発の海側で、地下水が放射性物質に汚染されていると公表してから19日で半年になる。放射性物質の濃度は上昇し、海への流出も続くが、東電や政府は抜本的な解決策を打ち出せておらず、収束の兆しは見えない。


1、2号機の海側で進められた汚染地下水の対策。手前は地下水のくみ上げ設備=8月26日、福島県大熊町の東京電力福島第1原発(

 第1原発では特に1、2号機の海側で高濃度の汚染地下水が検出されている。12月に入ってからも、護岸から約40メートルの井戸でストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質の濃度が上昇。12日に採取した地下水からは1リットル当たり180万ベクレルが検出され最高値を更新した。東電が放射性物質を含む水を排出する場合の暫定基準はストロンチウム90で10ベクレル未満だ。
 東電は汚染地下水の海への流出を防ぐため、1、2号機の護岸近くに止水剤を注入し、土壌を固めて地中に壁を造った。壁の手前で地下水をくみ上げているが、11月17日には壁を越えた海側で地下水の放射性物質濃度が3日前の27倍超の同2100ベクレルに上昇。汚染の拡大を防げない現状が浮き彫りになった。
 地下水の汚染は、1~3号機原子炉で溶けた核燃料を冷やすため注入され、原子炉建屋などの地下にたまった高濃度汚染水が混ざったことが原因とみられる。汚染水がどこから地中に漏れているのか、東電も政府も把握できていない。


 第1原発では事故直後の2011年4月と5月、2号機や3号機のトレンチ(ケーブルなどの地下管路)に流れ込んだ高濃度汚染水が海に流出した。このトレンチにたまった汚染水が地中に広がった可能性が当初指摘されたが、タービン建屋などから直接漏れた恐れも否定できず、特定は難しい。
 汚染地下水は港湾に流れ込み、外洋に拡散している可能性が高い。東電は外洋の海水面近くの放射性物質濃度に大きな変動はないと説明するが、海底には事故で放出された放射性物質が沈んでおり、地下水流出の影響は正確に把握できていない。
---時事ドットコム(2013/12/15)







中間貯蔵施設:原発周辺など国有化案…福島に受け入れ要請(25.12.14)

東京電力福島第1原発事故の除染で生じた福島県内の汚染土などを最長30年間保管する中間貯蔵施設について、政府は14日、同原発周辺の県内3町の土地計約19平方キロを買い上げて整備する案を地元に示し、建設受け入れを要請した。石原伸晃環境相と根本匠復興相が福島市を訪れ、佐藤雄平知事や地元町長に案を説明した。国有化は、被災者に帰還断念を突きつけることになる。

 ◇最終処分「県外で」法制化

 石原環境相は会談で「中間貯蔵施設は福島の除染と復興を進めるために不可欠」と強調。地元で建設受け入れの環境が整えば、貯蔵開始後30年以内に汚染土を県外で最終処分すると法律で明記する方針を表明した。法制化を国に要望してきた佐藤知事は会談後、報道陣に「法制化の方向性が示され、建設を受け入れるか検討するスタートになった」と前向きに評価した。


中間貯蔵施設建設のため国有化を進める地域

 計画案によると、施設の面積は大熊町11平方キロ▽双葉町5平方キロ▽楢葉町3平方キロ−−の計約19平方キロ。大熊、双葉両町は福島第1原発を取り囲む太平洋側の南北約9キロ一帯。楢葉町は福島第2原発に隣接する同町波倉地区が候補地。これとは別に、富岡町に対し、既存の管理型処分場の活用を求めた。

 3町合わせて地権者は計2000人以上いるとみられる。国有化を進めるには、地元自治体の建設受け入れ表明に加え、地権者との補償交渉がカギとなる。計画案は補償額について、契約時の土地価格で評価する公共事業一般の基準に沿うと明記。原発事故で目減りした土地価格を前提に補償額を算定する方針を示した。地権者の反発も予想されるが、環境省は「目減り分は東電が損害賠償すべきもの」と説明している。具体的な金額は示さなかった。

 汚染土などの総発生量は、推計約2200万立方メートル(放射性セシウム濃度10万ベクレル超の約1万立方メートルを含む)。これに対し、中間貯蔵施設は2800万立方メートルを保管できる。環境省は各町議会や住民への説明を進め、2015年1月までに仮置き場から施設への搬入開始を目指す。来年度予算案に土地買収などの費用として約1000億円を計上する。総事業費は約1兆円を見込んでいる。
中間貯蔵施設の見通しが立たないことが、除染の遅れの原因となっており、地元が建設に同意すれば除染が加速する可能性がある。一方で、地元では「いずれは最終処分場になる」との懸念も強い。政府は県外での最終処分の法制化を表明することで、同意を取り付けたい考えだが、30年以内に汚染土の受け入れ先を確保するメドはたっていない。
---毎日新聞(25.12.14)








水の逃げ道、事故直後に把握…配管の弁閉じず(25.12.13)

 福島第一原発事故の発生当初に消防車で行った注水の大半が1~3号機の原子炉へ入らず、別の機器に通じる配管に流れていたとの調査結果について、東京電力は13日、記者会見を開き、消防車による注水手順が定められていなかったことを明らかにした。

 水の逃げ道があったことを、事故直後の一昨年3月末に把握していたことも明らかにした。

 姉川尚史常務執行役は「(事前に)水の逃げ道を入念に調べ、(配管の弁を閉じるなどの)対策を講じておくべきだった」と陳謝。これまで公表していなかったことについては「安全性の向上に役立つ(情報)という意識がなかった」と釈明した。

 東電は、3号機の原子炉では冷却水の注入が、これまで考えられていたよりも数時間早く途絶え、従来の推定より多くの燃料が、圧力容器から外側の格納容器へ漏れているとの見方も示した。

ーーー 読売新聞(2013年12月13日 )



原発事故当初の消防車による注水、原子炉届かず(25.12.13)

2011年3月の福島第一原子力発電所事故の発生当初に、消防車を使って1~3号機の原子炉に注水した際、注水経路となった配管の分岐点の弁を閉めなかったために、冷却水の大半が原子炉に入らなかったことが、東京電力の調査で分かった。

 このうち、2号機は、炉心の核燃料が溶融し始めた直後に注水が始まっており、東電は「原子炉に水が十分入れば、溶融の進行を抑えられた可能性がある」と推定している。

 政府の事故調査・検証委員会は昨年7月、東電の調査が不十分だと指摘。新潟県の泉田裕彦知事も、柏崎刈羽原発の再稼働問題に関連し、事故の再検証を求めてきた。東電はこうした経緯を踏まえ、未解明の問題点を調べ直している。

--- 読売新聞(2013年12月13日 )



原子炉注水 十分届かず 福島1~3号機 別配管へ流出か(25.12.13)

東京電力は十三日、福島第一原発の事故発生直後に、消防車から1~3号機に注いだ冷却水が途中で別の配管へ流れ込み、炉内に十分届かなかった可能性があるとの調査結果を発表した。1~3号機では当時、非常用冷却装置が止まり、原子炉を冷やすために消防車のポンプを使って冷却水を注いでいた。

 東電の解析では、2号機の核燃料の冷却に必要な水量は毎時十トン余りだが、同約七十五トンを注水した。水が炉内に届いていれば、核燃料を十分に冷やすことができたはずで、1、3号機も同様の状態だった。

 ところが、実際には炉内の水位は下がり続け、炉心溶融(メルトダウン)に至った。一方、事故直後の二〇一一年三月下旬には、2号機のタンクに本来ならないはずのたまり水が確認されていた。

 このため、東電は消防車の冷却水が炉へ届かず、何らかの配管を通じてタンクに流れ込んだと想定。配管図面を詳しく調べた結果、冷却水を注ぐのに使った配管から別の配管への分岐が、1号機で十カ所、2、3号機で各四カ所あると確認された。配管の一部の弁は開いており、水が流れ込む可能性があった。

 東電は「注水が十分できても、メルトダウンが防げたかどうかははっきりしない。しかし、メルトダウンの進行は緩和できただろう」と説明。実際にどの程度の冷却水が炉に届き、どの配管に水が流れたかは不明で、今後調べる。
---東京新聞(25.12.13)





消防注水、弁閉めず減少=炉心冷却遅れた可能性-1~3号機(25.12.13)

東京電力は13日、2011年3月の福島第1原発事故直後、消防車を使って1~3号機原子炉に外部から注水した際に、原子炉建屋内の配管の弁を閉めなかったため注ぎ込んだ水が他の機器に流れ、炉心に十分注水できなかった可能性があると発表した。
 原子炉の冷却が遅れ、事故の進展を早めた可能性もあるが、東電は当時既に現場周辺の放射線量が高く、弁を閉めるのは困難だったと説明している。
 東電によると、外部から原子炉に注水する配管は途中で、蒸気を冷やす復水器や貯蔵タンクなどに枝分かれしている。復水器などに流れるのを防ぐ弁は閉められておらず、消防車からの水が原子炉に十分届かなかったと推定されるという。
 ただ、どれくらいの水が他に流れたかは分からず、東電は分析を進める。
ーーー時事ドットコム(2013/12/13)







井戸地下水の放射性物質、180万ベクレルに

福島第一原子力発電所の護岸にある観測用井戸の水から高濃度の放射性物質が検出されている問題で、東京電力は13日、ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質の濃度がさらに高まり、地下水の濃度としては最高の1リットル当たり180万ベクレルが検出されたと発表した。

 観測は12日。この井戸の観測値は2日に130万ベクレル、9日に150万ベクレルと上昇傾向を示している。

 東電は「付近の護岸改良工事や地下水のくみ上げが、影響しているのではないか」と見ている。周辺の別の井戸の観測値は上昇していない。

---読売新聞(2013年12月13日)







福島第一敷地の半分を除染後、舗装…汚染水対策(25.12.12)


 東京電力は11日、福島第一原子力発電所の敷地の約半分を、除染を終えた後にアスファルトなどで舗装すると発表した。

 作業員の被曝(ひばく)線量を抑えるとともに、雨が地中に染み込まないようにするのが目的。同原発では地中の水が建屋に流れ込み、壊れた原子炉から漏れる冷却水と混ざって、放射性物質を含む汚染水が増えている。

 東電の計画では、7区画に分けた敷地のうち5区画で舗装を実施する。建屋に地下水が流れ込む前にくみ上げる井戸がある区画から除染し、舗装工事を行う。除染や舗装を行えば、作業員の被曝線量を3分の1程度に抑えられるという。東電は年内にも作業に着手する予定。

 政府の汚染水処理対策委員会も10日の提言で、舗装が汚染水抑制に有効だと指摘している。

ーーー  読売新聞(2013年12月12日









 現在の放射線モニタ


福島第一原発モニタリング

事故前の平均値:0.15μSv/hr、福島県立医科大学
原子炉の水温、水位モニタリング
モニタリング測定値  構内モニタリング
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