放射線レベル情報・放射能情報・福島原発画像・原発状況明図;公的機関と大手新聞社の最新ニュース・情報 福島第一原子力発電所の事故による放射線レベル、各地の空中並びに地上の放射線レベル、原発の状況、福島原発画像
放射線関連の最新状況が分かるページ--i-Mart(アイマート)
アイマート
現在の福島第一原発の放射線レベル速報・画像・ニュース情報
P-1

ページ 1.6月15日以降
前ページへ 2.6月15日~1日 3.6月1日~5月15日 4.5月14日~4月25日 5.4月24日~4月14日 6.3月31日~4月14日 7.3月11日~3月31日
福島原発画像・原子炉説明図
福島原発画像集
放射能汚水の受け口(案)メガ・フロート
ピットに亀裂発見・場所を示す作業員
4号機をポンプ車の先端から撮影3.24・東電資料

福島第一原発内の免震重要棟の待機所に集まる協力会社・東芝の技術者ら(24日)=東芝提供

福島第一原発に注入する真水を積載し、小名浜港に入港した米軍のはしけ船

4号機の中央制御室(東京電力提供)

韓国の無人飛行機による撮影写真(3.24)
第1号機自衛隊ヘリ撮影3.27
4号機原子炉のカバー(黄色)が見える・自衛隊ヘリ撮影3.27
第2号機 自衛隊ヘリ撮影3.27
福島第一原発敷地内の写真・4号機
中央管理室内で海中電灯で景気確認作業
発電機修復工事
管理室パネルのテスト作業
破損した1.2号機の中央管理室3.25
電気がついた中央コントロール室 23.3.23.11:20
4号機へコンクリートポンプ車で放水
自衛隊による3号機への放水23.3.18
電源回復作業
放水の図解(日経新聞)
被爆した作業員が着ていた防護服
自衛隊・防御服を着用
3.17 放水作業
自衛隊による放水作業
待機する消防庁のハイパーレスキュー部隊
放水作業中の消防庁
被爆防止のギア
放射線被爆と健康情報
国際原子力事象評価尺度・福島はレベル5へ
被爆と健康の目安
放射線と健康影響度
作業員の被爆レベル
福島第一原子力発電所・原子炉図解
号機別状況表3.24
被曝事故説明図
奉仕冷却イメージ図
原子炉・配置図。現地。説明図
原子炉図解
差損した原子炉圧力容器図(朝日新聞)
スリーマイル島の事故イメージ図
原子炉の状況(平成23年3月29日)朝日新聞
原子炉の損傷状況23年3月29日(朝日新聞)
日本の原子炉の型
プルトニュウムの出来る仕組み
福島原発事故による放射線レベルの情報・及び関連情報

各地の放射線レベル公的機関・新聞社の大気中及び地上降下物放射線情報

4月3日

亀裂が見つかる:海水汚染の原因か?

4.2亀裂箇所を示す作業員
亀裂の見つかった位置を示す図




放射能汚染水の貯蔵場所をメガフロートを活用する案浮上

4月2日



放射能汚染:地下水の汚染想定図(読売新聞)



放射性物質飛散防止剤を散布テストする作業員(読売新聞)

4月1日



米軍の支援状況(産経新聞)

3.31



1号機の現状図(朝日新聞)


http://www.yomiuri.co.jp/photo/20110331-106145-1-L.jpg


原子炉からの漏れのイメージ図(読売新聞)








3.30



原子炉の破損・状況予想図2号機の炉自体の破損の予測があること注目





汚染水の各原子炉の量



放射能汚染の除去方法イメージ図



放射能拡散防止イメージ゙図(建物を覆う案)



汚水処理イメージ図




号機別損傷の説明図(朝日新聞

3.29

t建物の外のたて坑(トレンチ)でも高度汚染(1000mmシーベルト以上)3.28



各地の放射線レベル・3.29 (朝日新聞)


福島上空モニター情報23.3.28


米軍機による観測(17~19日) 汚染は円形でなく、南北に長い楕円形となっている。



水溜りに高濃度放射線物質・1000mmシーべルト検出


各地の放射線レベル(朝日新聞)
2011.3.26 朝日・コム資料


福島原発付近
20113.26 文部科学省モニター結果

福島第一原発付近・北西部
20113.25 文部科学省モニター結果
一般の日本人の人工被ばく年間限度(1ミリシーベルト)を超える放射線を1日で受ける計算。



3月12日~23日 汚染の範囲は、円形でなく南北に長い楕円形になっている
が、説明は少ない。



原子力安全委員会の発表資料・23.3.23

定時降下物(雨など)の環境放射線量水準調査結果:文部省

 放射性ヨウ素      放射性セシウム

都道府県名   22日   23日   22日  23日
岩手      不検出    23   不検出   13
秋田      3.9   2.0   不検出  1.8
山形      590  2100   140 1900
茨城    85000 27000 12000  420
栃木    25000 23000   440   99
群馬     1500   310    72  不検出
埼玉    22000 22000  1600  320
千葉    14000 22000  2800  360
東京    32000 36000  5300  340
神奈川     340  1300   110   64
山梨     4400   110   400   26
長野      不検出   190   不検出  不検出
静岡      200   150    72   25
文部科学省発表。22日、23日はそれぞれ午前9時までの24時間に採取。
単位はベクレル毎平方メートル


大気中の環境放射線量水準調査結果

都道府県名 22日   23日   過去の通常値

北海道   0.029 0.029 0.02  ~0.105

青森    0.023 0.023 0.017 ~0.102

岩手    0.034 0.031 0.014 ~0.084

宮城    -     -     0.0176~0.0513

秋田    0.035 0.035 0.022 ~0.086

山形    0.089 0.084 0.025 ~0.082
福島    -     -     0.037 ~0.071

茨城    0.339 0.343 0.036 ~0.056
栃木    0.151 0.141 0.030 ~0.067

群馬    0.112 0.096 0.017 ~0.045

埼玉    0.126 -     0.031 ~0.060

千葉    0.107 0.104 0.022 ~0.044

東京    0.154 0.146 0.028 ~0.079

神奈川   0.098 0.097 0.035 ~0.069

新潟    0.049 0.048 0.031 ~0.153

富山    0.053 0.048 0.029 ~0.147

石川    0.056 0.046 0.0291~0.1275

福井    0.049 0.044 0.032 ~0.097

山梨    0.047 0.047 0.040 ~0.064

長野    0.054 0.052 0.0299~0.0974

岐阜    0.060 0.060 0.057 ~0.110

静岡    0.050 0.048 0.0281~0.0765

愛知    0.039 0.039 0.035 ~0.074

三重    0.046 0.046 0.0416~0.0789

滋賀    0.033 0.033 0.031 ~0.061

京都    0.038 0.037 0.033 ~0.087

大阪    0.042 0.042 0.042 ~0.061

兵庫    0.037 0.036 0.035 ~0.076

奈良    0.048 0.047 0.046 ~0.08

和歌山   0.031 0.031 0.031 ~0.056

鳥取    0.063 0.063 0.036 ~0.11

島根    0.036 0.036 0.033 ~0.079

岡山    0.048 0.048 0.043 ~0.104

広島    0.047 0.047 0.035 ~0.069

山口    0.091 0.090 0.084 ~0.128

徳島    0.038 0.038 0.037 ~0.067

香川    0.052 0.052 0.051 ~0.077

愛媛    0.048 0.047 0.045 ~0.074

高知    0.025 0.025 0.023 ~0.076

福岡    0.036 0.036 0.034 ~0.079
佐賀    0.040 0.039 0.037 ~0.086

長崎    0.029 0.029 0.027 ~0.069

熊本    0.027 0.026 0.021 ~0.067

大分    0.050 0.049 0.048 ~0.085

宮崎    0.027 0.026 0.0243~0.0664

鹿児島   0.035 0.034 0.0306~0.0943

沖縄    0.021 0.021 0.0133~0.0575

単位はマイクロシーベルト毎時
文部科学省作成



茨城県(3月14日~20日)計測結果

各地の方斜線レベルの推移 3月16日~3月20   資料: 文部省

各地の放射線レベル  地図上で表示(23.3.17) 、地図で表示(23.3.18)地図表示(23.3.18・16:00)


各地の最大放射線(14日~21日) 文部省資料
福島近辺 放射線 3月18日 東電資料


放射線レベル:3月18日  朝日新聞資料 放射線レベル:3月18日 
朝日新聞資料
放射線レベル:3月16日 東北新報

放射線レベル 3月18日 3月19日
県名 市・町名 福島原発から
の距離
マイクローシーベルト・
1時間当たり
観測月日   
3月16~17日
福島 原発上空 87.8 ミリ・シーベルト
福島 30KM圏内 170 マイクロ・シーベルト 150
県名 市・町名 福島原発から
の距離
マイクローシーベルト・
1時間当たり
マイクローシーベルト・
1時間当たり
マイクローシーベルト・
1時間当たり
マイクローシーベルト最大値
観測月日   
3月16~17日
3月18日 3月18日
3月21日
3月23日
福島県 中通 50km 311.1 16:00
南相馬市 25km 3.26 3.32
福島市 63km 12.3 12.9 10.90
飯舘村 39lm 20.5 20.5
白河市 80km 3.26 3.20
東京 0.053 0.0509 0.045 0.070 0.142
埼玉 0.068 0.064 0.058 0.079 0.126
神奈川 0.056 0.0713 0.050 0.073 0.97
茨城 0.248 0.546 0.187 0.493 0.343
栃木 0.118 1.32(那須市) 0.165 0.154 0.141
群馬 0.214 0.085 0.103 0.096



高濃度の放射線レベルは何が原因か?読売新聞


水溜りに高濃度放射線物質・1000mmシーべルト検出(朝日新聞)





福島第一原発・関連情報新聞記事

新聞情報:平成23年4月3日

東京電力は2日、福島第1原発2号機の取水口付近でピットと呼ばれるコンクリート製立て坑から毎時1000ミリシーベルトを超す高い放射線量を持つ汚染水が見つかったと発表した。側面には亀裂が入り、ピット内の水が海に流出していた。これまでに汚染水が見つかったトレンチ(立て坑)から流れ込んだとみられる。東電はピットにコンクリートを流し込み、亀裂を応急的にふさぐ作業を始めたが、水の流出を止められず、3日、特殊な樹脂を使って食い止め作業を実施する。経済産業省原子力安全・保安院は、第1原発付近の海水から検出された高濃度の放射性物質の漏えいルートの一つとみている。

東電の調査で、タービン建屋からピットに通じる電源トレンチ(電線が通る管)と、これまで汚染水が見つかったトレンチは、海側でつながっていることが判明。ピット内の汚染水とトレンチ内の汚染水に含まれる放射性ヨウ素131などの放射性物質がほぼ同レベルの高い濃度であることも確認され、トレンチから汚染水が流れ込んだとみられる。


---毎日新聞

福島第1原発1~4号機タービン建屋地下などで放射能を帯びた汚染水が見つかった問題で、経済産業省原子力安全・保安院は2日、津波の影響とみられる浸水で使用できなくなっている汚染水処理施設「集中環境施設」の一つの建屋を汚染水のタンクとして利用する計画があることを明らかにした。汚染水を入れる前の同施設内の水は巨大タンクを持つ人工の浮き島「メガフロート」に移す案も浮上、原子炉などの安定化のカギとなる冷却機能の復旧作業に向け大掛かりな準備が進められている。


---毎日新聞




新聞情報:平成23年4月2日

福島第1原発事故を巡り、避難区域外の福島県飯舘村で国際原子力機関(IAEA)の避難基準を上回る放射性ヨウ素131が測定された問題で、IAEAは1日、追加測定の結果、平均値が避難基準を下回ったと発表した。サンプル数の増加によってより平準化されたとみられるが、なお継続的に注視する必要があるとしている。

 IAEAによると、飯舘村で3月19~29日に採取された15地点の土壌サンプルを測定した結果、ヨウ素131の平均値は1平方メートル当たり約700万ベクレルで、IAEAの避難基準のひとつである1000万ベクレルを下回った。ヨウ素131の半減期は約8日。15サンプルには、60万~2000万ベクレル超の幅があったという。
ーーー毎日新聞



汚染箇所はタービン建屋の地下、建屋外の作業用トンネル、地下水へと拡大。地下水と海水の高濃度汚染の関連は薄いとの見方が強く、汚染ルートの特定は難航している。

 汚染水に含まれる高い放射性物質は、核燃料棒が一部損傷した原子炉圧力容器内の冷却水が漏れ出したものとみられる。これがどのようなルートで地下水に紛れ込んだのか。東電は、〈1〉原子炉などに放水・注水して、放射能で汚染された水〈2〉大気中に飛散した放射性物質を含む雨水〈3〉タービン建屋の地下にたまった汚染水〈4〉建屋の外の作業用トンネル(トレンチ)にたまった汚染水――が地面にしみ込んだ可能性があると見ている。複数のルートが絡んでいる可能性もある。

(2011年4月2日01時47分  読売新聞)

福島県警は1日、福島第一原発から半径10キロ圏内で発見した遺体について、放射線量が高いとして断念していた収容作業を行った。

 遺体は27日、原発から約5キロの大熊町で発見された。遺体表面の放射線量が全身の除染が必要となる基準を超えていたため、収容作業をいったん断念。厚生労働省が31日、高い放射線量が検出されても、衣類を脱がせて全身を除染すれば問題ないとの通知を各都道府県に出したため実施した。

 この日は、防護服を着た機動隊員らが線量を確認しながら搬送。福島第二原子力発電所で線量を測定した結果、基準を下回っており、汚れを落として遺体安置所に運んだ。

---読売新聞


新聞情報:平成23年4月1日

4.1 08:04

東日本大震災に伴う福島第1原発事故の深刻化を受けて、米軍から派遣される「化学・生物兵器事態対応部隊(CBIRF=シーバーフ)」は、米本土での核・生物・化学テロなどを想定して訓練を積んできた。米国内でも厚いベールに包まれてきた部隊が日本で起きた未曽有の原発事故という“有事”にいかに能力を発揮するか注目されている。 
ーーー産経新聞


東京電力は31日、福島第1原子力発電所のタービン建屋地下や屋外のトレンチ(坑道)に続き、初めて地下水から放射性物質を検出したと発表した。建屋などの汚染水は順次タンクに移しているが、冷却装置の復旧が可能な作業環境からは程遠い。政府は原子炉や放射線の管理技術で優れたノウハウを持つフランスやドイツ、米国の協力も得て汚染水の処理と原子炉の冷却を急ぐ。

 1号機タービン建屋付近の地下水から、原発施設の敷地境界における法令基準値の1万倍に相当する1立方センチメートルあたり430ベクレルの放射性ヨウ素131を検出したという。建屋周辺の汚染水が地中に染み込み、海に流出した可能性もあるとみてさらに詳しく調べる。
 汚染水の除去が難航するなかで、日本はフランスの原子力大手アレバなどから放射線防護服1万着や環境測定車2台、ポンプ10台、核反応を抑えるホウ酸100トンなどの無償提供を受けた。さらにアレバは汚染水処理のほか使用済み核燃料プールの管理、原子炉の専門家ら20人を日本に派遣、増員も検討するという。

 
アレバはフランスの再処理工場で高濃度の放射性廃液を扱っている。「米国のスリーマイル島や旧ソ連のチェルノブイリ原発事故の処理にも取り組んだことがある」(ロベルジョン最高経営責任者=CEO)など汚染処理のノウハウがある。フランスは日本に放射性物質で汚染された場所で活動できる無人ロボットも提供する意向だ。

 
ドイツからはウェスターウェレ副首相兼外相が2日に来日、松本剛明外相と会談する方向で調整中だ。ドイツ製機材の使用などについて協議する見通し。ドイツのメルケル首相は30日に菅直人首相と電話協議した際に遠隔操作ロボットの提供を提案。政府は汚染水除去などに活用を検討する。

 
米国も支援を本格化している。原子炉の冷却に使う真水を積んだ米軍横須賀基地所属の「はしけ船」1隻が31日、原発近くに接岸し東電側への引き渡し作業を終えた。1隻に約1100トンの水を積める。もう1隻も機器の試運転を終えた後、小名浜港(福島県いわき市)を出港する予定だ。
---日経新聞

新聞情報:平成23年3月31日

経済産業省原子力安全・保安院は30日、東京電力福島第一原発の放射性物質を含む廃液の最終処分を行う「集中環境施設」の地下2階から大量の水が見つかったと発表した。

津波の海水とみられる。

 汚染水処理には様々な案があるが、東電は、同施設を処理に活用することを検討していた。だが、28日に東電が点検したところ3~4メートル水没、ボイラーや配電盤などが使えなくなっていた。東電は、当面、同施設1階のタンクは活用する方針。1号機近くの作業用トンネル(トレンチ)の水を移送する

2011年3月31日06時48分  読売新聞

原子力安全委員会は30日午後の記者会見で、東京電力福島第1原子力発電所の1~3号機について「圧力容器が損傷しているのは事実だろう」との見解を示した。1~3号機は原子炉に真水を注入するが、不安定な状態が続いている。タービン建屋などにたまった高い濃度の放射性物質を含む汚染水の排水作業も難航している。

 圧力容器は核燃料を入れた原子炉の中心部分で、高圧に耐えるため厚い鋼鉄でできている。安全委の代谷誠治委員は「圧力容器と格納容器の圧力差が小さく、圧力容器が健全に保たれているとは思えない」と説明。具体的な損傷箇所は言及しなかったが、何らかの損傷があることを示唆した。
 圧力容器は簡単にひびが入ったり、割れたりすることはないとされている。ただ燃料棒の真下の部分には核反応を抑える制御棒を出し入れするための穴があり、溶接部は弱い。経済産業省原子力安全・保安院は30日の会見で「制御棒を出し入れする部分が温度や圧力の変化で弱くなり、圧力容器から(水などが)漏れていることも考えられる」との見解を示した。


---日経新聞

原子力安全委員会は30日、福島第一原発の事故について「まさにシビアアクシデント。筋書き通りに進んでしまった。きちんとマネジメントされていれば防げたと思う」との見解を示した。代谷誠治委員は「事業者の自主努力に任せていた。大いに反省している」と語った。

 事態の収束と廃炉については、燃料棒の冷却にどれだけ時間がかかるか見通しが立たないとした上で、代谷委員は「まだ現在進行中。通常の原子炉の廃炉と全く違う。はるかに長く、年単位でかかるとしか言えない」と語った。
---朝日・コム


東京電力の勝俣恒久会長(71)が30日、入院した清水正孝社長(66)に代わって記者会見し、福島第一原子力発電所の事故について陳謝。同原発の1~4号機について「廃止せざるをえない」と言明した。勝俣会長は「原子炉が安定するには、かなり時間がかかる」とし、会社の存続が「大変厳しい状況」にあるとの現状認識も示した。

夏には再び深刻な電力の供給不足に陥ることについては、「供給力の確保に全力を挙げる。夏の計画停電は最小限にとどめる」と発言した。

 東電の経営トップが記者会見したのは、13日の清水社長以来17日ぶり。

---朝日・コム

福島第一原発のタービン建屋の地下にたまった高濃度の放射性物質で汚染された水は、原子炉圧力容器内の水が漏れ、流れ込んだ可能性が高い。

 東電や経済産業省原子力安全・保安院は、容器本体が壊れた可能性は低いが、容器下部の制御棒を差し込む部分や、タービン発電機とをつなぐ配管などの破損を指摘する。放射性物質を閉じこめる「密閉機能」は既に失われているとしている。

 今回の事故では、1~3号機とも圧力容器内の燃料棒が露出、一部は溶融しているとされる。容器本体の損傷も懸念されているが、厚さ16センチの鋼鉄製で、保安院は「穴が開いたことを示すデータはない」という。

 しかし、汚染水の濃度から、東電は「3基とも圧力容器内の水が外部に出るルートができている」と話す.
---
読売新聞



新聞情報:平成23年3月30日

東京電力が福島第1原子力発電所で1号機の炉心冷却を急ぐのは、燃料棒の損傷がもっとも激しいとみられるからだ。炉内の冷却水が減って燃料棒のかなりの部分が露出、一部溶けている可能性があるとの見方が多い。2号機も1号機に次いで不安定な状態が続く。水を入れると圧力容器内の圧力が上昇して危険なだけでなく汚染水が増える恐れもあり、注入量は慎重な調節が必要だ。

■1号機「空だきに近い状態」
29日に海側から撮影した福島第1原発の1~4号機 1号機は地震後、燃料棒の露出が最初に起こったとみられている。水の注入により水位はある程度回復したが、燃料棒の露出時間が長かったため損傷の割合が最も高いと考えられている。
 原子炉内の通常運転時の温度は約285度だが22日ごろから上昇し一時は400度に達した。水の注入増により200度まで下がったが29日午前2時には再び329度まで上昇した。東電は28日夜から注入量を2割前後増やし、29日午後には300度を下回った。
 東電のデータでは1号機の燃料棒は約4メートルの長さの約4割にあたる160~165センチ、水面から出ている。ただ精度には疑問も出ている。高橋実・東京工業大准教授は1号機の燃料棒は「大部分が露出して空だきに近い状態になっている可能性が高い」と指摘する。
 「炉内が4~5気圧の状態で水蒸気の温度がこれほど高くなることは普通はない」といい、燃料棒がほとんど冷えていないとみる。「津波で電源が喪失したとき、最初に動いた非常用システムでの冷却がうまくいかなかったのではないか」と原因を推測する。
 半面、
1号機では圧力データなどから見て、圧力容器自体は比較的健全に保たれているとみられる。このため、放射性物質の外への漏れは今のところ少ないようだ。
---日本経済


新聞情報:平成23年3月29日

大気中の放射線量は29日午前も、福島、茨城のほか、首都圏などで微減傾向をみせた。

 午前8時現在で、福島市が毎時3.31マイクロシーベルト(前日午前8時は3.53マイクロシーベルト)、郡山市で2.74マイクロシーベルト(同2.99マイクロシーベルト)、茨城県高萩市で0.940マイクロシーベルト(同1.110マイクロシーベルト)と下がった。ほかに、栃木県那須町で0.32マイクロシーベルト(同0.34マイクロシーベルト)、宇都宮市で0.102マイクロシーベルト(同0.106マイクロシーベルト)、前橋市で0.061マイクロシーベルト(同0.065マイクロシーベルト)だった。

 首都圏では、東京都新宿区で0.108マイクロシーベルト(同0.112マイクロシーベルト)、さいたま市で0.089マイクロシーベルト(同0.091マイクロシーベルト)、横浜市で0.051マイクロシーベルト(同0.052マイクロシーベルト)が検出された。
---朝日・コム


枝野幸男官房長官は29日午前の閣議後記者会見で、福島第1原子力発電所の敷地内の土壌からプルトニウムを検出したことについて「(原子炉内部の)燃料棒から出ている可能性が高く、ほぼ間違いないだろうという状況だ。周辺のたまり水の濃度が非常に高いこととあわせ、燃料棒が一定程度溶融したと思われることを裏付けるものだ」との見方を示した。
 そのうえで「大変深刻な事態だが、そのことによる周辺部への影響を阻止し収束させるかにいま全力を挙げている」述べた。

---日経新聞


福島第一原発で、東京電力は28日、2号機のタービン建屋から外へつながる坑道とたて坑にたまった水から、毎時1千ミリシーベルト以上の放射線が測定されたことを明らかにした。汚染水は容量ほぼいっぱいとみられるが、排水作業は難航している。燃料を冷やすために注水は止められず、水の漏出は続き、汚染水は増え続けるとみられる。このまま行けば、大量の放射能を海など外の環境に投棄せざるを得なくなる。

坑道は区域外。坑道には冷却用の海水をくみ上げて熱交換器に送る配管などが通っている。汚染水はたて坑の出口から1メートルのところまで上がってきており、ほぼ容量いっぱいとみられる。

 その一方で、東電は原子炉への注水作業を続けている。燃料を冷やすため、注水を止めるわけにはいかない。だが注水を続ければ、坑道への水の漏出が続くことになる。


---朝日・コム


同日、敷地内の土壌から毒性の強い放射性物質のプルトニウムが検出されたことも明らかにした。いずれも炉心内で作られる放射性物質や放射線量で、11日の被災以来指摘されていた核燃料や格納容器の損傷の可能性が高まった。
---毎日新聞


作業員、厳しい環境 食事2回、夜は雑魚寝


同原発に駐在する原子力保安検査官事務所の横田一麿(かずま)所長(39)は22日に震災後初めて原発施設内に入り、5日間駐在した。

 現地には約400人の作業員がおり、原子炉建屋近くの「免震重要棟」という建物で寝起きしている。建物内でも1時間当たり2~10マイクロシーベルトの放射線量があるため、放射線を遮る鉛が入ったシートを床に敷いている。

 食事は1日2回。朝にビスケット30枚程度と小さな野菜ジュース1本、夜は非常用のレトルトご飯と缶詰一つ。当初は飲料水も限られ、1人当たり1日ペットボトル1本(1.5リットル)だったという。

 作業は、全身を放射線から守る防護スーツに全面マスクで行う。手袋を二重にし、靴にはカバーを着けている。

 作業ができない夜はミーティングを一本締めで終えた後、会議室や廊下、トイレの前などで毛布にくるまり雑魚寝をしている。

 食料などの物資を積んだバスが1日2回、施設外から免震重要棟に到着。一部の作業員の交代もこのバスを使う。

 横田所長は「下着が替えられないことへの不満の声もある。作業を続ける上でのエネルギーを得るのが食事なので、より多くの物資を運ぶ方策を考えている」と話す。

 横田所長も作業員に同行して中央制御室での作業の様子を写真に撮影するなどした。敷地内に滞在した5日間で計883マイクロシーベルトの被ばくをしたという。

---毎日新聞




新聞情報:平成23年3月28日


経済産業省原子力安全・保安院と東京電力は27日、福島第一原子力発電所(福島県大熊町、双葉町)の2号機タービン建屋地下にたまった水の表面から毎時1千ミリシーベルト以上の強い放射線量を計測したと発表した。作業員の被曝(ひばく)線量の上限は250ミリシーベルトで1時間で4倍の量を浴びる計算になる。同原発でこれまで測定された線量では最大の値だという。炉内の燃料が崩壊し大量の放射性物質が漏れ出た可能性が高い。

 保安院や東電によると、2号機タービン建屋のたまり水の表面で26日、毎時1千ミリシーベルト以上を計測した。測定作業ですぐに針が振り切れたため、測定員は測定を中止して退避した。シーベルトは、放射性物質の種類ごとにエネルギーが違うことなどを考慮した人体への影響を示す単位。今回の作業のために100ミリシーベルトから緩和された250ミリシーベルトの上限に達しないようにするにはその場に15分といられない.
---朝日・コム


奈良林直・北海道大学教授の話 タービン建屋地下の水から検出された放射性物質は、燃料棒に由来していると考えられる。過熱した燃料棒の被覆管が壊れると、ウラン燃料の一部が原子炉圧力容器の下に落ちる。これが圧力容器に大量に注入した水に溶け、漏れ出した可能性がある。
 原発は耐震補強工事をしており、地震の揺れで配管は壊れないはず。原子炉格納容器自体が破損し、そこから水が漏れ出た可能性が高い。
---日経新聞


新聞情報:平成23年3月27日

3月27日朝刊
福島第一原発事故の影響で上昇した福島県や関東地方の大気中の放射線量は26日午前、引き続き、低下傾向だった。ただ、
東北地方の一部で測定値が上がった。25日夜以降、断続的に雪や雨が降っている影響とみられる。

 大気中の放射線量が平常値を上回っていたのは宮城、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川。原発建屋の爆発などで放出された放射性物質が雨によって落下して一時、放射線量は上昇したが、ここ数日、減少傾向が続いている。

 福島県では26日午後2時現在、福島市で1時間あたり3.94マイクロシーベルト、飯舘村で9.43マイクロシーベルトなどと前日より微減した。関東では、東京都新宿区が0.121マイクロシーベルト、さいたま市0.101などと少し下がった。一方、新潟県の新発田市や山形県米沢市ではわずかに上昇した。
---朝日・コム


3月27日朝刊


東京電力福島第1原子力発電所の1、3号機のタービン建屋地下の水たまりから高濃度の放射性物質が検出された問題で、原子炉につながる配管などが損傷し放射性物質が漏れた可能性が出てきた。経済産業省原子力安全・保安院は放射性物質の濃度などから使用済み核燃料プールから漏れたとは考えにくいとみている。また東電は26日、第1原発近くの海水から高濃度の放射性物質を検出したと発表。同原発から漏れ出したとみられる。

 第1原発では24日、3号機のタービン建屋で作業員が水にぬれて被曝(ひばく)。水は放射性物質のヨウ素131などに汚染されていた。1号機のタービン建屋でも汚染水が確認された。
 保安院は放射性物質の種類や濃度、原子炉の状態を検討。
「燃料棒が入っている圧力容器や格納容器は健全で、使用済み核燃料プールから漏れ出たとは考えにくい」とみている。原子炉内の燃料棒が損傷して放射性物質を放出し、汚染水が配管や弁を通して漏れ出した可能性がある。
 同原発では2、4号機でもタービン建屋で水が発生。東電は26日、1号機で除去作業を進めるなど汚染水の封じ込めを急いでいる。
 配管や弁に損傷がある場合、原子炉を冷やす冷却水の循環に支障が生じる。漏出部分の修理や不良な弁の交換などが必要となるが、現場は放射線量が高く作業は容易でない。「冷温停止」という
安全な状態に持ち込むには、なお時間がかかりそうだ
 ---日本経済新聞

文部科学省は26日、東京電力福島第1原発の北西約30キロ付近の4地点で、23~25日の47~50時間の累積放射線量が1.323~2.829ミリシーベルトに達したと発表した。1時間当たりの線量は24日までより減少傾向にあるが、一般の日本人の人工被ばく年間限度は1ミリシーベルトで、依然高い状態が続いている。
 累積放射線量が1ミリシーベルトを超えたのは、福島県浪江町の3地点と北西約32キロの飯舘村の1地点。浪江町の国道399号沿いで2.829ミリシーベルト、飯舘村で1.727ミリシーベルトなどだった。
 原子力安全委員会が定める防災指標は「コンクリート家屋内への退避や現場からの避難」の基準を50ミリシーベルト以上の被ばくが予測される場合としており、文科省は「すぐに健康被害が出るわけではないが、累積放射線量が上がってくれば対策が必要」と説明した。

ーーー毎日新聞



新聞情報:平成23年3月25日


文部科学省は25日、東日本大震災で被災した東京電力福島第1原発から北西約30キロの地点で、24時間の累積放射線量が最大約1.4ミリシーベルトに上ったとする測定結果を発表した。防御なしで屋外にいた場合、一般の日本人の人工被ばく年間限度(1ミリシーベルト)を超える放射線を1日で受ける計算。【山田大輔、河内敏康】
ーーー毎日新聞



2011年3月25日
作業員3人が被曝(ひばく)した東京電力福島第一原子力発電所3号機では、タービン建屋地下にたまった水から、通常の原子炉の冷却水と比べて、1万倍に達する高濃度の放射性物質が検出された。放射性物質は核燃料が損傷して漏れ出したと考えられるが、どこから水は流れてきたのか――。

 経済産業省原子力安全・保安院は25日午前の記者会見で、「原子炉か、使用済み核燃料一時貯蔵プールかどちらかと思うが、はっきりしない。原子炉はデータを見る限り、閉じこめの機能はあると思うが、放射性物質が出ているので検証しなければいけない。原子炉が破損している可能性も十分ある」と指摘した。

 専門家は、〈1〉原子炉建屋4~5階のプールに一時貯蔵している使用済み燃料が破損し、大量の放水とともに流れ出した〈2〉原子炉からタービン建屋につながる主蒸気配管を閉鎖する弁などに不具合が発生し、蒸気が少しずつ漏れている〈3〉大気に放出された大量の放射性物質が水に溶け込んだ――という三つのシナリオを指摘する。

---読売オンライン


2011年3月24日 1:06 >
国の原子力安全委員会は23日、事故が起きた福島第一原子力発電所から半径30キロより外の地域でも、内部被ばくの線量が100ミリシーベルトを超える可能性があるという試算を発表した。

 原子力安全委員会は、福島県内の放射線測定値を基に、放射性物質の広がりについて試算した。その結果、福島第一原発から半径30キロより外の地点で、放射性ヨウ素による甲状腺の内部被ばくの線量が100ミリシーベルトを超える地域があると発表した。
ーーー日テレニュース




新聞情報:23.3月24日

 国の原子力安全委員会(班目春樹委員長)は23日夜に記者会見し、原子力発電所の事故発生時に放射性物質が広がる範囲の予測結果を地震後、初めて公表した。放射性ヨウ素による一定期間の積算放射線量が、屋内退避圏内の30キロメートルを超えて100ミリシーベルトになるという。100ミリシーベルトは原子力安全委が、健康被害を防ぐために予防薬の安定ヨウ素剤の服用が必要となる目安とした線量。
 枝野幸男官房長官は23日の記者会見で計算結果について「屋外で24時間活動した場合を前提としたシミュレーションだ。参考資料の一つにはなるが現時点でただちに(半径30キロ以内の退避範囲を)変更することにはならない」と述べた。
 文部科学省系の原子力安全技術センターの緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)を使った。福島第1原発の今回の事故で実際に放出されている放射線量は不明なため、もっとも厳しい条件を仮定。放射性ヨウ素の影響を受けやすいとされる1歳児が3月12~23日まで一日中屋外で過ごすことを想定し、
甲状腺が受ける線量を推定した。
 班目委員長は会見で、「屋内にいれば放射線の影響は屋外の4分の1~10分の1に減らせる。ただちに退避圏を拡大したり、安定ヨウ素剤を摂取したりすることは不要」と強調した。そのうえで、乳児を持つ保護者に対しては「あくまで念のためだが、発電所の方から風が吹くときは外出を控えてほしい。風下のときは窓を閉めて密閉した方がいい」と注意喚起した。
 日本人は海藻などからヨウ素をとるので、それが甲状腺に蓄積され
放射性ヨウ素を取り込みにくいため健康被害の懸念は小さいとの指摘もある。

---日経新聞



新聞情報:23.3.23

東京都は23日、都内に水道水を供給する浄水場から、乳児が飲む規制値の2倍を超える放射性ヨウ素を検出したと発表した

都は、乳児が水道水を飲むことを控えるよう呼びかけている。

呼びかけの対象地域は東京23区、武蔵野市、町田市、多摩市、稲城市、三鷹市。

検出されたのは、葛飾区の金町浄水場で、22日午前9時に採水したところ、210ベクレルを検出した。食品衛生法に基づく乳児の飲用に関する暫定的な規制値は100ベクレルとなっている。

---読売オンライ

文部科学省発表・23日
都道府県に設置するモニタリングポスト(MP、自動観測局)は、23日午後5時時点(埼玉県は計画停電のため午後3時時点)で、茨城0・343マイクロシーベルトなど
8都県で大気中の1時間当たりの放射線量が通常値を超えた。前日比で数値はほぼ横ばい。

 一方、福島第1原発から20~60キロ離れた福島県内の34カ所の屋外で、23日午前7時50分~午後3時11分にモニタリングカーで調査したところ、1時間当たりの大気中の放射線量は0・8~103マイクロシーベルトだった。


東京電力福島第一原発では、爆発が起きて以降、人体に有害なレベルの放射線が敷地内で観測され続けている。放射性物質は、どこからもれているのか。考えられるのは使用済み核燃料の貯蔵プールと、原子炉やその周辺部分の破損だ。漏出部分を突き止めるのが遅れれば、放射性物質の放出は長引くことになる。

 同原発4号機では15日に核燃料プール付近で火災があった。プールの水位が下がって使用済み核燃料が露出し、水素が発生して爆発したとみられている。このとき外部に放出された放射性物質が、敷地内にとどまって放射線を出し続けている。これが考えられる一つのシナリオだ。

 プールでなく、原子炉からもれている可能性もある。

 東電は、水素爆発が起きて建屋が壊れた1、3号機について、「格納容器の健全性は保たれている」との説明を続けている。格納容器につながる圧力抑制室で爆発が起きた2号機も、大きく壊れているとは考えにくいとの立場だ。損傷が大きければ「放射線量はこんなものではすまないはず」(東電)だからだ

 だが、部分的な破損の可能性を示すデータはある。その一つが、核燃料のウランが核分裂してできる放射性のセシウムが外部で検出されていることだ。

 内部の圧力が高まった格納容器が壊れないよう、蒸気を外に逃す措置もとられている。ただ蒸気はいったん水の中をくぐっているため、この措置でセシウムが外部に出た可能性は低い。

 では、破損部分はどこなのか。可能性が高いのは、検査の際などに人間が内部に出入りするときにつかう「パーソナルエアロック」というドアだという。関係者によると、ドアと格納容器のすきまを埋めるパッキンが「一番弱い」とされているからだ。

 東電はこのほか、接続部分などの小さな箇所が破れている可能性も認めている。たとえば、圧力容器や格納容器から外部へ通じる配管だ。配管には弁があり、地震を感知して発電が自動で止まると同時に、弁は閉じられる。仮に弁から先の配管が破れても、炉内部と外部が直接つながるわけではないが、もともと配管の中にあった放射性物質を含む水などが、漏れだした可能性はあるという。

---朝日・:コム


文部科学省の発表(23日)

3日午前9時までの24時間で採取した1平方メートル当たりの定時降下物(雨やちりなど)では、岩手や茨城、東京など13都県で2~3万6000ベクレルの放射性ヨウ素が、秋田や東京、神奈川など11都県の降下物から1・8~1900ベクレルの放射性セシウムが検出された。前日より低下傾向で、首都圏の数値がやや上がったのは雨が降ったためとみられる。

 都道府県で22日に採取した水道水では、12都県で1キログラム当たりの放射性ヨウ素が0・14~19ベクレル、4都県で放射性セシウムが0・31~5・3ベクレル検出された。

放射線量が半分になる「半減期」は、放射線ヨウ素で約8日、放射性セシウムで約30年とされ、文科省は「このレベルの放射性セシウムが検出されると、将来的に土地の使用方法を考える必要も出てくる」と分析した。


【ワシントン=山田哲朗】
米エネルギー省は22日、米軍機による放射線観測や地上での測定データに基づいて算出した、福島第一原発周辺の放射線量の推定値を公表した。

 放射性物質の濃度が比較的高い地域は、原発から北西方向に向かい、浪江町を通って福島市の手前まで約40キロ・メートルにわたって帯状に広がっている。エネルギー省は、「観測値はすべて1時間あたり300マイクロ・シーベルト以下と低レベルである」としつつ、当局や作業員にこの分布をにらんだ安全対策を促している。

 エネルギー省は、米軍機による17~19日にかけての40時間以上の飛行や地上測定地点からのデータを踏まえ、地上で受けると予想される放射線量を分析した。同省は、「こうした情報は日本政府と共有している」としている。

(2011年3月23日22時40分 
--- 読売新聞)



新聞情報:23.3.21

3.21

東京電力内で、福島第一原発の廃炉は避けられないとの見方が強まっている。東電関係者によると、建屋の爆発や炉心溶融が問題になっている1~4号機は、技術的に再稼働が難しい状態。損傷のない5、6号機についても「地元の住民感情を考えると再開は厳しく、6基とも廃炉にせざるを得ない」とみている。

 1~3号機は水素の発生状況から、炉内の核燃料棒の損傷が激しいと推測される。そのため、事故が収束した後も核燃料棒を取り出せない可能性が高いという。放射線量が高いため、処理には長期間を要し、「廃炉には10年近くかかるだろう」(東電の原子力関係者)としている。

---朝日・コム

 東京電力の福島第一原発では、東電社員や消防隊員らが、放射線被曝(ひばく)も覚悟しながら懸命の作業を続けている。

 東電によると、20日午前5時の時点で社員7人の放射線被曝が100ミリシーベルトを超えた。この数値は従来の線量上限で、今回は250ミリシーベルトに緩和されているが、そのうちの1人は19日夜、本社との電話で「法律上問題がない範囲でできるだけ作業を進めたい」と語ったという。地震発生以来、原発内の緊急対策室で寝泊まりし、炉心に水を注入したり、放水のために現場を調査したりする作業を指揮している。

 19日の放水作戦に参加した東京消防庁の隊員たちも、車から降りて、送水ホースを延ばしていく作業を行った。

 検査の結果、最も被曝レベルが高かった隊員は27ミリシーベルト。14~15ミリシーベルトの隊員が3人いたが、ほかは10ミリシーベルト以下だった。

 一方、17日に地上放水の先陣を切った警視庁機動隊員たち。東電から渡された資料では、放射線量が毎時300ミリシーベルトに近い場所もあったという。3号機から20~30メートルの地点に放水車を止め、防護服姿の5人が車外に出てホースの設営などをした。浴びた放射線量は9ミリシーベルトが最大で、全員が基準以下にとどまった。放水後、「もう1回行かせてほしい」と訴える隊員もいたという。
---朝日・コム



新聞情報:23.3.20

3.20
放水したのは、水蒸気が発生している3号機の使用済み核燃料プールを冷却するのが狙い。

上空から海水を投下したのは計4回で、合計約30トン。地上からは4~6トンの水を送る能力を持つ放水車を、自衛隊が5台、警視庁が1台使い、それぞれ放水した。水は原子炉建屋に届いたという。
 いずれも高い放射線量を浴びる危険性のある作業で、実際にどの程度の水が核燃料プールに届いたかなどは不明。「水蒸気が目視でき、一定の効果はあった」(東京電力)としている。
 ただ、3号機の使用済み核燃料プールにある燃料棒を完全に水に浸すには、約500トンの水が必要だといわれる。
---日経新聞23.3.20

新聞記事:23.3.19

3.19
保安院によると、原発敷地内の放射線量は、18日午後5時に、3号機から北西に約0・5キロ・メートル離れた事務本館付近で毎時5000マイクロ・シーベルトを超えたが、19日午前1時50分、約6割の毎時3181マイクロ・シーベルトまで減った。

 緊急時の作業員に例外的に認められる被曝の上限値250ミリ・シーベルト(25万マイクロ・シーベルト)よりは低いが、高いレベルであることは変わりなく、原子炉建屋に人が近づく作業は困難が予想される。

 3号機から西に1・1キロ・メートル離れた西門付近では19日午前9時に毎時364・5マイクロ・シーベルトを観測した。

(2011年3月19日11時58分  読売新聞)

原子力安全・保安院--(3月19日)
・東京消防庁ハイパーレスキュー隊が放水作業(60t)を実施。(19日)
放水開始:00:30
放水停止命令:00:50
放水完了:01:10
【プラント状況及び電源復旧】
・1から4号外部電源の復旧等に係る具体的な作業計画(東北電力(株)送電系統からの受電、自社変電所よりルート変更を介しての受電)を確認中(19日08:00)
・6号機の非常用ディーゼル発電機2台目(A)起動。(19日4:22)
・5号機の残留熱除去系(RHR)ポンプ(C)が起動し、使用済燃料貯蔵プールの冷却を開始(電源:6号の非常用ディーゼル発電機)。(19日5:00)

3.19
これにより、ひとまず5号、6号機は危機的な状態から脱出できたとの見方が強まっている。
一方、1~4号機までは、引き続き厳しい状況が続いている。
---フジニュースネットワーク

3.19
スリーマイルの放射能漏れは即座に健康被害が出るほどのレベルではなかった。国際原子力事象評価尺度(INES)では、最悪のレベル7より2段階低いレベル5(施設外へのリスクを伴う事故)に分類している。チェルノブイリはレベル7(深刻な事故)にランクされ、極めて多数の被曝者を出した。
 福島第一は当初、レベル4(施設外への大きなリスクを伴わない事故)にランクされていたが、今後どこまで影響が及ぶのかは未知数だ。300キロ近く離れた東京では15日、通常の23倍の放射線量が計測されたが、同日中に10倍程度にまで下がっている。

 --ナショナルジオグラフィック ニュース




新聞記事:23.3.18

3.18
経産省の原子力安全・保安院は18日に会見を行い、福島第一原子力発電所の事故のうち1号機から3号機について、IAEA(=国際原子力機関)が定めた原子力事故の国際尺度のレベル5にあたるとしてIAEAに登録したと発表した。

 原子炉圧力容器が重大な損傷を受けている場合や、施設内で高濃度の放射性物質が放出されている場合はレベル5に相当する。 レベル5は、79年に起きたスリーマイル島での原発事故と同じレベル。

INES(=国際原子力・放射線事象評価尺度)の評価の中で79年に発生したアメリカ・スリーマイル島事故と同じレベルである「レベル5」の適用がなされたことを受けて、東電社長は、「極めて重く受け止めています。このような事態に至ってしまったことは痛恨の極みであります。今後とも、事態の収束に向けて全力を挙げて取り組んでまいります」との談話を発表した。
- - -
日本テレビニュース24


3.18

福島第一原発で作業にあたる人々が、欧米メディアやネット上で「フクシマ50」と呼ばれている。


 米紙ニューヨーク・タイムズ電子版が15日、「顔の見えない無名の作業員が50人残っている」とする記事を東京発で載せた。米ABCテレビも「福島の英雄50人――自発的に多大な危険を冒して残った原発作業員」と報道。オバマ米大統領は17日の声明で「日本の作業員らの英雄的な努力」とたたえた。

 最前線で危険な作業を担うのは、東京電力のほか、東電工業、東電環境エンジニアリングといった子会社、原子炉を製造した東芝、日立製作所などメーカーの社員たちだ。

 
地震発生後には800人いたが、15日朝に4号機で火災があり、750人が退避。監視などのために残った50人が、フクシマ50になった。その後、新潟県の柏崎刈羽原発などからも応援が駆けつけ、交代しながら作業。送電線を引いて電源を確保する作業員も加わり、18日朝には総勢約580人になった。

 作業員は頭まで覆われた防護服姿。頭をすっぽり覆う防護マスクもつけている。胸には放射線量をはかる線量計。その日に浴びることができる放射線量をセットし、8割まで達すると警報音が鳴る。

 原子炉内への注水作業は、人海戦術だ。1人の作業時間を決めて弁まで行って操作。それを交代で繰り返す。格納容器内の蒸気を外に逃す弁を開く作業では、1人が大量の放射線を浴びた。18日までの負傷者は20人を超えた。

 建屋の爆発で飛び散ったがれきが、作業をはばむ。放射線量が高い1~4号機での活動は難しくなり、いまは電源確保や5、6号機に人を振り向けている。

 現地の対策本部は、原子炉の山側にある免震重要棟にある。作業員は、この棟で寝泊まりしている。東京・内幸町の本社2階にある緊急時対策室に現地の状況を伝え、指示を仰いで作業を進める。

---朝日・コム23.3.18




新聞記事:23.3.17

都福祉保健局は17日、同日午前0時~午後1時の都内の放射線量や、大気中のちりに含まれる放射性物質の測定値(速報値)を発表した。放射線量は16日の平均値を下回っており、健康に影響はない数値。最新の測定結果は1時間ごとに都のホームページで公開している。


宮崎慶次・大阪大名誉教授(原子力工学)は「燃料プール内の過熱はいわば残り火の状態。核分裂の連鎖反応は止まっており、チェルノブイリ原発事故(1986年)のような暴走はありえない」と冷静な対応を呼びかける。







   
ページ1.6月15日以降
前ページへ2.6月15日~1日3.6月1日~5月15日4.5月14日~4月25日5.4月24日~4月14日6.3月31日~4月14日7.3月11日~3月31日