もうすぐ実現する商業宇宙フライト

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ヴァージン · ギャラクティックの宇宙旅行


気球旅行30kmの高度






  ニュース


再突入システムが早く起動したことが原因か?(26.11.3)

安全委員会の委員長が現段階の捜査で、再突入システムの早期の起動が原因とみられると述べた。
ヴァージン · ギャラクティック宇宙飛行機離れたスペースシップは、数秒後に再突入システムが起動し、2名が死傷する事故を引き起こした。
スペースシップ (SS2)には、「フェザリング システム装備されており、このシステムは速度低減し、地球へ戻る降下安定させるためのメカニズムであるが、捜査官は、スペースシップが試験飛行に、正しい速度達する前に、このシステムが起動していたこと見つけた
クリストファー・ハート米国国家運輸安全委員会委員長代行は、副操縦士Michael Alsbury、このシステムのロックを、指示される前に解除した為に、翼のフェザリング位置移動し、事故につながったと述べた。 "システムがロック解除されて、位置が移動して、2 にスペースシップは崩壊した”と言う。
通常の飛行では母船から離れ点火されてスピードがマッハ1.4に上がるまでシステムのロックは解除されない。 フェザリング システムが起動後にビデオとテレメータのデータが止まっている。 現時点ではシステムロックの解除が墜落の原因とはいえないが、この事実があったことは発表できると述べた。



イラストの説明: 円形の中に青色で示す部分が、フェザリング システムで、これが上がって減速させる効果がある。
フェザリング システムはマッハ1.4の速度で起動すべきものだが、マッハ1で起動した。その後崩壊した。


---The Gurdian(26.11.3)






米宇宙旅客船墜落、原因調査に1年 空中分解の可能性(26.11.2)

 米ヴァージン・ギャラクティック社の宇宙旅客船の墜落事故で、米カリフォルニア州の墜落現場に入った米国家運輸安全委員会(NTSB)のチームは1日、調査に最大1年かかるとの見通しを示した。約8キロにわたり機体の破片が散らばっており、空中分解した可能性が強まったという。

写真・図版
米カリフォルニア州のモハベ砂漠で1日、墜落した宇宙旅客船の残骸を調べる当局者=AP

 英ヴァージン・グループのブランソン会長は1日、現地で記者会見し、原因究明に全力を挙げると述べた。AP通信によると、ブランソン氏は、約700人から集めた宇宙旅行の参加費9千万ドル(約101億円)は手つかずのままだとして、「要望があれば返金するつもりだ」などと語った。今のところ返金要請は受けておらず、逆に、事故後に新たに申し込んだ人がいたことを明らかにした。(ワシントン=小林哲、ロサンゼルス=平山亜理)
---朝日新聞(26.11.2)





墜落したスペースシップツーの残骸を調査するシェリフ(26.11.2)



調査するシェリフ 米カリフォルニア州のモハベ砂漠---USAtoday(26.11.2)


スペースシップ2の残骸をみるシェリフ 米カリフォルニア州のモハベ砂漠---yahoonews(26.11.2)


墜落したスペースシップ2の残骸を調査するシェリフ 米カリフォルニア州のモハベ砂漠---yahoonews(26.11.2)







米宇宙船爆発:最終報告に1年必要「飛行中に空中分解」(26.11.2)

米カリフォルニア州で起きた米ヴァージンギャラクティックの宇宙船「スペースシップ2」試験機の墜落事故で、米運輸安全委員会(NTSB)は1日、試験機が「飛行中に空中分解した」との見方を明らかにした。

1日、米カリフォルニア州の砂漠に墜落した米ヴァージンギャラクティックの宇宙船試験機の破片を調査する専門家ら(米運輸安全委員会提供・共同)

 墜落現場のモハーベ砂漠で同日から専門家チームによる調査を開始。NTSBによると、飛行方向に沿って約8キロの広い範囲に、翼や機体などの破片が散らばっていた。調査の責任者は「空中分解が起きた原因はまだ分からない」と話した。

 現場での調査は1週間以内に終えるが、事故原因や安全対策などを盛り込んだ最終報告までは1年を要するとの見通しも示した。(共同)
---毎日新聞(26.11.2)





米宇宙旅行会社ヴァージン・ギャラクティックの宇宙船「スペースシップ2」母船から自走後爆発(26.11.1)


母機の飛行機「ホワイトナイト2」から切り離され、スペースシップ2のエンジン点火(左)、飛行(中央)、爆発(右)


「ホワイトナイト2」から切り離され、スペースシップ2のエンジン点火


エンジン点火後爆発


米カリフォルニア州のモハベ砂漠に墜落したスペースシップ2の残骸


米カリフォルニア州のモハベ砂漠に墜落したスペースシップ2の残骸


米カリフォルニア州のモハベ砂漠に墜落したスペースシップ2の残骸 上空撮影







米民間会社の宇宙船、テスト飛行中に墜落 2人死傷か(26.11.1)

 米宇宙旅行会社ヴァージン・ギャラクティックの宇宙船「スペースシップ2」が31日、米カリフォルニア州上空で試験飛行中に墜落した。米メディアによると、乗員2人のうち1人が死亡、1人が重傷とみられる。
---朝日新聞(26.11.1)

米西部で宇宙船試験機が墜落 1人死亡、民間旅行に暗雲(26.11.1)

【ワシントン共同】民間企業による宇宙旅行を目指している米ヴァージンギャラクティックは10月31日、西部カリフォルニア州上空で開発中の宇宙船「スペースシップ2」の試験飛行を実施したが、直後に「深刻な異常」が起き、試験機は同州のモハーベ砂漠に墜落して大破した。

 米CNNテレビは、飛行士1人が死亡し、1人が重傷と伝えた。砂漠では機体や翼の破片が散らばっているのが見つかった。

 同社は高度約100キロの宇宙空間をかすめて飛ぶ弾道飛行で、4分間の無重力状態を体験できる宇宙旅行を来年に始める計画だった。
---東京新聞(26.11.1)

【ワシントン=中島達雄】宇宙旅行を計画中の米新興宇宙企業ヴァージン・ギャラクティック社は31日、米カリフォルニア州で試験飛行中だった同社の宇宙船「スペースシップ2」が地上に墜落したと発表した。米CNNテレビは、操縦していたパイロット2人のうち1人が死亡、もう1人も重体だと報じた。

 同社によると、スペースシップ2は、同州の飛行場から母機の飛行機「ホワイトナイト2」につり下げられて離陸。上空で母機から切り離され、エンジンに点火した。その後、何らかの異常が起きて墜落したとみられる。同社が原因調査を始めた。母機は無事に帰還した。
---読売新聞(26.11.1)

民間宇宙飛行船:米で試験飛行中に事故、2人死傷

米カリフォルニア州のモハベ砂漠で撮影されたヴァージンギャラクティック社の「スペースシップ2」とみられる破片。KABC TVの映像から=2014年10月31日、AP


米カリフォルニア州のモハベ砂漠で撮影されたヴァージンギャラクティック社の「スペースシップ2」とみられる破片。KABC TVの映像から=2014年10月31日、AP

民間企業による宇宙旅行参入を目指すヴァージンギャラクティック社は米西部時間10月31日(日本時間11月1日未明)、カリフォルニア州上空で宇宙飛行船「スペースシップ2」の試験飛行を行った際に異常が発生し、機体が破壊されたことを明らかにした。米CNNテレビによると、同船には2人が搭乗していたが、少なくとも1人が死亡し、1人が負傷した。

 AP通信によると、試験飛行を見学していたカメラマンは、宇宙飛行船は専用の航空機でつり下げられて離陸し、上空で分離してロケットエンジンを噴射して高度を上げている最中に爆発を起こしたと証言している。【大前仁】
---毎日新聞(26.11.1)




ヴァージンギャラクティック社の「スペースシップ2」とみられる破片、米カリフォルニア州のモハベ砂漠


ヴァージンギャラクティック社の「スペースシップ2」とみられる破片、米カリフォルニア州のモハベ砂漠


搭乗者を救助する救急ヘリ、米カリフォルニア州のモハベ砂漠


2009年12月撮影 マザーシップ・ホワイトナイトの中央にスペースシップ2が取り付けられて飛行し、一定の高さで分離して亜宇宙に入り滑空して地球に戻る。


マザーシップ・ホワイトナイトの中央にスペースシップ2が取り付けられてている


スペースシップ2

基地の上空を飛行するマザーシップ・ホワイトナイト 2010年10月10日撮影







近づく宇宙旅行時代 米で年内にも第1号 火星移住構想も(26.7.6)

早ければ今年にも米国で民間企業による宇宙旅行が実現する。10年後にはスペースポート(宇宙港)から宇宙船が毎日飛び立つとの予測も。当面は宇宙空間をかすめて戻る日帰り旅行が現実的だが、将来的には月や火星への移住構想もある。
 実現の1番手とみられているのが、英ヴァージン・グループ傘下のヴァージンギャラクティックが開発する宇宙船「スペースシップ2」だ。
 1回のフライトで飛行士2人と乗客6人が搭乗する。宇宙船は米ニューメキシコ州にある宇宙港から航空機につり下げられて高度15キロまで上昇した後、分離してロケットエンジンを噴射、高度110キロに達する。約4分間の無重力状態を楽しむことができる。
 所要2時間で費用は1人25万ドル(約2550万円)。2014~15年の初飛行はグループ創始者のリチャード・ブランソン氏と家族が乗る予定という。日本人を含む約600人が予約済みで、米人気歌手のレディー・ガガさんも来年に搭乗して宇宙から地上に歌声を届ける。(共同)


航空機から分離される宇宙船「スペースシップ2」(下)の想像図(ヴァージンギャラクティック提供・共同)


試験飛行する宇宙船「スペースシップ2」(ヴァージンギャラクティック提供・共同)


ラスベガスのホテル王が設立したビゲローエアロスペースが開発した、膨らむ居住部をつなげた民間宇宙ステーションの想像図(ビゲローエアロスペース提供・共同)


米宇宙ベンチャーのスペースXが開発を目指す、火星に着陸するドラゴン宇宙船や居住施設の想像図(スペースX提供・共同)

---産経新聞(26.7.6)






気球による「成層圏へ」の格安宇宙旅行、米企業が初テスト飛行に成功(26.6.27)

気球による「成層圏への観光旅行」を計画するWorld View社が、最初のテスト飛行を成功させた。

気球を使って成層圏への旅客飛行を目指すWorld View社(Paragon Space Development Corporation社から独立した米国企業)は6月18日(米国時間)、ニューメキシコ州ロズウェルで行った初めてのテスト飛行を成功させ、同時に、パラフォイルによる飛行高度の世界記録も更新した。

5時間に及んだテスト飛行では、まず気球によって、丸い地球の曲線と漆黒の宇宙空間が見える高度約36,000mまで上昇した後、15,000mまで下降し、そこで気球を切り離して、パラフォイルで地上へ戻った。通常、地球に帰還する宇宙船などのパラフォイルが開かれるのは、高度9,000m前後だ。

World View社は2011年から研究開発を続けており、これまでの主な作業はシステムに用いる各コンポーネントの小型版のテストだった。完全なシステムは2014年6月に初めて組み上げられ、今回、最初のテスト飛行が行われた(以下の動画)。ただし、今回テスト飛行に成功したのは、2016年に初飛行を予定する最終的な形の気球の1/10サイズの機体だ。

実機は、複数の乗客を乗せ、地球と宇宙空間を全方向に見晴らす、約2時間の「セーリングにも似た」空の旅を提供することになる。計画では、夜明けに地上を出発し、地球の向こうから太陽が上がってくるドラマティックなシーンが見られるはずだ。
---産経新聞(26.6.27)







バルーンで宇宙の旅(25.10.24)



宇宙旅行をしたくても、リチャード ・ ブランソンのヴァージン · ギャラクティックの宇宙旅行や、 フェリックス · バウムガルトナー, デアデビル宇宙ジャンパーができるような十分な勇気を持ち合わせていないひとに、朗報、気球旅行で宇宙旅行は手軽な答えかもしれない。



アリゾナ州ベースの宇宙旅行会社、、ワールド ビュー会社は、チケット 1 枚につき $75,000 で、 8 席の気球カプセルの豪華な宇宙の端への旅行を提供する計画を発表した。

この値段は、 ヴァージン · ギャラクティックの料金が3 日間トレーニングと 2 時間30分のフライとが $250,000であることを考慮した手頃な価格だ。

高高度気球を約 30 キロ (ほぼ 20 マイルまたは 98,425 フィート) まで上昇し、 2 時間滞在して後地球に戻る計画だ。

バルーンで 宇宙旅行者になる価値はあるのだろうか?

バウムガルトナーのジャンプ ポイント (128,100 フィートまたは約 39 キロ) の高はには及ばないが、商業飛行の平均高度 9km~10KM(30,000 ~ 40,000 フィート)より上空の30KMに達する。そこで「乗客は自分の目で、地球の湾曲を見る機会がある。」 それは、「驚異的な景色、宇宙の暗闇、星の輝き、地球を包む雰囲気の薄いベールを凝視できるものだ。」宣伝している。

初飛行は 2016 年の予定。 コンポーネントのテストはすでに始まっており、サブ スケール テストはすぐに実施されると、会社は説明している。

 宇宙カプセルは、火星を回る 501 日間のミッションの技術を開発しているパラゴン スペース開発公社により開発される。 気球旅行は、無重力飛行: 宇宙旅行よりも安い
---CNN(25.10.24)





宇宙旅行会社の新しいプレーヤー「商業スペース」賑やかな世界は、「宇宙・スペース」定義問題がある

ツーソン ベース新会社は、 100,000 フィート(30km)の高度に、高額顧客を乗せた加圧カプセルを持ち上げるヘリウム気球使用する予定宇宙、宇宙・スペース伝統的定義してはいない
---ワシントンポスト(25.10.22)






ドリームチェイサー (宇宙船)・民間の有人弾道飛行及び再使用型宇宙往還機



ドリームチェイサー試験機

【経緯】

ドリームチェイサーはNASAの商業軌道輸送サービス (COTS) 計画 に呼応して、SpaceDev社により2004年9月20日に発表された。

しかし、COTS計画のフェイズ1でドリームチェイサーは採用されなかったため、SpaceDevの創業者のジェームス・ベンソンはSpaceDevの会長を辞任し、ドリームチェイサーを開発する為にベンソン・スペース・カンパニーを創業した。2007年4月、SpaceDevはユナイテッド・ローンチ・アライアンスとアトラス Vロケットをドリームチェイサーの打ち上げに使用する為に協力する事を発表した。2008年12月、SpaceDevはシエラ・ネヴァダ・コーポレーション (SNC) に買収された。

2010年10月、SNCはNASAのCCDev計画において2つの重要なマイルストーンに達したと発表した。 一つ目は1日に3回ハイブリッドロケット推進器の燃焼に成功した事。2つ目はドリームチェイサーの複合材構造を製造する為に必要な治具が揃った事である。

2013年8月には地上滑走試験に続き、ヘリコプターから吊り下げての搭載飛行試験が行われた。2年以内に初の宇宙飛行を実施とされている。

2013年10月、カリフォルニア州での無人飛行テストからの着陸時に車輪が出ずに着陸に失敗し機体が破損した

【計画】

スペースプレーンと呼ばれた原型機の概念は1台のハイブリッドロケットエンジンで地上から垂直に打ち上げられる形式だった。現在の計画ではアトラス Vロケットを使用して打ち上げられる予定である。6人の乗員と貨物を国際宇宙ステーションのような周回軌道へ投入される。宇宙船は滑空することにより大気圏に再突入し、世界中の通常の滑走路へ着陸できる能力を持つ予定である。


HL-20;ドリームチェイサー開発のベースとなったHL-20の実物大模型


   
ISSとドッキング予想図                                  ドッキングする予想図

ドリームチェイサーはNASAのHL-20に使用されたリフティングボディの設計の成果を取り入れている。軌道周回宇宙船とする事を企図しており、現在の計画では有人打上げ仕様のユナイテッド・ローンチ・アライアンスのアトラス V402ロケットを使用する予定である。初期の機種ではアトラス V 431ロケットを打上げに使用する事が提案されている。

エンジンにはハイブリッドロケットを採用。推進薬は、タイヤのゴムのようなHTPD (hydroxyl-terminated polybutadiene) と歯科などで麻酔薬として使われているnitrous oxide(亜酸化窒素)の組み合わせである。再突入時にかかる重力加速度は1.5Gと非常に小さい。




ドりームチエイサー

【ドリームチェイサーの機能】
詳細
用途: 国際宇宙ステーションへのクルー輸送の為に開発中
乗員: 7
寸法[2]
全長: 9.00 m 29.50 ft
全幅: 7.00 m 22.90 ft
体積: 16.00 m3 565 cu ft
重量: 9,000 kg 19,800 lb
積載量:  ?? kg  ?? lb
性能
軌道上滞在期間: 210日間以上

ドリームチェイサーDream Chaser)は、シエラ・ネヴァダ・コーポレーション (SNC) によって開発されている有人弾道飛行及び再使用型宇宙往還機である。

ドリームチェイサーは2人から7人の乗員を低軌道へ運び、帰還させる為に計画された。アトラスVロケットの上に搭載して垂直に打ち上げられ、滑空帰還して通常の滑走路へ着陸する。

 














米民間企業の宇宙船試験機が着陸失敗 カリフォルニア州で

国際宇宙ステーションへの有人飛行を目指し、米宇宙企業シエラネバダ社が開発中の宇宙船「ドリームチェイサー」の試験機が26日、米カリフォルニア州での無人飛行テスト時に着陸に失敗した。


米シエラネバダ社が開発中の宇宙船「ドリームチェイサー」の想像図(NASA提供)

 着陸時に車輪の一つが出なかったのが原因で、機体は破損したとみられる。ただ、シエラネバダ社は詳細を明らかにせず「テスト段階での問題はつきもの。飛行そのものは順調で貴重なデータが得られた」としている。

 ドリームチェイサーは翼を備えた再利用可能な宇宙船で、退役したスペースシャトルの3分の1ほどの大きさ。7人乗りでロケットの先端に載せて打ち上げ、滑空して地上に帰還する構想。

 今回のテストは、ヘリコプターで数千メートル上空から試験機を落とし、自動操縦で飛行データを得る狙い。機体は正常に滑走路に進入したが車輪が出ず、着陸に失敗した。(共同)
---産経新聞(25.10.27)





NASAと米宇宙ベンチャー、宇宙船「ドリーム・チェイサー」の搭載飛行試験を実施(25.8.23)


アメリカ航空宇宙局(NASA)とシエラ・ネバダ社は8月22日、現在開発中の宇宙船「ドリーム・チェイサー」の初の搭載飛行試験(Captive Carry Test)を実施したと発表した。「ドリーム・チェイサー」が飛行したのは今回が初めて。


NASAと米宇宙ベンチャー、宇宙船「ドリーム・チェイサー」の地上滑走試験を実施

 発表によると、試験は8月22日にエドワーズ空軍基地で2時間かけて行われ、「ドリーム・チェイサー」はヘリコプター(エリクソン・エアクレーンS-64)によって吊り上げられ、上空約3700mで約5km飛行した。今回の試験はフライトコンピューター、ナビゲーション、制御システムなどを確認するためのもので、発生した問題については今後対応するという。

 「ドリーム・チェイサー」はシエラ・ネバダ社が開発中の有人宇宙船で、民間企業による国際宇宙ステーション(ISS)への人員輸送を担わせることを目指して、NASAが企画したCCiCapと呼ばれるプログラムに選ばれている。同プログラムには3種類の宇宙船が選定されており、他の2機であるスペースX社の「ドラゴン」とボーイング社の「CST-100」が共にカプセル型なのに対して、「ドリーム・チェイサー」は小振りながら翼を持っている有翼型である。

 「ドリーム・チェイサー」は早ければ、今秋にも最初の滑空試験を行い、2年以内に初の宇宙飛行を実施する予定となっている。
---ヤフーニュース(25.8.23)


競合会社のカプセル(参考画像)

スペースX社の「ドラゴン」



ボーイング社の「CST-100」







ヴァージンギャラクティック社のスペースシップ2・テスト飛行(25.4.29)


スペースシップ2テスト飛行成功(4.29.2013)

初の飛行テスト成功、2005年から開発以来 (25.4..29)

ヴァージンギャラクティック提供:写真は、ヴァージンギャラクティック社のスペースシップ2ーの 飛行開発2005 年始まって以来飛行テストに成功宇宙船をその母船からカリフォルニアモハーベ上で月曜日 2013 年 4 月 29 日脱離し、自力飛行テストを行った。イギリスリチャード ・ ブランソンによるヴァージンギャラクティック社は、今年後半に宇宙飛行をめざしその最初動力飛行を行ったヴァージンギャラクティック社の宇宙船は大気圏外に出なかったが段階的に高度を上げる計画で重要マイルス トーン を達成した。



ロケット推進力テスト飛行するスペースシップ2、音速を破る



母船から離脱しロケット推進力で飛ぶスペースシップ2



月を上にして飛ぶスペーススップ2



離陸準備するスペースシップを積んだ母船・ホワイトナイト


スペースシップ2と母船・ホワイトナイト



着陸寸前のスペースシップ2


着陸するスペースシップ2



スペースポートでテストを見る人達、ニューメキシコ(25.4.29)






英ヴァージン 人工衛星計画を発表

一般の人でも宇宙旅行が出来る新たな宇宙船を開発しているイギリスの企業グループ、「ヴァージン」は、同じ技術で、小型の人工衛星を打ち上げる計画を発表し、日本のロケットの競争相手にもなり得るだけに注目を集めています。

独自に開発している宇宙船で、人工衛星を打ち上げる計画を発表したのは、イギリスの企業グループ「ヴァージン」の傘下の企業の1つで、宇宙事業を手がける「ヴァージン・ギャラクティック」社です。
この企業は、滑走路から飛行機のように飛び立ち、ロケットエンジンを使って高度100キロの宇宙に到達出来る新たな宇宙船を開発し、来年、飛行を始める予定です。
これと同じ技術を使えば、重さが220キロ余りの小型の人工衛星をおよそ8億円で打ち上げることが出来るということで、ロケットのように発射台が必要ないことから、「世界中にある空港から打ち上げられるようになる」としています。
人工衛星の打ち上げビジネスを巡っては、ヨーロッパを筆頭に、アメリカやロシア、それに、インドなどのロケットが受注を争っており、日本のロケットも市場の一角をねらっています。
この企業では、2016年には、打ち上げビジネスを始めたいとしており、実現すれば、日本の競争相手にもなり得るだけに注目を集めています。
--NHK(24.7.17)



衛星掲載のロケットを掲載・中央


ロケット発射


ロケットから衛星放出




ヴァージン・ギャラクテイック・スペース社の宇宙フライト計画




ヴァージンスペースシャトル

 
スペースシップ2                                            試験飛行(24.5.31)


【動画】ブランソン社長とスペースシップ2の展示の様子


ヴァージン・ギャラクチック・スペースシップ2、



ヴァージン・ギャラクチック・スペースシップ2、格納庫


ヴァージン・ギャラクチック・スペースシップ2、滑走路


スペースシップ2、格納庫


ヴァージン・ギャラクチック・スペースシップ2、概要図


スペースシップ2概要図


スペースシップ2内部


スペースポート・ハンガーターミナル、ニューメキシコ

 
スペースターミナルの上を飛ぶヴァージンスペースシャトル機、ニューメキシコ         スペースターミナルに着陸したスペースシャトル  


 
実験風景

ヴァージン・ギャラクテイック・スペース社のファーストフライト



【動画】 ヴァージン・ギャラクテイック・スペース社のファーストフライト;スペースシップ2を基地話、着陸実験







民間ロケット


アメリカの民間ロケット




スペースX打ち上げサイト


スペースX社組み立て工場


スペースX社のロケット


スペースX社のロケット;同じ型のエンジンを束ねてコスト削減を実現したロケット



スペースX9打ち上げ


軌道に乗ったドラゴン(カプセル)



スペースX社が打ち上げたドラゴンドッキングに成功(24.5.31)


帰還したスペースXのドラゴン(カプセル)







宇宙ホテル


イメージ各種




スペースホテルイメージ1


スペ3ースホテルイメージ2

 
宇宙ホテル、スペースリゾート・イメージ3                               宇宙ホテル、スペースリゾート・イメージ3、ドッキングイメージ




 
試作中の宇宙ホテル                                         スペースホテル内部イメージ









宇宙資源開発


米ベンチャーが小惑星で資源開発へ プラチナ採掘目指す

米ベンチャー企業のプラネタリー・リソーシズ(本社ワシントン州ベルビュー)は24日、小惑星の資源開発を目指し、ロボットシステムと無人宇宙船を開発する計画を発表した。まずは地球軌道を周回する宇宙望遠鏡を2013年末までに打ち上げ、地球近くにある小惑星を調べて資源採掘の候補を探す。

同社の創設者は1990年代に宇宙旅行会社スペース・アドベンチャーズを立ち上げたエリック・アンダーソン、ピーター・ディアマンディスの両氏。出資者には映画監督のジェームズ・キャメロン氏、ネット検索大手グーグル経営者のラリー・ペイジ、エリック・シュミット両氏といった有名人が名を連ね、米航空宇宙局(NASA)の元職員や宇宙飛行士も幹部や顧問として加わっている。

計画では、宇宙望遠鏡に続いて探査宇宙船の一群を打ち上げて採掘候補となる小惑星の軌道に乗せて、10年以内をめどに、どんな資源が埋蔵されているかを調査。プラチナ(白金)などの貴金属の採掘を目指すとともに、水分を抽出して宇宙での燃料や補給のために利用する計画だという。人間を送り込むとコストがかさむという理由から、探査は主にロボットの利用を予定している。

ディアマンディス氏はワシントン州シアトルで記者会見し、「地球の資源はピンチに陥っている。われわれはいずれ、この枯渇状態を資源豊かな状態に変えることができる」と強調。「実現は可能だ。非常に困難ではあるが、経済的見返りと人類にとっての利益は膨大だ」と力を込めた。
プラネタリー・リソーシズによると、プラチナなどの貴金属がもっと豊富に採掘できれば、重要な電子機器の継続的な開発が保証され、低価格化にもつながり得る。プラチナを豊富に含んだ直径500メートルの小惑星1つで、地球でこれまでに採掘された白金族金属の全量に相当するほか、直径80メートルの小惑星なら1000億ドル相当の金属の埋蔵が見込めるという。

一方、小惑星ではなく月の資源開発を目指す企業もある。ムーン・エクスプレス(カリフォルニア州マンテンビュー)は同日、月からの貴金属採掘を目指し、月を専門とする科学者5人を顧問として迎え入れたと発表した。

同社では、月には昔から小惑星が何度も衝突していることから、小惑星の貴金属が月面に埋蔵されているのは確実だと説明。「相当量の白金族金属が存在することは、アポロが収集したサンプルや月の隕石(いんせき)から証明されている」とした。同社は採掘の候補地を探すため、ロボットの第2陣を月に送り込む計画。
--CNN(4.25-2.12)



月の資源


APOLLO計画で持ち帰られた岩石を分析した結果,月の表面に存在する鉱物は約100種類であり,主要鉱物は輝石,カンラン石,斜長石,イルメナイトなどであることがわかっている。また,月の表面は隕石の衝突によって粉砕されたレゴリスによって覆われており,レゴリスに含まれているイルメナイトや灰長石などは有用な鉱物資源である。FeおよびTiを主成分としてFeTiO3として表されるイルメナイトを,レゴリスは約15%含んでおり,還元して分離すればチタンと鉄と酸素が得られる。灰長石はレゴリス中に約45%含まれており,灰長石はセメントの原料となる。

月資源を材料化学的な観点から評価すると,さまざまな利用方法が理論上可能と考えられている。表には実現性に関して疑問のある方法も含まれているが,月資源を利用するために,月土壌を還元して所要の元素を取り出すというプロセスは,多くの資源利用方法において必要になると考えられる。

重要なことは,月表面には太陽風が直接月に降り注ぐので,レゴリスには太陽風ガスが吸着されていることである。レゴリスに吸着されたガス(水素,水,He,CO2,メタン,窒素)は,200-900℃に加熱するだけで脱着するので簡単に回収することができ,そのうちでも3Heは核融合炉の燃料になるので注目されている物質である。3Heが50kgあれば100万kWの発電所の1年間の発電量と同等の発電ができる。しかし3Heの濃度は極めて低いので,1kgの3Heを得るには10万tのレゴリスを月面上で採掘,処理する必要がある。3Heの回収には月面を破壊しない回収方法の開発も必要である。月資源利用に必要な採鉱,選鉱,精錬,冶金,加工,処理,リサイクルなどのプロセスは基本的には地球上で確立された技術の応用となるが,月面環境や月資源の特殊性を考慮して,最適なシステムを構築することが課題である。
--(東京工業大学 大学院総合理工学研究科渡辺隆行




中国の宇宙開発投資に10倍の経済効果


中国航天科技集団公司の馬興瑞総経理(社長)はこのほど、「ある人がまとめた統計によると、宇宙科学技術は1ドルの投資で7-12ドルのリターンになる。宇宙科学技術は『技術の鉱脈』と呼ばれ、技術に対する牽引作用や経済成長に対する駆動作用は想像をはるかに上回る。例を挙げれば、衛星1基を打ち上げると、研究開発や打ち上げ業務の費用が発生するだけでなく、これに運営業務や地上でのメンテナンス業務の費用が加わり、一連の業務がもたらす費用は相当なものになる」と述べた。

米国の有人宇宙飛行計画「アポロ計画」は、1961年にスタートしてから72年に終了するまでに240億ドルの費用がかかった。この240億ドルの投資がその後、数千億ドルに上る民間利用市場を切り開くとは誰しも予想していなかった。

同集団システム科学・プロジェクト研究院の王崑声院長は、「スーパーに並んでいる『宇宙コメ』や『宇宙野菜』だけではない。宇宙経済は未来の経済の新しい成長点であり、さまざまな方面から私たちの生活を極めて大きく変えるものとなる」と指摘。人類の宇宙科学技術によってもたらされた経済活動はすべて宇宙経済に属しており、宇宙経済は通信、金融、医療、国防、宇宙旅行、宇宙資源開発、宇宙エネルギー利用などさまざまな分野をカバーすると説明した。

中国宇宙プロジェクトコンサルティングセンター宇宙システム論証研究部の周暁紀副主任によると、宇宙科学技術は社会経済や科学技術が進歩するためのエンジンであり、生産力の発展を絶えず促進するものだ。宇宙科学技術は経済発展モデルを変化させ、新たな成長点や国の科学技術イノベーションを追求する上で、極めて重要な意義をもつという。

またある専門家によると、宇宙経済は今後10年、20年にわたって中国経済のもう一つの有力な推進装置となる見込みだ。

宇宙科学技術は関連産業に対して明確な促進作用と牽引作用をもっている。王院長によると、中国がここ数年間に開発利用した新材料約1100種類のうち、80%は宇宙技術に牽引される形で完成したものだ。現在、中国には国民経済の各部門に「移植」された宇宙技術成果が2千件以上ある。民間の宇宙事業生産額が宇宙事業生産額全体に占める割合は半分に上り、投入産出比率は1対10に達するという。

こうした経済発展の増幅器といえる宇宙技術は、今や巨大なエネルギーを放射しつつある。おおざっぱな見積もりによると、中国の宇宙産業から派生した産業チェーンはすでに1200億元の規模に達している。衛星分野だけをみても、衛星放送による通信教育という「空の学校」で中国の数千万人が学び、直接節約した資源は数百億元の規模に達する。鉱物生産、地質、鉄道、橋梁といった部門では衛星資源を利用して探査を行っており、節約した資源と獲得した利益は相当なものになる。

▽宇宙産業の経済的利益 中国は世界の3%

ここ数年来、とりわけ国際金融危機が過ぎ去ってから、世界の宇宙経済は猛烈な勢いで発展し、新たな経済成長点となっており、伝統的な産業が停滞したりマイナス成長に陥ったりしているのとは鮮明な対照を成している。

あるデータによると、現在の世界の宇宙産業の経済的利益全体のうち、商業分野での利益が60%以上になる。この数字をみると、中国の宇宙産業の歩みがまだまだ遅いことは明らかだ。周副主任は、「中国の宇宙産業の経済的利益が世界全体に占める割合は3%前後にとどまる。中国の宇宙産業は、今はまだ産業化の段階に入っただけで、商業化については語るべくもない」という。

ある宇宙産業関係者によると、中国の宇宙産業は産業化プロセスが停滞しており、その原因として次のようなことが考えられるという。社会資本をどのように取りこむかという問題が解決できていないこと、長期的に安定した運行を担う衛星の応用システムが形成されていないこと、国際的な競争が激しいこと、西側諸国が安全保障への配慮からさまざまな制限を設けていること、などだ。

周副主任によると、中国の宇宙産業は産業化を早急に成し遂げ、商業化に向かう必要があるが、より大きな障害としては既存の体制に潜む弊害があり、できるだけ早くこれを取り除かなければならないという。

問題の一つとして、衛星資源の担当部門がバラバラであることが挙げられる。複数の部門が衛星打ち上げを申請しており、打ち上げが行われれば行われたで、部門間で共有したり情報交換したりすることはなく、このため衛星の利用効率が低くなっている。こうした衛星に対応する地上の接収ステーション、情報処理作業、メンテナンス作業などには、いずれも国の投資が必要だ。

現在、空の上から地面まで、衛星関連工業から末端の応用までをカバーする総合的な計画はない。宇宙産業関係者のいう「天地一体化」はまだ達成できていない。

ある専門家によると、衛星の研究開発や打ち上げといった部分はしばらくは開放するべきではない。地面に属する末端の応用や運営業務についての政策では、社会資本に対しほとんど制限を設けていない。中国の宇宙産業の産業化と商業化は、末端の応用と運営業務の商業化を奨励することからスタートし、翻って体制改革へと進むのが適切だという

「--(人民網日本語版」2012年6月27日)







ロケット世界の事情


負けるな日本! 加速する世界のロケット開発 低コスト化の競争も激化


米民間企業が4月、新型ロケットの試験飛行に成功し、世界のロケット開発は新局面を迎えた。宇宙への物資輸送や衛星の打ち上げビジネスでコスト競争が激化しており、日本は8月にも新型機「イプシロン」を打ち上げる。ロシアや中国でも将来の次世代機の開発が進む。各国で加速するロケット開発の動向を探った。(草下健夫)

米国、民間の物資輸送が本格化

 米民間企業オービタル・サイエンシズ社は4月21日、国際宇宙ステーション(ISS)に物質を運ぶための新型ロケット「アンタレス」の試験飛行に成功した。年内に物資補給機「シグナス」の初号機を打ち上げる予定で、民間の宇宙輸送ビジネスが本格化する。


アンタレス 民間ロケット



ファルコン スペースX社製

 米航空宇宙局(NASA)は2011年、老朽化と運用コストの高さが問題になっていたスペースシャトルを廃止。ISSへの有人飛行を当面、ロシアのソユーズ宇宙船に依存する一方で、物資輸送は民間路線へ大きく転換した。

 物資輸送ではスペースX社が昨年5月以降、独自のロケット「ファルコン9」で無人補給機「ドラゴン」をISSに送っている。オービタル社の参入はこれに続くもので、両社ともNASAと大規模な輸送契約を締結しており、低コスト化の競争が激化しそうだ。

 一方、有人飛行でもロシア依存からの脱却を目指して複数の米国企業が宇宙船の開発を進めており、スペースX社もドラゴンの有人化を目指す。また、NASAは将来の月や火星の有人探査を目標に大型ロケット「SLS」を開発中で、17年に無人飛行試験に臨む。


アメリカ SLS

ロシア、機体と発射場で自律めざす

 ロシアのロケット打ち上げ回数は昨年までの10年間で266回と世界最多で、2位の米国(173回)を圧倒する。中でも主力の大型機「プロトンM」は打ち上げ価格の安さから、欧州の大型機「アリアン5」とともに大型衛星の打ち上げ市場を二分してきた。


シューズ バイコヌール基地 ロシア

 ところが近年、プロトンはトラブルで失敗が相次ぎ、技術面や品質管理を不安視する見方が広がった。プロトンが搭載する機器の多くはウクライナ製で、ソ連崩壊後に独立した隣国に現在も生産を依存する事情を抱えており、自律的な製造体制の確立が安全保障上も大きな課題となってきた。

 そこでロシアは現在、純国産とされる新型ロケット「アンガラ」シリーズの開発を進めている。プロトンや、冷戦期に製造され不要になった大陸間弾道ミサイル(ICBM)を転用した中小型機などを代替する計画で、年内にも試験打ち上げを行う。

 一方、発射場も旧ソ連時代から続く体制の見直しが課題だ。プロトンやソユーズ宇宙船などを打ち上げるバイコヌール宇宙基地はカザフスタンにあり、ロシアは多額の使用料を払い租借している。

 自国内で安定して打ち上げる必要から、巨費を投じて極東のアムール州に新たに「ボストーチヌイ宇宙基地」を建設中で、15年にも無人ロケットで運用を開始。その後、数年以内に有人ロケットでも使用を目指す。ロシア側は基地建設に伴うインフラ整備で日本からの投資に期待を寄せる。

日本の切り札「イプシロン」、夏に打ち上げ

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は小型衛星向けの新型固体燃料ロケット「イプシロン」を8月にも打ち上げる。06年に廃止されたM5の後継機で、国産の新型機は液体燃料を使う主力機のH2A以来、12年ぶりになる。


イプシロン  JAXA

 低コストと効率性が売り物で、本格運用時の打ち上げ費用はM5の半分の38億円を目指す。パソコン数台による機動的な「モバイル管制」が可能で、M5で100人規模だった管制員はわずか5人程度に。ロケットが自動で機体点検を行うなど、従来の概念を一新する国産ロケットの切り札的な存在だ。

 一方、H2Aは01年以降、22回の打ち上げで95・4%の成功率を達成。世界の主要機に匹敵する信頼性を確立した。コスト低減で競争力を強化するため、07年に打ち上げ業務を三菱重工業に移管。昨年5月には韓国の多目的実用衛星を打ち上げ、初の商業打ち上げに成功した。


H2A  種子島 日本

 しかし、その後は商業打ち上げの受注を獲得できていない。アリアンやプロトンに比べ実績が少なく、コストも割高なうえ円高が追い打ちをかけ、苦境が続く。三菱重工業は今年度中に打ち上げ能力の向上や、衛星分離時の衝撃を抑える改良を行う計画だ。

ただ、日本が厳しい受注競争に食い込むには、さらに能力や効率性を高めた「H3」とも呼ばれる次世代大型機が必要とされる。JAXAが研究中だが、開発の行方は不透明。政府の宇宙政策委員会の部会では、委員から「大型投資を行うべきか慎重な検討が必要」などの意見が上がっている。

欧州、衛星の大型化に対応

 欧州は世界の衛星打ち上げ市場で高いシェアを誇るアリアン5を保有するが、衛星の大型化に対応するため改良型のアリアン5MEを開発中で、18年の初打ち上げを目指す。さらに次世代機のアリアン6も21年の実用化が目標だ。


アリアン5 ヨーロッパ

 1960~70年代にロケット「ヨーロッパ」の開発に失敗し、宇宙開発で米ソに主導権を握られた苦い経験から、欧州宇宙機関(ESA)は「独立した宇宙へのアクセス」を重要目標に掲げてきた。

 ロケットの開発費だけでなく、製造に関わる固定費の一部まで公的負担する手厚い支援を続けており、日本の宇宙関係者からは盤石な開発体制をうらやむ声も聞かれる。打ち上げに有利な赤道付近の仏領ギアナに発射場を持ち、低コストでの打ち上げが可能なことも競争力の要因だ。

 民間企業では4月29日、英ヴァージン・ギャラクティック社が宇宙船「スペースシップ2」でエンジンを使った初の試験飛行を実施。ジェット機に取り付けた宇宙船が飛行中に分離して弾道飛行する設計で、実用化すれば乗客が約5分間、無重力を体験できる。

中国、独自の宇宙基地目指し次世代機

 03年に独自の有人飛行を実現した中国は、自国の宇宙ステーション構築の大目標を達成するため、ロケット「長征」シリーズの次世代機開発を進めている。このうち長征5号は補助ロケットの組み合わせにより、宇宙ステーションに物資を運ぶ大型補給機も打ち上げ可能な大型機で、来年の初打ち上げを目指す。


長征  中国

 衛星打ち上げ市場でも積極的で、昨年は2回の商業打ち上げを実現。15年までに世界市場の15%を目標に掲げ、南米やアフリカ、アジア諸国などに売り込みをかけている。ICBMを改造した中国初の固体燃料ロケット「長征11号」も今年から開発が始まった。すでに宇宙大国入りを果たした中国だが、将来は欧米の宇宙産業を脅かす存在になる可能性を秘めている。

---産経新聞(25.5.5)






日本の事情;日本は勝ち残れるだろうか?


日本の国際競争力失う 宇宙船開発、将来像見えず

米国の無人宇宙船「ドラゴン」が5月下旬、民間として初めて国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングし、ISSへの物資輸送は新たな時代を迎えた。日本は今月21日に3号機を打ち上げる無人宇宙船「こうのとり」で存在感を示してきたが、費用や能力で国際競争力を失いつつある。帰還型への改良構想も具体化しておらず、国産宇宙船の将来像は見えない。

◇ドラゴンは米ベンチャーのスペースX社が開発した民間宇宙船。独自の大型ロケット「ファルコン9」で打ち上げられ、飛行士の日用品などをISSに補給し、実験試料や日本の通信装置などを回収して帰還に成功した。

 米国はISSへの物資輸送を担ってきたスペースシャトルが昨年7月に退役。今回のドラゴンは試験飛行だったが、その技術力が実証されたことで物資輸送は民間の時代に突入した。

 ドラゴンの打ち上げ費用はロケットを含め約110億円とされ、シャトルや日欧の無人宇宙船と比べて格段に安い。また、シャトルの退役後、ISSからの物資回収はわずか120キロしか積めないロシアのソユーズ宇宙船に頼っていたが、ドラゴンなら1・5トンまで可能だ。

 スペースX社は約1280億円で12機を打ち上げ、計20トンの物資を運ぶ契約を米航空宇宙局(NASA)と締結しており、年内に第1便を打ち上げる。米オービタル・サイエンシズ社も同様の契約で年内に無人宇宙船「シグナス」の試験機を打ち上げる予定で、将来は両社で年間計5機の打ち上げが見込まれている。

危うかった成功

 一方、日本は2009年にこうのとりの初号機を打ち上げ、独自の輸送手段を確立した。その技術は国際的に高く評価されており、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は16年度ごろまでに計7機を打ち上げる。

 この計画は国際協定に基づくものだが、NASAは8号機以降もこうのとりの打ち上げを継続するよう日本に求めている。背景にはISSが20年まで運用されることに加え、物資輸送を民間だけに任せることへの危機感がある。

 ISSへの物資輸送は、原則として日米欧側とロシア側がそれぞれの責任で行う。しかし、最も多くの物資を運べる欧州宇宙機関の「ATV」は、あと2回で運用終了の見通しだ。こうのとりも打ち切られると、日米欧の物資輸送はほぼ民間頼みとなり、事故などが起きれば継続される保証はなくなってしまう。

 実際、ドラゴンは今回の打ち上げ直前にロケットエンジンの不調が見つかったほか、ISS接近時に機器の異常が発生。こうのとりで同様の事態が起きれば、ISSへの衝突を避けるため緊急離脱が予想されるトラブルだったが、そのままドッキングする危うい成功だったという。

帰還型を検討

 こうのとりはドラゴンの倍近い最大6トンの物資を補給できるのが強みで、大型装置を運べる唯一の宇宙船だ。だが大気圏再突入時に燃え尽きるため、物資の回収はできない弱点がある。

このためJAXAはこうのとりを改良し、物資を回収できる帰還型「HTV-R」の開発を検討している。機体の一部を米アポロ宇宙船に似た形状の帰還カプセルに置き換え、最大1・6トンの回収を可能にする案が有力だ。ただ、この場合は搭載スペースが狭くなり大型装置を輸送できなくなるため、米国の同意を得るのは難しそうだ。

 一方、こうのとりは打ち上げ費用が大型ロケット「H2B」を含め約290億円と割高なのも課題だ。このため機体をドラゴンに似せた低コスト型の開発も今年から並行して検討を始めたが、いずれも見通しは不透明なままだ。

 日本は米国の意向に沿ってこうのとりの運用を延長するか、帰還型に発展させて独自の有人宇宙船開発に近づくのかという岐路に立たされているが、方針は定まっていない。帰還型の開発には少なくとも4、5年はかかる。ISSの運用期間を考えると、残された時間はわずかだ。

 JAXAの鈴木裕介宇宙ステーション回収機研究開発室長は「帰還技術が実証できれば日本は宇宙輸送で米国に大きく近づく。今はそれを目指すか、技術の陳腐化を待つかの分岐点だ」と話す。計画の行方は日本の宇宙戦略に大きく関わってくるだけに、決断の先延ばしは許されない。
--産経新聞(24.7.3)



H2A打ち上げ風景(24.5.17)




各国のロケット性能比較(JAXA2005)


各国の打ちげコスト比較(JAXA2005)


日本の宇宙開発」および「PLANET計画」

日本の宇宙開発は着々と進んでいる。とくにPLANET計画による地球外天体の探査などに顕著であり、月探査衛星かぐやが活躍したほか、イオンエンジンの長期可動実証機と小惑星探査を目標に開発されたはやぶさで小惑星からのサンプルリターンに成功している。地球外天体の探査でははやぶさ2、ベピ・コロンボなどの打ち上げが予定されている。また、国際宇宙ステーションへの補給機であるこうのとりをH-IIBで打ち上げており、アメリカのスペースシャトルの引退後は最大の補給機になる予定である。有人宇宙飛行には積極的ではないもののHOPE-Xという日本版スペースシャトル計画が存在し、現在もスペースプレーンという名称で研究が進行中である。

以前は宇宙開発の中で行われなかった情報収集衛星も打ち上げ、4基体制になっており、宇宙基本法で安全保障用の利用も行えるように法律を変更した。近年は米国だけでなく欧州の宇宙機関との協力もみられる。





経済・社会効果


日本の評価・JAXA


社会生活への貢献
ひまわり画像の利用により天気予報の精度向上や台風の進路分析等が可能となり、生活の利便性が向上すること。
-CS/BS放送などの衛星テレビや衛星通信を利用した海外衛星中継、遠隔医療/教育等の利用が可能になり生活の利便性が向上すること。

-地球観測衛星の画像を利用することにより、災害の状況の把握、農林水産資源・水資源を把握・管理、地球環境の現状の把握/将来の予測、地図の作製等が可能となり、生活の利便性が向上すること。

産業への貢献
-ロケットや人工衛星の開発活動を通じた先端科学技術レベルの向上、先端科学技術の保有および国際競争力の確保により産業へ貢献すること。
-独自の先端科学技術の保有による自立性の確保が可能となり産業へ貢献すること。
-開発活動を通じて獲得した先進的な技術を用いたスピンオフ/スピンアウト活動などによる産業活性化効果により産業へ貢献すること。

国際社会への貢献
-地球温暖化現象、オゾン層の破壊、熱帯林の減少、異常気象の発生等の地球規模の様々な環境問題の解決へ貢献し、国際社会へ貢献することができること。

学問・教育への貢献
-火星や月の探査、彗星や深宇宙、X線等の天文観測などによる未知の現象の解明、真理の追究などを通じた先進学問へ貢献すること。
-理科教材への利用や宇宙への興味の喚起による理科離れの防止効果などによる教育へ貢献すること。
-月・惑星の探査活動などによる宇宙の起源の探索や未知の現象の解明などを通じた未知の現象の発見の感動/自国の技術力に対する誇り等を共有することや、宇宙に対する夢・憧れ等の喚起による個人の気持ちの充足への貢献すること。

個人の気持ちの充足への貢献
-日本人宇宙飛行士のスペースシャトルへの搭乗や、国際宇宙ステーション活動への参加などによる、感動体験/日本人であることの誇り等の共有や宇宙に対する夢・憧れ等の喚起による個人の気持ちの充足への貢献すること。
ーーJAXA(17.9.21)

先進国の評価



先進国の宇宙開発競争は割に合わない? 国威発揚に燃える国と燃えない国

アメリカが財政難から有人月探査計画を中止。先進国では宇宙開発競争の費用対効果について疑問の声も。一方で中印は競争を激化させている。

 アメリカが有人月探査計画「コンステレーション計画」の中止を決定した。1969年に人類を初めて月に送り込んだアポロ計画以来の大計画だったが、財政難から続行を断念した。

 2004年に発案されたコンステレーション計画は、遅くとも2020年までに有人月探査を再実現するもの。有人火星探査も視野に入れ、これまでに約90億ドル(約8100億円)が費やされた。計画を中止していなければ、さらに多額の予算が必要になっていたという。

 そもそも、宇宙開発は何のために行われるのだろうか。まず考えられるのは、国威発揚と軍事技術への転用である。

 世界の宇宙開発競争は、1957年に旧ソ連が世界初の人工衛星を打ち上げたことから本格的に始まった。旧ソ連と冷戦下にあったアメリカは、宇宙開発で旧ソ連に負けたことにショックを受け、積極的に宇宙開発に力を入れた。その結果、人類初めての有人月探査では、アメリカが勝つことになった。

 冷戦下の国威発揚で始まった宇宙開発競争だが、それ以外の目的もある。宇宙開発によって培われた技術は、人工衛星ビジネスなどの宇宙産業だけでなく、関連分野を含めて広くハイテク産業の成長にも寄与する。

 市場調査・コンサルティング会社のシード・プランニングが出したレポートによれば、宇宙開発に直接関わる宇宙機器産業だけでも、市場規模は日本で約2300億円、ヨーロッパで約8700億円、アメリカで約3兆8000億円になるという。周辺分野も含めると、宇宙関連市場はその何倍にも膨らむと言われている。

 ただ、とくに先進国の国民世論は、宇宙開発競争を割に合わないと感じているようだ。先進国が財政赤字を抱えていることが理由としてある一方で、先進国の国民は、国威発揚に燃える段階を卒業しているのかもしれない。

 アメリカ国民の半分は、有人月探査にも有人火星探査にも反対している。この世論はコンステレーション計画中止にも影響を与えた。

 日本国民も、宇宙開発にはそれほど熱中していない。2009年に政府が作成した「宇宙基本計画」案では、「日の丸人型ロボット月面歩行計画」なる計画が盛り込まれていた。ところが、国民から募集したパブリックコメントでは、「これに一体何の意味があるのか?」「大人の自己満足以外の何物でもない」と、きびしい批判が目立った。

 一方、新興国のインドと中国は、宇宙開発競争に力を入れている。インドは2016年までに有人宇宙飛行をする計画を準備しており、予算規模は約26億ドル(約2340億円)。中国は、2003年に「神舟5号」を打ち上げて、世界3番目の有人宇宙飛行を達成している。

 日本も、将来的な有人宇宙飛行を掲げてはいるが、具体的な計画はない。仮に日本が計画を進めると、約2兆円かかるという試算も。インドや中国に対抗して、国威発揚のために宇宙開発競争に日本が積極的に参加する可能性は高いとはいえないのが現状だ。







国際競争各国の事情



民間宇宙開発競争

米ソ間や米欧間、米中間の宇宙競争のような、国同士の競争でない「宇宙競争」も民間分野で起こっている。初期の民間宇宙競争は軌道上に観光客を送り込む「宇宙旅行」をめぐって行われた。2001年4月28日、アメリカ人実業家のデニス・チトー (Dennis Tito) は約2,000万ドルの費用を支払い、ロシアのソユーズTM-32に乗って国際宇宙ステーションを訪問し、史上初の全額自己負担による宇宙観光客となり世界を驚かせた。民間による有人宇宙船打ち上げ(弾道飛行でもかまわない)に対し1,000万ドルの賞金を懸けた「アンサリ・エックス賞」は、民間企業同士による新しい宇宙競争への期待を高めた。2004年10月、スペースシップワンが高度100kmの有人飛行に成功、民間初の有人宇宙船となり賞金を手にした。2004年の暮れ、ヴァージングループを率いるイギリスの実業家リチャード・ブランソンは宇宙旅行会社「ヴァージン・ギャラクティック」の設立を発表、スペースシップワンの技術供与を受けて2008年までに旅客を乗せて弾道飛行を行うことにしている。








エリアン5、ヨーロッパ


エリアン打ち上げサイト


スユーズ打ち上げ、ロシア


プロトン、ロシア


プロトンの打ち上げ、ロシア





中国ロケット長征CZ-2F


中国ロケットCZ-2F


中国(senzchouー9)CZ-2F打ち上げ





デルタロケット、アメリカ



国際ロケットサイズ比較;日本のH2Aは左から4番目、サターンとアリナー5はほぼ同サイズ







インド-GSLV


インドGSLV打ち上げ基地





韓国KSLV


韓国打ち上げ



打ち上げ。打ち上げ後行方不明で失敗(2008)


韓国衛星打ち上げロケット




北朝鮮 打ち上げ失敗(2012)





民間宇宙飛行機イメージ




virgin-garatic-space


Xcor-lynx-space





Olynxx-spaceship


次期シャトルイメージ









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